作者:カトラス/作品情報/Nコード:N5945KT
連載中 (全41エピソード) |
――語り継がれたものには、理由がある。
千年の都・京都。
伝統と信仰、四季のうつろい、そして静寂の裏にひそむのは――決して語られてこなかった“もうひとつの京都”。
町家に残る襖絵の中で笑う影。
祇園の路地裏に立つ、声を持たぬ舞妓。
五山送り火の夜、山中に見える“焚かれていない火”。
千本鳥居の奥で帰れなくなった男と、代わりに戻ってきた“何か”。
風景は美しく、人々は優しい。
けれどそれは、よそ者にとっての顔。
その場所を歩くなら、どうか耳を澄ませてください。
聞こえてくるのは、過去の音か、未来の呼び声か――。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: ダーク 和風 現代 バッドエンド 怪談 ホラー 京都 都市伝説 和風ホラー 短編集 怨霊 最終更新日:2025/07/17 18:17 読了時間:約109分(54,465文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:NOVENG MUSiQ/作品情報/Nコード:N2339KM
完結済 (全3エピソード) |
小学校1年生の影山 夕(かげやま ゆう)は、雨に濡れた放課後の西階段で偶然、逆回転する古い映写機を見つける。母親から聞いた「フィルムを巻き戻すと、まだ撮られていない未来の景色が映る」という言い伝えに駆られ、自らハンドルを回すと――教室の風景が逆再生で蘇り、黒板には「おくり火ざ」という不思議な星図が浮かび上がった。
翌日は、担任の古関先生による「星図の授業」で、クラスごとに“未来の教室”を撮影・編集することに。夕は友人の正夫(まさお)らとともに、逆巻きするプラネタリウム模型や図工室の絵の具を駆使し、自分たちの名前を灯りにした星図を完成させる。だが中心にはまだ、小さな空白があった。
学期末の「送り火フェスティバル」──体育館に集った全校児童の前で、昭和の開校式映像や班作品が上映される中、最後に流された合同映像で灯籠の光が空白を埋め、「夕」という一文字の星が燦然と輝く。映写機の逆回転と祭の灯が交差し、夕は母とともに川辺へ並んで灯籠を流す。闇に溶けた光は新しい星座となり、まだ見ぬ未来へと続く「送り火座」が完成したのだった。
登場人物紹介
・影山 夕(かげやま ゆう)
・年齢・学年:6歳・小学1年生
・性格・特長:好奇心旺盛で内向的な面も。小柄ながら芯が強く、時間や記憶の謎に心惹かれる。透き通るような紫の瞳と丸いほっぺたが愛らしい。
・大切なもの:母譲りの星座ペンダント/逆回転映写機を操作する小さな手
・影山(母)
・年齢・職業:30代後半、かつては図書ボランティアを務めたこともある
・性格・特長:娘を深く想う優しい母親。古い言い伝えや祭りの風習を語り継ぐ。レトロな映写機と灯籠流しの儀式を心に残す。
・大切なもの:紙製ランタン/檜油の香り
・古関先生(こせき)
・年齢・役職:50代前半、小学校教諭
・性格・特長:校史と映像資料を愛する温厚な指導者。児童の創造力を引き出す特別授業「星図の授業」を企画。
・大切なもの:木箱入りのフィルムリール/開校式の記録映像
・正夫(まさお)
・年齢・学年:同じく小学1年生
・性格・特長:クラスのムードメーカー。女子にも男子にも友だちが多く、思いつきのアイディアを素直に提案する行動派。
・大切なもの:タブレット(撮影用)/金魚袋風の灯籠
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: スピアノベルス大賞1 女主人公 和風 学園 平成 日常 春チャレンジ2025 影送り 逆回転映写機 学園ファンタジー ノスタルジック 最終更新日:2025/05/17 01:18 読了時間:約15分(7,270文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:一条 香夜/作品情報/Nコード:N4087KD
短編 |
世界の北の果てに近い村がある。
その村では初雪が降った次の満月に亡くなったものが星に向かえるよう、夜通しで送り火を焚く。
これはある年、火守の役目を担った少年が触れた送り火についての想いの話。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: ネトコン13 男主人公 西洋 現代 日常 ネトコン13感想 最終更新日:2025/02/25 01:33 読了時間:約13分(6,022文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:上条ソフィ/作品情報/Nコード:N0775JK
