【人類Vs魔物のリアルな戦いを綴る現代ＳＦ英雄譚】 　西暦２０３０年、太陽フレアがきっかけで地上に魔物が現れた。自衛隊が交戦するも全く歯が立たず、お手上げ状態。そんな折、一人の青年にある異変が？ 　平凡な高校生、大和創真が手にしたのは、異世界への扉と世界を動かす「交渉の力」。 　脅威が迫りくる現代、彼は“魔物に抗う武器”を求めて異世界へと旅立った。自衛隊へ売る為に。そして、人類の未来を変える為に・・・ 　この物語は、現代と異世界を行き来するＳＦファンタジーです。しっかりとした現代科学と量子理論で、空想の世界を分かり易く論理的に説明しています。 　主人公は貧乏な男子高校生。進学のお金もなく卒業したら就職する平凡な未来が、突如目覚めた特殊能力によって一変、人類と魔物の壮絶な戦いに巻き込まれていきます。その過程で、様々な人との出会いや商談を通して、徐々に世界が広がり、高校生の男子から大人の男へと成長していく様が見どころです。 　また、商人のお話という事で、実際のバイヤーが体験する交渉術やものづくり、地方を巡る食文化を魅力的に表現しています。 　物語が進むと、作者が独自解釈した壮大な歴史と宇宙が展開されていきます。例えば、白鳥座のブラックホールと邪馬台国の繋がりとか（笑） 　まさに現代と異世界、神話と宇宙が交わる超長編のスペクタクルファンタジーとなっています。 【Ｘで一番嬉しい感想文を頂きました】 　拝読中です！まるで目の前で展開されていると錯覚するほどのリアリティー！ 　異世界とSF！しかも現世まで絡んでくる私が記すには難易度の高すぎる構成に、矛盾や違和感を全く感じないのは何故だろう。そう読みながらずっと考えていました。 　しかも多くの視点を上手にコントロールしながら、ディストピア一歩手前の世界が心地よく、今まで読んだことのない世界観だと、私の心を読んでいるのか！？と疑ってしまうくらいの好きの連続！徐々に膨れ上がる物語、力強くなっていく武装やモンスター。ワクワクせずに読めというのが無理でした！細やかなジョークに富んだ会話の数々。あぁそうだ。ファンタジーではなく基盤のしっかりとした科学や理論が根底にあるのだと。 　二章を楽しみにフォローさせていただいています！

　割り箸を包む、箸袋の想い。

秋の夜に夏から冬へ天を駆け　きみと二人で星巡りする

日本の深宇宙探査船「ハバタキ」が、白鳥座X-1のブラックホールに到着した。純粋に科学的な発見が期待されたこの探査で、乗組員達は意外なものに遭遇する。

聖なる夜に、白鳥座を探そう、西の空に出会えるよ、それは星で造られた十字星、空に輝く十字架を

空想科学宇宙冒険活劇。宇宙暦498年。 弓月明をリーダーとする運び屋＜スペースマン＞は愛機＜フロンティア号＞を駆り宇宙を行く。 流美理を乗せた豪華宇宙客船＜エンゼル＝ヘア＞がブラックホール・白鳥座Ｘ-1で消息を絶った。 暗躍する宇宙海賊ドレイクと不愉快な仲間たち。 Ｘ-1に急行した明たちを待っていたものは・・・