「お前は人の皿から勝手に一口食べる、卑しい悪役令嬢だ!」
「はい。毒が入っていましたので」
夜会のたびに誰かの皿へ手を伸ばす《つまみ食い令嬢》リリア。婚約者の王太子フェリクスに婚約破棄を突きつけられた理由も、伯爵令嬢ロゼッタの菓子を奪って食べたことだった。
けれど、その一口こそ――三年間、陛下の密命で続けてきた毒見。
「では殿下、残りのお菓子をどうぞ召し上がってください」
これは、毒にだけは強い令嬢が、毒舌な宮廷薬師に皿ごと守られる物語。
※全1話・約5,500字の短編です。ハッピーエンド。
※本作は執筆にAIを使用しています。