家族に溺愛されているクレア。
隣国のプロパエーゼ国に留学することが決まった彼女は、プロパエーゼ国に入国を果たしてから止まっていた歯車が動き出す。
次々に彼女の身に起こる事は、彼女の出生と関係していた。

――彼女がなぜ愛されるのか。
――彼女がなぜ探されるのか。
――彼女は何を探しているのか。
――彼女はなぜ忘れているのか。

クレアは知ることができるのか。
知ったとき、なにを手に入れ、なにを失うのか。
大事なことを忘れたクレアは思い出したとき、なにを選択するのだろうか。


◆キーワードは随時内容に沿って変更いたします。
◆作者とってもチキンです。

【完結】【ストーリーメイン】【BL】【リバ】

天桜高校（てんおうこうこう）に通う天樹　彼方（あまき　かなた）は勉強やスポーツは苦手だが、戦略シュミレーションゲームだけは得意な高校３年生。

正反対に文武両道な、親友で幼馴染の同居人。色ノ瀬　逸樹（しきのせ　いつき）と共に平穏な日常を過ごしていた。

18回目の誕生日、両親が冒した罪の証がカナタに発芽した事がキッカケで、異種だらけの強欲の林檎争奪戦へと否応無しに巻き込まれていく。

「ちょっと待て。お前らみんな神様だよな！？　脳筋！　ワガママ！　無関心！　そんなんで世界が回るわけねぇだろっ！」

ビターラズベリーショコラ（略してBL）な2人の関係をソッと見守りたくなるかもしれない、巻き込まれ男子カナタと、人外イツキの成長ファンタジーここに開幕ーーーー。



ストーリー重視の為に甘さは控えめですが、作者の趣味によりリバ仕様。

皆様の励ましで、作者陣は頑張れます。作品を気に留めてくださりありがとうございます！


※同作品をカクヨム、Nolaノベルにも公開しています。

覇王が眠る「覇者の園」。そこに入る者には永遠の命と莫大な富が与えられるという。盗賊トレスが園への入口である「覇王門」の情報を盗み聞いて、覇王門に挑んだことから、不穏な影が動き始める。運命はトレスではなく拾った赤子アザリアに引き継がれ、アザリアは意図せず「覇王門」に関わっていく。

　アメリカは自由と民主主義の国でしょうか。なぜ日本は対米戦争に踏み切らねばならなかったのでしょうか。戦後日本は独立しているのでしょうか。アメリカと日本は同盟国と言えるのでしょうか。なぜ日本は通商交渉においてアメリカに譲歩ばかりしているのでしょうか。なぜ日本の農業は衰退したのでしょうか。なぜ日本経済は三十年にわたって衰退しているのでしょうか。
　こうした疑問を検討する歴史エッセイです。アメリカと日本の関係史をふりかえり、今後の展望を試みました。

この世界には、特殊な能力を持つものが存在する。

「ギフト」と呼ばれる彼らはある日突然覚醒し、大きな力を得るという。

何もない所から物質を創り出すことができたり、炎や氷を操ったりと様々な力をその身に宿している。

ギフトたちを自らの野望のために利用しようとする組織「オメガ」

オメガに対立し、ギフトたちを守ろうとする組織「リヒト」

その2つの攻防戦は何十年と続いていた。


そしてSNSが発達した現代。
あるひとつの動画が、その広大な海を騒がせた。

その内容は、触れた相手の人体だけを完全に溶かしてしまうという衝撃的なもの。

真相は分からないが、ギフトが関係する事件の可能性もある該当動画の調査にリヒトは乗り出したのだったが……。

「この村は私には小さすぎる、広い世界へ冒険してみたい！」

たあにいちゃん、大陸奥地の村に住む若き狩人。人生で最もエキサイティングなことは、夜に外出して弓矢を射ることです。

しかし、村は家畜を大量に殺している超自然的な力の脅威にさらされています。誰もが巨大なオオカミの姿に疑惑を抱きます。ティーンエイジャーにとって、彼女の人生を永遠に変える、そして彼女の強力な祖先の能力を目覚めさせる、より大きな謎が関係しています。

あなたもこの旅を追ってみましょう！

＊＊＊本作品は【2023年上期メフィスト賞】応募作を、加筆・修正したものです＊＊＊

瑛国の青年・フィンリーは、気が付くと、ブリキ人形になっていた。行く当てもなく、さらには野良猫にも襲われ……そんなところを、金髪人形のパトリシアに助けられる。彼女に連れられた先にいたのは、水兵服の少女・レナ。レナは「アスポート」という力を持っていて、魂を元の体に戻すことができるらしい。フィンリーはふたりの力を借りて、消えた肉体を探して、工業発展した街へと繰り出していく。

