イチオシレビュー一覧

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悪役貴族に転生したものの善行をすれば父を筆頭に悪役家族に不信感を抱かれて最悪死にそう…でも悪事はしたくない…
そうだ!悪のふりをしながらバレないように行動して自分が生き残る道を進もう!

そんな感じの物語、主人公は所謂最強主人公ですが、途中で毒殺や親しい人が離れた場所で人質にとられるなど…絡め手に対しては自分1人強くなっても対応できない…と対策を考えたり原作キャラを助けたり(悪役のフリをしたながら)します。
基本的に自分より他者優先なのが好感がもてます

そしてヒロイン達の重たい想いの的に…
ヒロイン達の視点が多めなので物語がわかりやすく
主人公視点の時のヒロイン達との絡みがより面白いです
ヒロイン達が主人公に抱いてる想いはそれぞれ違いがあり、
それもまた面白いです

完結まで楽しく読ませていただきます
義姉や義母に虐げられてきた少女エルナが、実は前世で国を守った竜だったという記憶を取り戻し、再び運命と向き合っていく異世界転生ファンタジー。王宮の儀式や偽りの竜騒動、前世の勇者との再会など、王道展開を押さえつつもテンポよく進んで飽きさせず、ヒロインが自分の過去と向き合いながら成長していく姿が丁寧に描かれていて、感情移入しやすいです。
また、文中で独特な擬音が多用されていて、まるで絵本の小説版を読んでいるような、どこかやさしくあたたかい雰囲気で楽しく読ませていただきました。
エアコンのない梅雨の学校というのものは大変不快だった記憶があります。
エアコンがあったとしても気温が低ければ付けて貰えないのではないでしょうか?
コンクリで作られた校舎の中でジメジメというのは、それだけで気分がとんでもなく暗くなってしまう環境だった記憶があります。
そういう学生生活の記憶が呼び起こされてしまいます。
でも安心してください!
この話はそんなジメジメしたものを吹き飛ばすだけの恋の話なのです。
是非読んでみてください!
この物語は、「観測」という少し不思議で繊細なテーマを軸にしながら、主人公と周囲の人物たちとの心の触れ合いを丁寧に描いています。
はじめは淡々としていた主人公の視点が、出会いや出来事を重ねるごとに少しずつ温度を帯びていくのが印象的でした。特に科学部でのやりとりは、個性豊かなキャラクターたちの想いや価値観がまっすぐに伝わってきて、読んでいて心がやわらかくなる瞬間がたくさんありました。

感情を「記録する」ことで向き合おうとする主人公と、周囲の“観測者”たちとの化学反応が、これからどんな軌跡を描いていくのか。静かだけど確かな希望を感じさせてくれる、優しくて誠実な物語です。


黒猫ぴっかは、熱を出した白猫もーふを元気づける物を揃えるために、雪の中を冒険に出かけます。
ぴっかが訪れた先で出会ったのは、もーふの足跡でした。
そして花の蜜を手に入れるため、葉っぱを落としすっかり寂しくなった木々が並ぶ山の中へ。そのとき、ぴっかもまた買い物で手に入れた品々を守るために防寒着を緩衝材として使い、それは山の木々のようになっていたのです。

物語を包んでいるのは、あたたかくやわらかな空気です。
その辿り着くところは、甘くてとろける……
ぜひ、ぴっかと一緒に冒険に出かけてみてください!

危なっかしいので、先に山へ行けばよかったのでは……と思いましたが、集めているものはどれも壊れ物ばかりでした。
もーふはぴっかのことが心配で安心(?)して病気でいられなかったのかもしれません。
子供の頃に読んでもらった物語が蘇ったような、そんなノスタルジックな気持ちになりました。
レビュー作品黒猫ぴっかの冒険あきみらい短編童話[その他]
図書館で本を楽しむ、ということを教えてくれるようなエッセイ作品です。

のんびりと。
心地よく。
読めば読むほどに柔らかな気持ちになれました。(^ー^)♪♪

穏やかに読める一作となっております。

本好きの方へも積極的におすすめしたい。
そんな風に思いました。

みなさま、よければぜひ、この機会にこちらのエッセイを読んでみてください。
朝の読書タイムにも良さそうですよ。m(_ _)m
レビュー作品図書館+おみくじ=スタジオ めぐみ短編エッセイ[その他]
生きているといろんなことがありますよね。

けれどもそのすべてを背負いながらも通りすぎて。
どこまでも生きてゆく。

それこそが人生なのだ、と、改めて感じさせてくれるような一作でした。

そして!
りんごの赤ワインコンポート、食べたくなりました♪♪(^ー^)

みなさま、よければぜひ、この機会にこちらのエッセイを読んでみてください!m(_ _)m
レビュー作品りんごの赤ワインコンポートスタジオ めぐみ短編エッセイ[その他]

ふじわらしのぶの小説は、他人を笑わせるためではなく、彼自身しか笑えないように設計された“笑いの自家発電”である。読者の存在は最初から想定されておらず、作品はギャグが滑っているように見せかけることで、不安と沈黙を強いる。直弟子の私でさえその面白さは理解できず、むしろ師の精神状態を心配させられる。その“面白くなさ”自体が彼の戦略であり、読み手の感情を支配する術だ。ふじわらはファンを喜ばせる気は一切なく、読後に人格が歪むような“失語の文学”を目指す。私は彼を理解できないからこそ弟子であり続けている。ふじわらは自分自身に笑いの爆弾を仕掛ける文学テロリストであり、私はその爆風を浴びることがやめられないのだ。
白木蓮を読ませていただきました。
主になるのは、中堅貝原さんと新人内田さんにフォーカスした、六花本舗人事部での出来事。「誰か」の日常をのぞいているような気分で読み進めました。
作者の笠原さん自身、主観の「私」と同じで、心の機微に敏感な方なのだと感じました。そして秀逸なのは、「私」の綺麗な感情ばかりでなく、人間らしい感情も隠さず伝えているところ。「他人と比べられた上で褒められた」のに、それを嫌悪しつつも優越感を覚えてしまう…なんて、繊細な感情を拾い上げる描写に惹かれます。
私は完全な「いい人」を今回の会社ではやめようと決意している。内田さんはできることに必死で空回りすることもある。そして内田さんを叱る平手さんも、完全に嫌な人ではない。
本当にみんな、“リアル“。でも物語ならではの温かみが微かにあり、それぞれに感情移入しました。
レビュー作品枝先の彼女【一年かけて季節を一周する短編集】笠原たすき連載中 / 全18エピソード純文学[文芸]
カレーの美味しさを体感させてくれるようなエッセイ作品です。

様々な扱い方のあるカレー。
だからこそ無限の可能性と無限の魅力があるのですね。

希望ある未来を見つめて微笑むように…… カレーという魅力あふれる世界に飛び込んでいきたくなってきました。

みなさま、よければぜひ、この機会にこちらのエッセイを読んでみてください!
素敵な一作です!m(_ _)m
レビュー作品辛口と中辛の間で。caem短編エッセイ[その他]