完結済 (全8エピソード) |
お盆の初日、大学の友人との飲み会の帰り道、律子は終電ギリギリの電車に乗り込んだ。酔っ払った頭で電車に揺られていると、普段は気にも留めない小さな『野三谷駅』が、『飲み屋駅』に変わっていた。思わずホームに降りた律子は、駅の端が赤提灯が並ぶ飲み屋街になっていることに気づく。ふらふらと吸い寄せられるように足を進めると、そこにいたのは律子が小さい頃に亡くなったおじいちゃんだった。
おじいちゃんはお盆の初日だというのに、なんでこんなところで酔っ払ってるんだ。自身も酔っ払いのテンションで、律子はおじいちゃんを家まで引っ張っていった。
生前は酔うと手がつけられなくなっていた祖父は、いまだに律子の家に爪痕を残している。夫婦とは。家族とは。日常から外れたからこそ言える本音と、それぞれの愛の形。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 お盆 怖くない幽霊 おじいちゃん おばあちゃん 迎え火 送り火 飲み屋街 親娘 夫婦 家族 最終更新日:2024/08/18 23:50 読了時間:約52分(25,800文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:DuG/作品情報/Nコード:N1524JI
短編 |
10年後の桃太郎のお話・・・
最後の仲間送る桃太郎のお話・・・
ジャンル:童話〔その他〕キーワード: 最終更新日:2024/07/24 22:57 読了時間:約2分(831文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:香 祐馬/作品情報/Nコード:N2009IM
完結済 (全34エピソード) |
平凡な25歳、立花依。営業補佐。
恋人の作り方もわからなくなってはや3年。
もう、このままおひとりさまでいいかと思っていたら、あれよあれよと、スパダリ課長に迫られる。
揺れ動きながら、お盆休み。流されるままに付き合っちゃおうかと思っていたところに、不思議なことが起きる。
お盆の始めに迎え火を焚いたら、死んだおばあちゃんがやってきて!?しかも、横に何かイケメンがいるんですけど??もしや、死んだおじいちゃん??
えっ?違う?じゃあ誰?
しかも幽霊って見えるの?えっ?マスコット大の幽霊?可愛すぎませんっ??
ひょんなところから、幽霊と同居を始めることに。
依とほのぼのと過ごすイケメン幽霊。
そんななか幽霊の生前の闇を軽くしてあげたり、自分の恋愛相談をしたり....。
仲良くなり、かけがえのない関係になったふたり。しかし、お盆ももう終わり。
送り火を焚くと、空へ帰らなくてはならない。
来年のお盆に、また会うことを約束して涙する依と幽霊。
そして幽霊と過ごしているうちに、課長のことに折り合いをつけた依は、休み明けに返事をする。
イエスかノーか...
※3話に、際どい表現がありますが、いたしてません。気になる人は、バックよろしくお願いします。
※最後まで書ききってます。1日3話くらい投稿予定。前34話
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 年の差 恋愛 別れ 記憶喪失 ワイルド系イケメン 王子様系イケメン 現実世界ファンタジー スパダリ コミックスピア大賞3 小学館FTノベル賞 ESN大賞5 OVL大賞9 仏壇のスペックすごい ほのぼの 最終更新日:2023/11/09 21:42 読了時間:約273分(136,117文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
作者:嘉幸/作品情報/Nコード:N7837IG
連載中 (全12エピソード) |
冴えないサラリーマンの富義は、過去の事故によって自分の意見を言うのが苦手になってしまった。
そのせいで『逆らわない、なんでも言う事を聞く静かでオドオドしたやつ』と認識されいつも上司に目をつけられていた。
ある日寝不足と空腹により会社で意識を失った富義。目を覚ますと、そこは、会社じゃない———!?
助けてくれた人は異界の葬儀屋だった。
初めて出会った価値観も人種違う者達。
言葉を交わす事で、彼らの価値観を知っていく異界転移ストーリー
ほんの少し、異界の様子を覗きませんか?
