良いバイトがある。と友人に誘われホイホイ乗ってみたものの、なんとそこはホストクラブで、ホストとして一日体入する事になった大学生、裕。だがしこたま飲まされ吐いた裕を介抱してくれたのは、胡散臭い笑顔のホスト、蓮だった。散々だったものの、裕はホストとしてではなく内勤として働く事に決め、徐々に蓮に惹かれてゆく。ホスト×内勤のお話です。

この作品はムーンライトノベルズ様にて掲載している話の健全版となっております。

　若き侍、久澄陸郎は、幼馴染であり妹として一緒に育った、そよと久しぶりに相対する。それはそよの兄・春日達彦の江戸からの帰還を知らせるためだった。達彦とともに御前仕合を観覧した幕府惣目付・柳生但馬守は、そよに将軍家光への輿入れ話を持ってくる。しかし城内は春日派と黒川派の勢力争いが進行しており、そよの輿入れは黒川派の標的となった。
　陸郎はそよを江戸まで連れていく警護役となるが、途中襲撃を受け山中に住む老人、空斎に助けられる。陸郎は空斎が剣の達人であることを知り、愛する娘・そよを守るために剣の修行を受けるのだった――

都内にある高校に通う比米島　凛音（ひめじま　りおん）は、事故で家族を失い、また自らの記憶も失ってしまっている男子高校生。それでも凛音は、幼馴染の南　耶衣子（みなみ　やいこ）という少女と、叔母であり後見人であるマユミと共に、穏やかな生活を送っていた。

五月の連休が明けた登校日の朝、凛音は金髪の異国少女と通学路でぶつかりそうになる。気が付くとその場から居なくなっていた少女を不思議に思いながら登校する凛音。

学校ではクラスに新しく転校生がやってきた。その転校生は、朝に出会った少女とそっくりの見た目をした、英国から来た少年だった。名前を、コルネオーリ・ハワードといった。

コルネオーリは、凛音を人気のないところに連れ出すと、自らの秘密を打ち明け始める。その日から、凛音の穏やかな生活は少しずつ変化を見せていくことになる……。

家の近所に、土地神を祀っている小さな神社がある。
週に一度、僕はそこの社を掃除することを習慣にしている。

ある日、姉に「何も言わずに処分してくれ」と大量の本を託された僕は、いつものように掃除をしてから本を捨てに行った。

ああ……あの時、本を一冊落としていたことに気が付いていればーーー。


ーーー土地神様がこんな風にはならなかったのに……。



「こ、こういう薄い本ってどこで手に入るんかね……？」

　行き倒れていた鬼――戦闘に特化した亜人種族で、額や頭に角がある――の少女、翠玉は偶然街を見て回っていたメイド姿の貴族の青年――ノエルは、行き倒れていた彼女を見つけ、雇うことに……自分がメイド姿だったのを忘れて。
　彼は知らぬうちに翠玉に自分がご主事様だと言えない流れになってしまって、さあ大変。
　拾われた翠玉は本当の主人の姿を知らぬまま過ごすうち、姿を見せない主人に信頼されていないのではないか、助けてくれたノエルに無理をさせているのでないかと胸の内にため込んで行ってしまう。
　傷を抱え言えない翠玉と、雇い主であるノエルはメイドのふりをして、一緒に過ごす日々にもどかしさも感じていて……。
　人ではない亜人種である鬼の翠玉と、自分の外面を忘れてかっこいいところを見せようとした結果性別を誤解されたノエルと二人を描く、一応、ラブコメ予定の物語

