「もうすぐここへ勇者がやってくるわ。貴方にはそれを撃退してほしいの」 　……えっ、初仕事なのに内容重くね？ 　突然異世界に召喚された高校二年生の【レンマ】は、軽はずみな言動や行動を取ることが多いという変わった名前の由来を持つ、魔王軍の召喚師でネクロマンサーの美女【カルハ】と出会い、彼女の依頼を受けることになった。 　異世界転生特有のチート能力もないまま、初めて任された依頼は勇者の撃退――！？ 　はたして、無力なレンマは、ポンコツ揃いの魔王軍と共に勇者を倒すことができるのか？ 　そして、カルハがレンマを召喚した真の目的とは……。 「私には、貴方に感謝されるほどの価値がない。私は昔……、人を殺したから……」 ※他サイトにも投稿しております。　

病気で若くして死んでしまった恵美。 女神様の力で、異世界に転生出来ることになったのだが、それは断罪され処刑される運命にある悪役令嬢としてだなんて！ 何とか自分で運命に立ち向かって、今度こそ長生きしてやるわ！ 時を同じくして転生したヒロインが、転生する時に持ち出した女神様の宝玉。 宝玉にはその世界の運命が記されているという。 恵美は、協力してくれる女神様の使いと共に、宝玉の強制力に抗いながら、宝玉を取り戻して運命を変えようと翻弄する。 この作品は、アルファポリスで公開しているものを編集して掲載しています。後半は編集しておらず、同じものです。

【第５章（最終章）連載中】 　異世界人が特別な能力をもっているにも関わらず「美少女とハーレムを作ってばかり」なことに落胆した「美少女」タルトは「絶対に異世界人とは関わらない」と決めていた。 　それなのについ異世界人の男の子「安藤夏樹（ナツキ）」を助けてしまったことで関わりをもってしまう。 　ナツキを見捨てることが出来ないタルトは仕方なく「本物の仲間」が見つかるまでの間だけ「美少年」のフリをしてお手伝いすることを決める。自分が「美少女」であることがバレれば異世界人の物語のハーレムの一員になってしまう？　それだけはなんとしても避けなければならない！ 　 　何故か出会う異世界人は確かにチートな能力を持っているものの使えなかったり使いづらかったりとどこか欠点があるポンコツ揃いな上に、都合の良い展開にはなってくれずにいつも斜め上の展開が起きて物語がうまく進まない！？ 　タルトに助けてもらわないとダメな異世界人と、早く美少女の仲間を見つけて異世界人とお別れしたいタルトがなんだかんだで必死に協力しながらふりかかる事件に立ち向かうお話です。その事件の裏側に居るのは……！ 　小さな体をめいっぱい使ってトラブルに挑んでいくタルトをみてやってください。 ※どこから読んでも楽しめるように心がけていますが出来ればどこかの章の初めから読んでいただけるとわかりやすくなっていいかなーと思います！感想などお待ちしてます。 ※小説投稿サイト「カクヨム」様にも同じ内容のものを投稿しています。

　アイルは辟易としていた。 　何故なら彼のいる勇者パーティーのメンバーは、ポンコツ揃いだったからだ。下級の魔物も倒せずに、何かあれば賢者であるアイルに頼る。そんな彼らに愛想を尽かしたアイルは、窮地を利用して勇者パーティーの離脱を選択するのだった。 「ここは俺に任せて、先に行け」 　結果として首尾よくパーティーを離脱したアイルは、名をアイゼンと改めて、冒険者として再出発する。 　そんな彼のもとに、多くの冒険者がやってくるのだが――。 「す、すごい！　全員がまともに戦えるじゃないか！！」 　悲惨な旅とは打って変わって、アイゼンは理想的な冒険者生活を謳歌することになるのだった。 　これは一人の賢者が、新しい居場所を手に入れる物語。