※胸クソ注意‼️ 　キャスタール伯爵家の長女・セシリアは、ある日、自分の婚約者であるブラックシード公爵と、腹違いの妹のエドナがベッドにいるところを目撃してしまう。 　二人を責めたセシリアに返ってきたのは、婚約破棄と魔法での攻撃。 　婚約者からの攻撃で気を失ったセシリアは前世の記憶を思い出す。 　前世でセシリアは、百合という名の、夫を親友に寝取られた「サレ妻」だった。介護をし家事をして尽くしていたはずの夫の家族にも裏切られる。そして離婚して、やっと自分の人生を取り戻したのもつかの間、殺害されてしまったのだ。 　目を覚ましたセシリアは気づいたのだ。 　どんなに尽くしてもどんなに愛してもそれが無駄な相手がいること。 　今までセシリアが彼らに奪われたものは大きかった。身分、財産、能力を搾取されてきたのだ。 　全てのものを取り戻す。これは復讐なのだ。 　――そんなセシリアの前に二人の男性が現れた。 　二人は果たして敵なのか、味方なのか……。

とあるＩＴ技術者が過労死した。 普通そのまま死ぬところを、神？のような存在が現れ、異世界に転生させられる。転生といっても、どうやら転生するタイミングで自殺した人間の体に魂が入り込んだようだ。その人間の名前はグリードという青年。 その場所は拉致された人間が奴隷のように働き続ける場所。ただ、そこで出会ったゴーレムと魔術に触れ、ゴーレムが高度な魔術を元にした制御プログラムで動いていることを知る。 「これ、俺でも作れるんじゃないか？」 これまで古代遺跡から出土するものを使うしかなったゴーレムだったが、グリードはゴーレムのオペレーティング・システムを理解し、様々な魔術のＡＰＩを駆使して新たなゴーレムを次々と作り出す。