アイドル志望の配信者〈月兎耳姫〉と同棲していたオタク作曲者の〈病みクラゲ〉がただのオタクを諦める話。

新たな高校生活が始まる―はずだった。

公立・舞ノ濵高校に入学した龍禧 翔真(たつきしょうま)は、ある事件をきっかけに、異能の力に目覚める。

彼は、自らの変化に戸惑いながらも、
それぞれ異なる宿命を背負う者達と出会う。

シスターの家系に生まれながらも、推し活が大好きな高校生の天國 熾埜(あまくに しや)。

イギリス生まれのクォーターで、元暴走族総長でバイク屋を営む黒埼 煌希(くろさき こうき)。

父が有名な貿易会社のCEOという裕福な家柄に生まれるも、自由を求め今は中華街に住み、ある人物の行方を追う鴛ノ屋 宰(おしのや つかさ)。

異なる過去、交差する運命。4人の主人公達の出逢いが、静かな日常を壊し始める。
やがて、その裏に潜む“闇”が蠢き出す―。


異能バトル×青春×群像劇。虚像に棘を、真実に咎を－。

更新は不定期です。

※本作に描かれる団体・組織・事件等は、すべてフィクションです。実在のいかなる組織・事件・人物とも関係ありません。


この作品はNolaノベルにも掲載しております。

　探索者になるために、ダンジョン内部でダンジョン探索者試験を受けていた相浦夕夏（あいうら ゆうか）と、夕夏の付き添いで来た有名配信者・七瀬咲良（ななせ さくら）。しかし途中で、二人はある怪しい男に襲われて……？
　そしていつの間にか、夕夏はレベル５（最高レベル）の探索者になっていましたとさ。だが、やはりというべきかめでたしめでたしとは終わらなかった。なんせ、レベル５の相手はダンジョンに蔓延る無数のモンスター――ではなく、自分と同じ人間だったからだ。

　※この作品は昔、カクヨムにて公開していた『一般人の私が親友を守るために本気を出したら、レベル５ダンジョン探索者になっていました。』のリメイク版となっています。
　※『カクヨム』でも投稿されています。

転移──それは始まりではなく、記憶の帰還だった。

現代の青年・リオと歴史学を志す大学生・クララは、名も知らぬ異世界に“落とされた”。
時空を超えてたどり着いたその地、フェンデリア。
そこは精霊が息づき、術理と呼ばれる術が現実を形づくる世界。
だが空は歪み、森は囁き、命が還るべき場所を見失い始めていた。

彼らを迎えたのは、かつてこの世界で剣を振るい、ある戦いの果てに消えた男──南雲伊織。
西南戦争の最中、死と隣り合わせの戦場からこの地へと転じた異邦の剣士。
その眼差しは、世界の終わりを既に見た者のものだった。

少女・クララは、“霊唱術”という精霊と交感する術に目覚める。
その声は風を動かし、水を呼び、命を慰める旋律となる。
一方、リオは剣術と格闘に身を投じ、世界の理と対話する術を己の肉体で学び始める。
だが彼らの前に立ちはだかるのは、闇より現れし“堕界”の影──
かつて精霊だったものが変質し、人を憎み、世界を蝕む存在たち。

時を同じくして、学院に通う少女たちもまた、内なる狂気と宿命に飲まれゆく。
嫉妬と渇望に焼かれる少女セリア。
沈黙と記憶の淵に佇む精霊の末裔ルヴェリス。
術理学院の塔に響くのは、愛か、絶望か、それとも未来への微かな祈りか。

希望と喪失、忠誠と裏切り、そして絆と断絶。
精霊との共鳴が生む“霊素”、魔術と異なる“術理”の系譜、
すべてはこの世界に刻まれた七つの理――風・水・炎・地・光・闇・命へと繋がってゆく。

これは、“帰る場所を持たない者たち”が
それでも「守りたい何か」を見つけてゆく物語。
そして、選ばれてしまった者たちが、
「終わらせる者」として、その空を見上げるまでの記録。

あなたがこの物語を読み終える時、
“この空の下で、確かに生きた”と錯覚するだろう。
──なぜなら、それはあなた自身の物語でもあるからだ。

『滅びたこの星に、救いはあるのか――』

かつて数々の厄災が地球を襲い、灰色の死の星と化した。大半の人類はスペースコロニーへと逃れたが、すべての人間がそこへ行けたわけではなかった。

地上に取り残された者たちは、生存のために"変異体"と呼ばれる存在のもとに集まり、コロニーを形成していた。異能、魔法、科学、呪術——それぞれの力を駆使しながら、独自の目的を掲げ、終末世界でもがいている。

