（ちょっと本格的な能力バトルものです） 未知の揺らめく、オーロラに似た壁、その名はカタストロフィライン。 このラインによって世界が東と西に分断され、西側の人類は能力という人体に宿った異能の力を用いて、繁栄を極めていた。 東側の世界に侵入が不可能となり、ラインが進行する期限まで３年と少しの猶予がある世界で、 チンピラ無能力者の主人公のクロガミは、元奴隷の白髪のリリーという少女と共に、貧民街で生活を送っていた。 しかし、ある事件によりクロガミの能力が開花し、リリーと共に異能学園という能力者が集う学園に入学することになる。 そして、クロガミの『業火』という能力を中心に様々な異変が巻き起こっていく。 クロガミは頭と持ち前の根性を活かして、様々な能力者と対峙していき、この世界の真実と向き合っていく。 ※非テンプレかつチート、ハーレム要素は薄いです。中世風の世界観で、ダークファンタジーです。腕が吹っ飛んだり、血が出たりします。本格的な能力バトルがお好きな方は是非！ 　 ※本編の設定が複雑になってきたので、解説のための番外編を設けました！ 『』は能力名、（）は主人公以外のキャラの思考、【】は設定開示のナレーションを表します。

　母、ミシアは語る。 　娘、ミリアがどうしてその父親によって、地下室へ閉じ込められたかを。 　――そうして、悲劇の幕が上がる。 ※ボイコネライブ小説大賞応募作品だったので、特殊な形式となっています。 ※そのうち、気が向いたら普通の小説形式にするかもしれません。

カルロス・アディソン伯爵（52歳）は思わず立ててしまった戦功の褒賞として王太子の後宮から姫を下賜されることになった。後妻をとる気など全くなかったところに、10代の幼妻を迎えることになって、喜びよりも戸惑いが大きい。おだやかな老後の為にもなんとかして下賜姫から逃げられないかと考えて……。 幼妻に腰が引けてるおじさんとそんなおじさんに恋をした下賜姫の、夫婦になるまでの数日のお話。 『「めでたし、めでたし。」じゃ終れないっ!』番外編その3。 エレノアが下賜された頃のお話です。

　お城で開かれた舞踏会。そこで素敵な男性に見初められた少女は、幸せなはずの結婚生活で、辛い現実を知るのだった。