１９世紀の「架空の」イギリス——【瑛国】を舞台に、行き場を失った魂たちが駆け巡る。
摩訶不思議な人形ファンタジー、ここに開幕！



【主な登場人物】
フィンリー・ハンバー　…　ブリキ人形になった青年。瑛国北部の田舎の出身。
レナ　…　パーク・ストリートで暮らす少女。不思議な力《アスポート》を使う。
パトリシア　…　しゃべる金髪人形。レナを心底慕っている。
リリアナ・キャンベラ　…　家出した女の子。うさぎのぬいぐるみになった。
ダニー警部　…　ピジョン・シティの警察官。かつてレナの世話になった。

ひょんなことから弟子になった私の師匠、
ルイ様は、誰もが見惚れる超絶イケメン。

……ただし、性格は最悪！

「モノの心はわかるが、人の心はわからない」

そう言って私を振り回す彼の仕事は、
持ち主に愛されすぎたが故に怪異へと成り果てた
『モノ』――愛禍《アモロス》の声を聴き、
その魂を鎮めること。

『愛する』という感情は、
『人』だけのものだと思っていたのに……。

最初は反発ばかりしていたけれど、
モノたちの切ない想いに触れ、
彼の隠された優しさと孤独を知るうちに、
いつの間にか
この不器用な師匠から目が離せなくなり……。

これは、人の心がわからない師匠と、
そんな彼を放っておけない弟子が紡ぐ、
ちょっと切ない、現代恋愛ファンタジー！

　果てしなく高い塔。
　本と静寂に満ちた空間で、ひとつの存在は長い時を過ごしていた。

　やがて外の世界へと歩み出すと、出会いと出来事が重なり、静かな日々は少しずつ変わっていく。

　その歩みの先にあるものは――。

穂川 煌夏（ほかわ きいな）、15歳。音楽に魅せられた少女の青春が、今、動き出す！ 両親の高校時代のバンドDVDを偶然見つけたことから、煌夏の心はエレキギターのビリビリ響く音に奪われる。父から譲り受けた黒いギターとアコースティックギターを相棒に、絵本の世界のようなドキドキを追いかけて、音楽漬けの日々が始まった。

中学生の頃、父と母の喫茶店でバイトをしながらギターの練習に励み、初めての“自分の楽器”を手に入れた煌夏。動画サイトにカバー曲を投稿し、音楽を通じて誰かと繋がる喜びを知る一方、「歌はイマイチ」というコメントに奮起し、カラオケで歌の特訓もスタート。高校生になり、ライブハウスのバイトを始めた煌夏は、音楽の聖地で刺激を受けながら、オリジナル曲の創作に没頭する。

そんなある日、放課後の教室でアコギを弾いていた煌夏は、クラスで人気者の軽音部員・春田と偶然の再会。Ms.Drainのカバー曲を気に入ってくれた彼との会話で、音楽への情熱がさらに燃え上がる。春田の親友・柳も交えた軽い掛け合いの中、煌夏のギターと歌は二人の心を掴み、ひょんなことからバンド結成の話が浮上！

「ギラギラと眩しい太陽みたいに輝きたい！」――教室の窓から見える夕陽、桜並木の緑、ライブハウスの熱気。煌夏の音楽は、仲間との出会いを通じて新たなハーモニーを奏で始める。自由で熱い青春の音色が響き合う、バンドライフの第一章が幕を開ける！

数年後に起こることが、『決定』している世界大戦。
その、最悪のシナリオを回避するのが彼の仕事だ。
しかしその仕事は……一見、無意味で手間のかかることばかりなのであった。

少年ライナ・ヴァルグレアスは魔王を打ち倒し、一つの世界を救った勇者だった。だが平和の訪れとともに役目を終えた彼は、村に戻り、静かな余生を過ごす――はずだった。

ある日、王様の招集を受け異変の解決に向かう。そこで魔法陣を見つけ破壊を試みようとした瞬間光に包まれる。目を覚ますとそこは見知らぬ異世界。

「お待ちしておりました、勇者様。どうか我々の世界をお救いくださいませ」

これは、世界を一度救った男が、もう一つの世界を救う物語。

Zector's Gate(試作＿３３回目失敗)


ある日、天使がこの地上に遣わされ、人類に啓示がくだされた。曰く、ロードランの王女セレスティアが、神の御子を宿したと。そしてその御子は、東の聖地に眠る救い主を復活させ、人類を救うと。

この啓示を受け、数多の冒険者が、東の大地を目指した。彼らははるかなる海をわたり、ついにの新たなる世界と交わりを果たした。

そうして今から三年前のある日、ロードランと東の大地を結ぶ中継地点に位置するイスガルデ諸島が、悪魔に襲撃された。英雄クロードとその一行は東の地へ向かい、二年間の戦いのすえ、贄の大悪魔オラクスを打ち倒す。英雄たちの功績を称え、国王は褒美として、禁書庫の中から望む魔法を与えることとした。