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不定期更新です
マイペースに時々更新させていただいております
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 残酷な描写あり 異世界転移 シリアス ほのぼの 男主人公 人外 西洋 現代 職業もの 魔法 冒険 日常 オリジナル戦記 最終更新日:2023/10/24 20:12 読了時間:約60分(29,656文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:GONJI/作品情報/Nコード:N3245IJ
短編 |
30分間に想いを巡らせて
ジャンル:エッセイ〔その他〕キーワード: 日常 最終更新日:2023/08/16 09:53 読了時間:約3分(1,316文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 70 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 7 人 評価ポイント: 68 pt |
作者:しおね ゆこ/作品情報/Nコード:N9194ID
短編 |
2020/8/10(月)山の日 公開
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 日常 夏にいる美珠の送り蛍 五山の送り火 送り火 春夏秋冬 季節 山の日 最終更新日:2023/04/04 21:49 読了時間:約2分(932文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:橘樹 啓人/作品情報/Nコード:N5570HX
連載中 (全29エピソード) |
二年生になった河口佑暉は、父親の異なる妹・サキとの距離を縮めていこうと努力していた。
そんな中、とある事情により不登校の女子生徒の家に行く使命を与る。そこから、その家に度々通うようになるが、一向に心を開かない相手に辟易していた。
そんなある日、知り合いの先輩から「葵祭」に誘われ、成り行きから断れず、一緒に行くことになる。そこで、不登校であるはずの彼女と偶然出会い、「契約」と称して強制的にガードマンに任命された佑暉は、偽のカップルとして、彼女を守る羽目に。
さらにその裏には、彼女の「復讐」が潜んでいた――――?
――千年の古都から贈る、痛々しくも甘美なラブコメディ。
※本作は、過去作「舞妓さんと歩く都街」(https://ncode.syosetu.com/n7478fd/)の続編となります。特に前作を読んでなくともわかるように心掛けてはいますが、是非そちらからお読みいただくことを推奨いたします。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 日常 青春 ホームドラマ ラブコメ ヒューマンドラマ 高校生 男主人公 ヤンデレ 京都 葵祭 五山送り火 ネトコン11 最終更新日:2023/01/07 22:21 読了時間:約165分(82,233文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 14 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:夏野ほたる/作品情報/Nコード:N2676HU
短編 |
お盆は新盆と旧盆がありますね。
送り火も15日と16日だったり。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 送り火 煙 炎 紅 どうすれば よかった? 残照 最終更新日:2022/08/16 11:33 読了時間:約1分(347文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 98 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 9 人 評価ポイント: 90 pt |
作者:春風悠里/作品情報/Nコード:N7432HP
短編 |
私は禍津神の血を引く妖、紅羽。
私を愛しているという鬼が、いつも隣にいる。
送り火の日の宵の口、神隠しを求める人の子に、私は恋をする。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: R15 女主人公 和風 現代 日常 青春 ラブコメ 妖 神様 溺愛 鬼 妖怪 禍津神 ネトコン13感想 最終更新日:2022/05/05 06:36 読了時間:約25分(12,242文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 108 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 11 人 評価ポイント: 98 pt |
作者:さいそんファクトリー/作品情報/Nコード:N8716HO
連載中 (全1エピソード) |
送り火1と同じです。10文字以上あらすじ書かなきゃいけないので文字数稼ぐ
ジャンル:パニック〔SF〕キーワード: オリジナル戦記 青春 ミステリー サスペンス 冒険 天災 最終更新日:2022/04/15 18:00 読了時間:約5分(2,309文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:Toshiro take/作品情報/Nコード:N6694HN
連載中 (全10エピソード) |
高校時代は勉強一筋で、友達がいなかった少年・牧野悟は、とある離島へ招待される。
その内容は、彼の自殺した元クラスメイト・浜崎美智子の新盆に来ないか、というものだった。
その島で巻き起こる不可解な現象、深まる浜崎の自殺の謎、人間関係ー
彼の一夏を描いたS Fミステリー。
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: 青春 ミステリー 最終更新日:2022/04/08 22:31 読了時間:約66分(32,672文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:ぷらうまん/作品情報/Nコード:N0966GL
短編 |
夏の日に灯るいつかどこかのさまざまな火。
それらの輝きが照らし出したしばらくの命。
火の光がすべて尽きた後に生まれる夏の夜。
銘尾友朗様主催の「夏の光企画」参加作品です。
ジャンル:詩〔その他〕キーワード: 夏の光企画 怪し火 人魂 残り火 燃え残っている火 迎え火 客人や神霊を迎える火 送り火 死者の魂を送り出す火 埋み火 炉等の灰に埋めた炭火 漁り火 夜に漁船で魚を誘う火 胸の火 熱く苦しい思いの喩え 最終更新日:2020/08/15 23:59 読了時間:約1分(285文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 68 pt ブックマーク: 5件 評価人数: 6 人 評価ポイント: 58 pt |
作者:しらとり あきら/作品情報/Nコード:N1992GJ
完結済 (全15エピソード) |
以前、私が勤めていたホテルで、私が体験をした真実の物語です。
十数年前のある日、女子高校生が突然、ホテルのフロントへ来ると、彼女の両親の結婚記念日(8月16日)に、このホテルに宿泊をしたいと依頼があった。
しかし、その日は、京都で有名な「大文字の送り火」があるため、満室になっていたのだ。
私は満室にも関わらず、彼女に部屋が空いていると言ってしまった。
その後、彼女の父親が重篤な病気であることが判明し、入院をしてしまう。
彼女の両親に宿泊をしてもらうことができたのか?