集団の一つ、あぶれ者たちが集まった《淵》に主人公・ルイは所属し、"希望"を求めて終末世界を彷徨っていた。

――だが、彼らの"希望"を探す旅は、ここで、終わりを迎えようとしている。

ただの本文メモです。
盗作予防のために、本文のコピーを投稿させていただくだけです。

東日本大震災により東北が完全に壊滅した世界。総理大臣・赤神　恭一郎は闇に隠れ棲んでいた人外の者共の実在を公表し、壊滅した東北地方全域を彼等のための保護特区とすることを約束した。
　それからしばらく経ち、とある山中の鬼の隠れ里では一人の男が長い封印から解き放たれる。生まれたばかりで母親を喰らい、夜を読む力と不死身の肉体を手に入れた読夜の鬼・長食。彼を憎む里長は自由を与える対価として条件を一つ提示する。

　妹を守りたくば、裏切り者共を始末せよ。

　今や世界中の人外が集う保護特区。そこで消息を絶ち、反政府勢力についたとされる同胞を討つべし。武力を差し出す代わりに里の自治権を守っていた里長は、裏切った精鋭たちを倒すために長食を解き放ったのだ。
　生まれた時に一目見ただけの妹。触れたことも言葉を交わしたこともない。それでもその存在を支えに孤独と静寂に耐えていた長食は約束する。

　必ず裏切り者共を殺す。

　そして、妹の安全を確保できたならば、その時には必ず里長も殺し復讐を果たす。　
　かくして最強の鬼は解き放たれ、人外集う神霊妖魔保護特区へと赴く。そこには彼と同じ力を使う吸血鬼や様々な強者たちが集っていた。

トボル山脈から現れ、人間に育てられた魔物は、広大な世界へと足を踏み入れ、玉座を巡る長い争いに巻き込まれる。果てしなく続く挑戦と敵意の中、彼女は無数の民の聖主となり、世界を決する権力を手にすることができるのか？

臆病な俺が異世界で生き延びるには──飲むしかないっ！！

本能寺の変で命を絶ったはずの織田信長が、目覚めるとそこは異世界だった！？
しかも若返って美少年（？）に！？
歴史に名を刻んだ“魔王”は、なぜか臆病で争いごとが苦手なチキンメンタルに転生してしまった！

さらに困ったことに、この異世界では誰もが当たり前に魔法を使うのに、信長だけが魔法をまったく使えない！
──ただし、酒を飲むと性格が豹変！ 伝説級の超魔法【獄炎】で全てを焼き払うというチートスキル（というかバグ）持ちだった！！

「争いは苦手なので……でも酒が入ったら話は別です」

異世界の仲間たち（全員ツッコミ不在）と繰り広げる、
異世界転生 × 歴史偉人 × ギャグ × たまに熱血バトル！
飲んで暴れて焼き払う！？ 無職信長の珍道中がいま始まる！！