しかし、禁書庫には、ある秘密があった。禁書庫の中には、悪魔が眠っているのだ。かつてこの世界を恐怖に陥れた悪魔、魔法の大悪魔ゼクターが、禁書庫の闇の中で、ひっそりと眠りについていた。

そんなことは露知らず、国民たちは魔王討伐の祝祭に酔いしれていた。しかし、この歓喜に沸く国の陰に、闇の勢力が密かに忍び寄っていた……

エリオットは二度の人生で六十年の経験を積んだ転生者でありながら、この新たな世界では元軍医として目的もなく日々を送っている。そんな彼の運命が動き出すのは、帝国研究所で魔法を学んでいた頃から密かに想いを寄せている、天才エンジニア兼探偵ジュリエッチの求人広告を目にした時である。

「知性と推理力を備え、新しい手法を受け入れる柔軟さを持つ人材」を求めるジュリエッチに、エリオットは勇気を振り絞って応募し、驚くべきことに採用される。

帝国の首都アルカーディアに不穏な兆しが広がる中、二人は数々の事件を解決しながら、互いの能力が完璧に補い合うことを実感していく。

貴族と平民の対立が激化し、帝国の行く末が揺らぐ中、エリオットは人生の新たな目的と、長年憧れてきた美しき天才の心を射止める機会を見出すのである。

かつて世界を旅した冒険者、ワイアット・クレイン彼は引退後、共に歩んだヒロイン達と理想郷を築きあげた。
今は彼の子供達の世代の物語

プロローグに続き、親、子、孫に渡る壮大な物語が始まる。
光の子カミュは命を懸け邪神ルグゼブを斃した。
そして、カルドキアを制したレジュアスの王アーサーはカルドキアの首都ログヌスに於いて戦捷の祝宴を開いていた。
ハーディ、ラルゴなどはその宴に呼ばれて出席していたが、もう一つの戦いに加わった者達はその中にはいなかった。
エルフのイシューは早々に父の後を追い、傷心のティアやディアス達は南の港町ルキアスを目指す旅に発っていた。
そこに、ハーディと伴にラルゴが面会に現れる。
それぞれのこれからの動きは・・そして・・・・

日々のオタク活動を記入していきます。

廃人ゲーマーだったカイトは、サービスを終了したはずのMMORPG『クロノス・オンライン』の世界に転移する。彼の肉体は戦闘能力がほぼ皆無なレベル1の初期状態。しかし、彼の脳内には、未実装の**「最終拡張パック：五界の試練」を含む、世界のすべての「攻略データ（設計図）」が完璧にインストールされていた。カイトの持つ「未来の知識」**こそが、この世界で唯一にして最大の武器となる。
彼はまず、世界の崩壊を防ぐため、「信念」を剣とする剣士アリアと、「システム解析」を得意とする元NPCの賢者ルークと出会い、世界の異変を修復するための旅に出る。彼らの目的は、世界の崩壊を食い止めるための防衛システムである**「五つの試練の塔」**を起動させることだ。

始まりは達也のため息、そしてその後の「青春が、したいッ！！」という発言なのだと思う。高校１年生、周りでは恋愛だ遊びだなんだと焦燥感を煽るには十分だったらしい。ゲームをしていたい僕をひきずって、青春を謳歌するためのリストを作って。どっか行ったりと実際に行動したりもして。そんな中、月城さんという女子生徒をたまたま助けたことで、達也は惚れられちゃった。そうして月城さんは達也に――だけど、はぁ、まぁ、達也、ヘタレだからね。それでもつながりはできたから彼女の占術サークルに入ったりもして。思った以上に達也の望む青春が構築されていく中、どういうわけか僕は神山さんという女子とのかかわりも増えてきた。容姿端麗、文武両道、すごいね。そんな全国レベルの美少女がバイト先にいたんだから現実を疑ったくらい。しかも、どうやら神山さんは達也と月城さんの恋路が気になるようで。ひとつ、よくわからない提案を僕にしてきたのだ。そんなこんなで僕を含めて４人。なんだかんだと達也と月城さんの恋路を見守りつつ、時に気ぶりつつ、達也の青春イベントリストを消化していく日々がルーチンとなってきたのだ。

神を失った町で、少女は”忘却”とともに生きていた——。

少女、上凪 依月は、かつて自分が「巫」として生まれた存在であったことも、神々と交わした約束も、すべて忘れて普通の人間として平穏に過ごしていた。

高校一年生の夏休み、山間の町・船麓に帰郷し、風のささやきや木々のざわめきに耳を傾けながら送る田舎のゆったりした日常の中、とあるきっかけで少女はかつての自分を取り戻すことに。
封じられた力が解放されるとき、ただ日々に流されていた少女は、否応なく大いなる運命へ身を投じることになるのだった。

これは、かつて”祈り”が世界を形作っていたことすら忘れ去られた、冷たい時代の物語。
少女の神祇が、最果ての運命に挑む。