※当時、まだ携帯電話がなかった時代のお話で、現在のようにネット予約もほとんどなく、電話予約が8割でした。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 青春 私小説 ホームドラマ ホテルマン 感動 涙 短編 プレゼント 京都 家族 サプライズ 感銘 感激 最終更新日:2020/07/20 11:14 読了時間:約13分(6,276文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:鴨下つぐむ/作品情報/Nコード:N1556FP
完結済 (全92エピソード) |
「8月17日の朝、子供は外に出て遊んではいけない」
長谷部涼太は幼い日、京都に住む祖父の才次郎からそんな話を聞かされたことがある。
夜空に赤々と「大」の字が灯される「五山の送り火」当日のことだった。
17日の朝に外で遊んではいけない理由。
それは、恐ろしい姿をした鬼が出るからだ。
才次郎は終戦直後の昭和20年8月17日に血に濡れた鬼を目撃したという……。
その話を聞かされた10年後、涼太は大学進学のために京都に住むことになる。
才次郎はすでに故人となっていたが、涼太は祖父の目撃した鬼の正体を突き止めることを決意する。
協力者は、幼馴染の琴美と大学の同級生である香奈子、そしてフリーライターの砂川。
やがて涼太たちの前に、田中と名乗る男が現れる。
砂川の知人である田中は、鬼の正体の見当がついているようだった。
彼は涼太に「鬼の正体に辿りつくには、五山の送り火の歴史を調べる必要がある」と告げて姿を消す。
涼太たちが調べていくなかで、かつて一度だけ五山の送り火がおこなわれなかった年のあったことが分かる。
それは昭和20年のことだった。
五山の送り火とは、祖先の霊をあの世に送り返す行事。
それがおこなわれなかったため、霊が迷い出てきたのだろうか?
そしてそれを子供のときの才次郎が目撃した……?
その後、鬼を目撃したのは才次郎だけではなかったことが判明する。
だが、そのもう一人の目撃者は涼太たちと会う前に殺されてしまうことに……。
調査が行き詰まった涼太たちの前に、再び田中が現れる。
そしてすべての謎が彼によって解き明かされていく。
果たして「8月17日の鬼」の正体は……?
ジャンル:推理〔文芸〕キーワード: R15 残酷な描写あり 青春 現代 京都 酒呑童子 不動明王 大文字 昭和 弘法大師 OVL大賞6M 最終更新日:2019/11/16 05:00 読了時間:約297分(148,028文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 15 pt ブックマーク: 4件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 7 pt |
作者:freedomlife/作品情報/Nコード:N7465FU
完結済 (全21エピソード) |
東京でしがないサラリーマン生活を送る健太郎は、32歳を迎えたものの、出会いがなく、結婚どころか、彼女すらできないまま、年齢=彼女がいない年数になってしまった。
お盆休みに山あいの田舎町である中川町へ里帰りすると、家族や知り合いから次々と縁談が持ち掛けられるが、なかなか気が進まない。
結婚できないことへのプレッシャーに苦しみ悩む健太郎であったが、盆入りの日の夜、町に1軒しかないコンビニへ買い物に出かけた健太郎は、店の前で謎の少女・奈緒と出会った。
こうして、奈緒と健太郎の、「お盆」期間限定の短くも切なく燃えがった恋物語が始まった。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: R15 身分差 年の差 悲恋 日常 青春 ほのぼの 男主人公 和風 現代 期間限定の恋物語 迎え火・送り火 非モテ男 親子の絆 田舎のお盆 思い出作り 最終更新日:2019/11/01 22:00 読了時間:約172分(85,640文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 7 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 7 pt |
作者:川嶋恭太/作品情報/Nコード:N8488FS
連載中 (全1エピソード) |