これは、思いつき（魔王）とストッパー（勇者パーティー）の激突が織りなす、地方発・予測不能な青春群像劇──！
東京から山梨へと帰省した白井勇希が目にしたのは、幼馴染みである黒木万桜の奇想天外な研究と、それに振り回されながらも巻き込まれていく周囲の人々だった。彼の脳内でひらめく数々の「思いつき」は、一見荒唐無稽。だが、その根底には常に、未来の常識を塗り替える確かな「実現可能性」が秘められている。
クールな完璧主義者である茅野舞桜は、万桜の予測不能な言動に「ヤダ、恐い」と機能不全を起こしながらも、彼の天才性を誰よりも理解し、そのアイデアを理論的に補強していく。彼女の完璧な顔に浮かぶ、わずかな「ポカン」とした表情や、まさかの「金田ムーブ」は、彼女の人間的な成長の証だ。
そして、万桜の暴走を物理的にも精神的にも「裁く」のは、頼れる幼馴染みにして、恋人一筋の福元莉那。彼女と勇希、そして舞桜が形成する「勇者パーティー」は、万桜が引き起こす「魔王案件」に対し、時に連携してストッパーとなり、時にそのカオスを増幅させながら、共に予測不能な未来を切り拓いていく。
物語の舞台は、豊かな自然と人情が息づく甲斐の国の地方。ここには、転生も魔法もいらない。
万桜の無邪気な一言から自衛隊を巻き込んだ10年前の「雪祭り」の悪夢が再来するかのように、彼の「水嚢の川」というアイデアは、地域活性化、学術の発展、さらには国家レベルの安全保障をも巻き込む、壮大なプロジェクトへと発展していく。
泥臭く、しかし熱く、そして時にコミカルに。
彼らが紡ぐ物語は、非現実的な能力や異世界からの介入に頼ることなく、等身大の若者たちの「思いつき」と「努力」、そして「人間関係」そのものが、いかに世界を変え、未来を創造しうるかを鮮やかに描き出す。
そう、未来の世界のネコ型ロボットがもたらすような夢のような技術は、遠い未来や異世界の物語ではない。彼らの「思いつき」の先に、すでに、もう、すぐそこにあるのだ。
これは、地方を舞台に、天才たちの純粋な好奇心と、それを支える仲間たちの絆が、現実世界に奇跡を起こす、唯一無二の青春群像劇である。
爆笑必至の日常に、国家の思惑が絡み合い、予測不能な物語が、今、加速する！

斉藤なめたけがＴｗｉｔｔｅｒで毎日「おはようございます」「おやすみなさい」で言っていたことをなろうでもまとめることにしました。完全にきまぐれ更新。なろうのサーバーが吹っ飛ばされない限り、なめたけのぼやきは半永久的に残ることでしょう。

全ての作家へ告ぐ、夢をみよ。

我々が夢みることにより接続される睡中都市が存亡の危機にある。思いだせ、夢みることを。これは一方的な物語ではない。

高校生・椿聡太は卒業式直前、命を絶とうとした瞬間＿＿異世界の赤ん坊として目覚めた。
彼を拾ったのは、かつて“賢者”と慕われた老人・トルモ。
魔法が使えないツバキは強くなるために、十七年間もの人生を鍛錬に捧げた。

編入先の魔法学校で迎えた引っ越し初日。
「安寧を守る龍」に命を狙われたツバキは、それを＿＿たった一撃で撃破する。

それは、世界の歯車が狂い始めた合図だった。
世界中の魔獣たちが活性化し、世界はほんの少しずつ、崩壊に向かっていく。
終末が迫る世界で、少年はただ、「誰かの笑顔を守るため」に立ち続ける。

その背中が、世界に抗う者たちの心を、少しずつ動かしていく。

世界に災厄と恐怖をもたらす「竜神」と人類の闘争をめぐるストーリー。
父からの手紙を受け、青年リーベルは船着き場に横付けされた船を降りた。
彼が足を踏み入れたのは「勇者狩りの大陸」。
おぞましいその名の由来は人類の心に影を落とす。
かつて竜神、そして竜神率いるモンスターに力強く対抗し得た稀代の大勇者、ネルヴァとトリスタン。
ついにはこの二人をも飲み込んだ【擬態】【欺瞞】【謀略】に満ちたこの大陸にリーベルが来た理由。
それは父、カイルと力を合わせてこの大陸で「竜神の剣」を手に入れるためだ。
この剣は竜神に唯一、刀傷を経験せしめた大勇者ネルヴァが愛用した剣である。
カイルは竜神を倒すために必要なピースとして照準を定めた。目指すはモンスターが巣食う「剣王宮」。
もう一人の大勇者トリスタンも活用した「てんそう虫」を戦略に組み込み、あえて別ルートでの攻略を目論むリーベルとカイルは「竜神の剣」を手に入れることができるのか？

　小っちゃな小っちゃなねずみたちの世界へと迷い込んでしまった、２１歳の男子大学生、マサシ。
　別世界で出会った９匹のねずみの家族との、のんびりほのぼのした生活を描いたおはなしです。

　嫌な事を忘れて、ゆったり流れる時間と自然の中でのスローライフの情景を、楽しんでいただければ幸いです♪