予言します。
あなたはきっと、この物語を読むに、お腹を抱えてゲラゲラ笑わずにはいられないでしょう。
千夜一夜物語。
アラビアンナイト。
むせかえるような香とシルクと、ハーレム。
官能と残虐さ、生と死が近しい、魅惑的なイスラム世界の物語ですよね。
ええ、間違ってません。
ですが、こちらの千夜一夜物語は、なんともたまらない可愛さがあるのです。
作者様のアレンジの利いたユーモア。
スマートでキュートで、なんとも軽妙。
原典通りの中盤まで、
「読んだことあるよ、聞いたことあるよ」
そんな人も。
「読んだことない、聞いたことない」
そんな人も、等しく新しい物語を読むように楽しめる。
が!
そこで終わらないのが、こちらのお話。
怒涛のドエス展開が待ち受けているのです!
ここからはもう、作者様の独断場!
笑いと恐怖(?)と官能と。
とにかく読んで。
そして味わってください。