幼い頃に出会った意地悪な男の子。 淡い思いはあったけど、ある出来事で疎遠となった。 学園で再会してから、彼を慕う令嬢の嫌がらせや謂れのない噂に傷つき、また疎遠となった。 ふたりの未来は交差することがあるのかないのか… 素直になれなかった男の子ともう傷付きたくなくて離れたい女の子の話。 ※よくあるお話です ※設定はゆるっと

どこかの研究所のなにかの爆発事故に巻き込まれたらしい藤枝幸は、目覚めたら一年後の世界にいた。 見覚えのないバッグに入っていた日記には、己の筆跡で「空で猫が鳴き、雨となった」と書いてある。なんだそれ？ やたら豪華な病室に閉じ込められ、鬱屈としていた幸のもとにやってきたのは、同じ養護施設で育った幼なじみの藤代学。彼は、周囲が男女を意識しはじめる小学三年生ぐらいを境に、とても意地悪な男の子と化しているのだが、今はなんだかそれ以前に戻ったような、優しくて穏やかな話し方をしてきて幸は面を食らう。 相手もまた、そんな幸に対して違和感を持ったようだ。 決定的だったのは、雨が叩きつける窓の外が光った時に響いた猫の鳴き声。 なんとここは、幸が居たところとは別次元の世界らしい。 この世界の空では、雷鳴音のかわりに猫の鳴く声がするという。 並行世界に紛れ込んでしまった異邦人の物語。 「この作品は日本SF作家クラブの小さな小説コンテスト2024の共通文章から創作したものです。 https://www.pixiv.net/novel/contest/sanacon2024 ※他サイトにも掲載中

北の国に、赤い鼻の少女と白いおひげのおじいさんが、アパートの屋根裏を借りて住んでいました。二人はとても貧しく寂しそうなのに、いつもニコニコしていました。

老若男女が集うハーピーの集落、"ハーピニア"。 そこに住まう"ハル"は飛べないハーピーの少女でした。 意地悪な男の子にいつもいじめられ、友達の"イチカ"に助けられる毎日。 泣き虫のダチョウ娘なんてあだ名をつけられて、辛い日々を過ごしていたのです。 しかしある日、ハルはお母さんの手伝いで商店街に買い物を行くことになるのですが……。

幼馴染のとかげくんと小鳥ちゃんは、今日も仲良しなような仲良くないような。 意地悪な男の子と可愛い女の子のあんまりすっきりしない、恋愛なようなそうじゃないような話です。三回で終わります。 ※以前他のサイト様に投稿していた作品です。

主人公の南坂亜夢（みなみざか　あむ）は９歳のとき、花火大会の日に迷子になってしまった。そのときに助けてくれた同い年くらいの男の子を忘れることができなっかた。中学生のころ幼馴染の桜井悠夢（さくらい　ゆうむ）と行ったｓｗｅｅｔ☆ａｎｇｅｌのコンサートで黒崎翼（くろさき　よく）と出会う。高校生になって前に親友の篠原つぐみ（しのはら　つぐみ）に紹介された意地悪な男の子。水月来夢（みづき　らいむ）と同じ学校しかも同じクラスになってしまう。 ある日、中学のときの書き込み''私の初恋の子探してます''を久しぶりに見るとその子だという男の子が現れた。 その日から、亜夢の心が揺れ動く・・・。