一年目(大文字、如意ヶ嶽):三十路の一人旅に京都に来ていた女医麻衣子は、満開の桜に粉雪が舞い散る、そんな不可思議な春先の清水寺へ通ずるねねの道で一人の中年男性植村と知り合った。旅先の気軽さから麻衣子は植村と行動を共にした。その後は別れ、それぞれの生活に戻った二人であったが、その同じ年の大文字の送り火の日に、鴨川の橋の上で再会した。そして、「五年間、毎年この五山の送り火を一つずつ観るためにこの京都で会おう」と約束する。
二年目(妙法):二年目も再会した二人は、嵯峨野、保津川下り、竜安寺等京都旅行を楽しむ。植村は二十歳の時に自殺した自分の娘と、麻衣子は亡き父親と、お互いがそれぞれの思い出を重ね、一緒に居る内に次第に強く惹かれていく。
三年目(舟形):不倫の恋に落ちた麻衣子は、植村との恋愛感情の中で人の性の奥深さを知る。「私だって、女だから、自分の子供をこの手で抱いてみたかった」好きな人の子供が欲しい。女の性が麻衣子を動かし、その夏、女の子を身ごもる。
四年目(左大文字):出産を決意した麻衣子に突然の不幸が襲う。妊娠期間中に胃癌を合併してしまうのだった。妊娠合併中の胃癌は予後が不良である。胃癌摘出と帝王切開によるダブルオペレーションにより出産を乗り切り女の子、京子を授かる。同時に行われた胃癌の摘出手術も一時は成功したかに思われたが、転移巣が麻衣子の身体を徐々に蝕んでいた。
麻衣子と植村との人生の糸は複雑に絡み合っていた。麻衣子との会話の中から、麻衣子の母親は、実は植村は自分が学生時代に交際し不本意にも別れることになってしまった男性であることに気づく。そのことを知らないまま麻衣子は他界する。
五年目(鳥居形、曼茶羅山):麻衣子の母親は一人、京子を連れ五山の送り火を観に京都を訪れていた。麻衣子が果たせなかった五年目の鳥居形を観に来た。色とりどりの灯籠が交錯する広沢の池の畔に立ち、幾重にも重なる自分の人生を振り返る麻衣子の母親。鳥居形の五山の送り火の炎の奥に女の感情が激しく揺れる。そしてその時、広沢の池に架かる橋の上に、二人の姿をじっと見つめる植村の姿があった。
やっと自分の思いを託せる男性にめぐり合えた麻衣子であったが、五山の送り火の炎の様に、その限られた時間の中で悲恋に終わってしまった。しかし、そこには幾重にも織り重なる女の性の人間模様が隠されていた。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 私小説 五山の送り火 女医 出産 胃がん 命 二十歳の原点 最終更新日:2019/09/07 09:00 読了時間:約131分(65,212文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 7 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 7 pt |
作者:橘樹 啓人/作品情報/Nコード:N7478FD
完結済 (全62エピソード) |
東京で父親と二人きりの生活を送っていた河口佑暉は中学卒業後すぐ、とある事情により、京都にて旅館を切り盛りする父の知り合いに預けられることになる。真新しい生活、馴れない環境、必要以上の厚遇……それらが彼にとって重圧となっていった。
そんな中、偶然歴史漂う小路を通った佑暉は、小さく古風な茶屋を見つける。そこから綺麗な音色が聞こえてくるので気になって中を覗くと、一人の舞妓が踊りを披露していた。その優美な舞いに、佑暉は一目惚れしてしまう。やがて、ひょんなことからその舞妓――サキと知り合い、度々会ううちに彼女自身にも惹かれていく。
だが、佑暉は自分の気持ちに気づきつつもそれを打ち明けるには至らず、悶々とした日々を過ごしていた。そんな年の瀬のある日、実家の父から一通の手紙が届く。それを読み、佑暉はある事実を知る。そこにはもう一つ、彼の母親の存在も隠されていた――――?
――千年の古都から贈る、甘くも切ないラブコメディ。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 日常 青春 ホームドラマ ラブコメ 京都 祇園 舞妓 祇園祭 五山送り火 高校生 男主人公 ほのぼの ヒューマンドラマ 集英社小説大賞4 ネトコン11 最終更新日:2019/01/25 20:42 読了時間:約337分(168,174文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 72 pt ブックマーク: 18件 評価人数: 5 人 評価ポイント: 36 pt |
検索時間:0.0344409秒
最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。