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作者:くまの ほたり/作品情報/Nコード:N7321GX
短編 |
その日も僕は、子どもの保育園へのお迎えのため、商店街を急ぎ足で通り抜けようとしていたが、四つ角の八百屋で声を掛けられた。
声を掛けてきたのは、五分刈り頭の小さなおっさんだ。
そのおっさんは、百五十センチも無さそうな小柄な風体で、実直そうな駅弁売りのように、底の浅い箱をタスキ掛けにした紐で肩から下げて、満面の笑みで僕を見ていた。
その顔は、ひどく狭い富士額をしていて丸顔で、眉と唇は太く、ぎょろぎょろとした目と、鼻の脇には大きなホクロのある特徴的な顔立ちだった。
「韮崎さん、こんにちは!今日も保育園へのお迎えですか!お疲れ様です!」
このおっさんは、まいたけさんだ。
このおっさんは、僕のために、発明品を出してきた。
にらさき まいたけに なれはじめる
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 ほのぼの 男主人公 現代 保育園児の父 子どもの食べなさ どうにもならない まいたけさん エラスティック有機 結晶 ただの木製 ドーパミン関与無し 韮崎がニラを握る よく出来ましたを十回 ネット小説大賞九感想 最終更新日:2021/04/22 22:54 読了時間:約9分(4,303文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:七瀬/作品情報/Nコード:N7300FY
短編 |
僕は、直ぐに魂が体から抜け出してしまうんだよ。
___最初に起きたのは?
僕が、5歳の時だった!
ある日突然! 僕の体が魂が抜け落ちたんだよ。
ふわふわと体が浮いて、もう一人の僕を見ていたんだ!
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 僕は、直ぐに 魂が体から 抜け出して しまうんだよ。 最初に起きたのは? 僕が、5歳の 時だった! ある日突然! 僕の体が魂が 抜け落ちた ふわふわと 体が浮いて もう一人の 僕を見ていた 最終更新日:2020/01/09 03:00 読了時間:約4分(1,765文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:柿村きづき/作品情報/Nコード:N9248EY
連載中 (全5エピソード) |
目を数度擦るが、景色は変わらない。
それどころかはっきりしていく。
上には雲一つない晴天。
僕は草原に寝ていた。
「あれ...ど、どこだよ!ここはー!?」
記憶を振り返るために僕は目を閉じる。
カリムシア王国首都パルディナ。
昨日は、1999年終わりの日。
今日は記念式典の行われる2000年の初めの日だ。
そして昨日は寒い中外に出て...
「あの子のせいか?」
ふと思い出したのは、昨日歩いている時に腰ほどまである白髪の少女に出会った。
その子は僕を見て
「キリ...なの?」
と聞いてきた。
すごく綺麗な声だった。
だが、僕はキリではないし、ましてや知りもしない名前だった。
僕の名前はレン。レン・ヒュナリだ。
僕は髪が黒く、目が緑というこの国では、かなり普通の17歳の青年だ。
だが、人と違うところがひとつだけある。僕は赤の雫の形をした封印用のネックレスを首から下げている。
僕は昔から不思議な力を持っている。
どんな昔のことでも正確に思い出せるし、透視ができるし、思考も戦闘能力も常人より遥か上だ。
その力は、人から見れば気味が悪いと思われていたようでネックレスによって封印を施されていた...。
そこからは思い出したくなくて目を開け我に返る。
そこには、あの少女が立っていた。
金の装飾が施された純白で短めのワンピースを着こなし光を反射させているように見えた。
変わらない何もかも見通すような蒼い目で僕を見ていた。
その子は浮いていた。
「君は...誰だ?ここはどこなんだ?」
「そうね、先に名前を教えておきましょう。名前はアビス。アビス・リターンよ。アビスとよんで。私はアテナ、知恵と戦略の神を司っているわ。神の存在くらいはあなたも知っているわよね?ここはそういう世界なのよ。」
突然神の世界に転移してしまったレン。
そこで出会った少女、アビス。
神の世界を知ってから、レンはどんどん闇の世界へと歩を進めるようになる。
それに責任を感じてしまったアビスは、レンを葬ろうと考える。
だが、それは気づくのがおそすぎた。
今となってはあまりにも無謀であった。
「世界をおとしていこう________。」
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 異世界転移 オリジナル戦記 OVL大賞5 ネット小説大賞七 アイリス大賞3 最終更新日:2018/10/24 22:12 読了時間:約17分(8,300文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:白先綾/作品情報/Nコード:N9755DI
完結済 (全4エピソード) |
他サイトhttp://home.att.ne.jp/theta/coco/との重複投稿となります。過去作に光を当てるべく参上いたしました。
劇は語られる。何事も無く、ただ淡々とした日常におけるスポットライトの元に?それとも事件と事故無き束の間、その幕間の平穏に?受け取り様に依って劇は色を変え、そして我々を染めて行く。ただ、ただ、ひたすらな空の青、海の蒼へ。
製作当時(2003)の宣伝文サルベージしたのでついでに:
月を失われた太陽の代わりに光源として生きる人々の世界。その世界の人々の心に明かりを灯そうと劇団員として頑張る主人公。だが、一向に回復の兆しの見られない世界の陰鬱とした空気に毒され、主人公もまたその光を失ってしまうのだった…。世界の終焉、その時主人公は、何処で、何を思うのか…。
あとキャッチコピー:
"ある日、僕は星空を見ていた。君は笑って僕を見ていた。
ある日、僕は笑顔を見ていた。星になった君を見ていた。"
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: 残酷な描写あり 異世界転移 ファンタジー 涙 悲劇 最終更新日:2016/06/13 11:01 読了時間:約136分(67,891文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
作者:陸 理明/作品情報/Nコード:N1160BT
完結済 (全5エピソード) |
大学時代、僕は派遣のアルバイトをしていた。
これはその時に体験した、不可解で、呼吸が苦しくなるほどに不愉快な出来事だ。
今でも僕はあの時のことを思い出すと背筋が寒くなり、あの気持ちの悪い反吐が出る臭いがまとわりついてくるような気がしてならない。
日本が異常に暑く蒸したあの年の夏、僕は何度季節が巡っても決して忘れられない嫌な思いをしたのだ。
そして、僕を見ていた、あの影のこと。
夏の暑い日の異常はいつまでも僕を蝕んでいる…
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 夏のホラー2013 恐怖体験 コンテナ 最終更新日:2013/08/13 01:49 読了時間:約32分(15,823文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 276 pt ブックマーク: 20件 評価人数: 27 人 評価ポイント: 236 pt |
作者:ワイニスト/作品情報/Nコード:N8722V
短編 |
何となく、そんな気分になる時がないですか?
大きな『力』みたいな何かに見守られてるような、けれどそうでないような……。
今夜の月がそんな風に僕を見ていたんです。
ジャンル:ノンジャンル〔ノンジャンル〕キーワード: 月 200文字 最終更新日:2011/08/16 23:35 読了時間:約1分(200文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 26 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 26 pt |
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