盤上遊戯『天命の覇者』設定詳細
I. 遊戯の概要
正式名称: 天命の覇者
様式: 一人用・没入型仮想演武・三国志戦略物語
謳い文句: 「汝の選択が、新たな天命を紡ぐ」
構想: プレイヤーは一人の名もなき「流浪の民」として後漢末期の乱世に降り立ち、史実と神仙や妖獣といった幻想が融合した世界を生き抜く。歴史の奔流に身を投じ英雄となるか、最強の遊侠として名を馳せるか、全てはプレイヤーの選択次第。世界の理を司る精妙な仕掛け「天命機構」が織りなす、無限の「IF」の物語が特徴。
II. 遊戯の目的と結末
本作は多岐にわたる結末が用意されており、プレイヤーの行動が物語の終着点を大きく左右する。
覇道の成就: いずれかの勢力に仕官し、天下統一を成し遂げる。
III. 遊戯の仕組みと法則
登場人物と成長の仕組み
天命盤(てんめいばん): 個人の能力や経歴が刻まれる手のひらサイズの玉や銅鏡。持ち主の「天命」そのものを映し出す神器であり、公的な身分証明の役割も果たす。
武勲(ぶくん)と能力値:
武勲(レベル): 経験を積むことによる成長の指標。上限は五十。
能力値(ステータス): 以下の六つの基本能力で構成される。
生命力 (HP): 体力。ゼロになると戦闘不能。
気力 (MP/SP): 方術や符術、特殊な技能を使用するための精神力。
武力 (ATK): 物理的な攻撃の威力に影響。
剛健 (DEF): 物理的な攻撃に対する防御力。
俊敏 (AGI): 行動の速さ、攻撃を避ける能力、当てる能力に影響。
道力 (MAG): 方術や符術の威力と効果に影響。
武運(ぶうん)- 能力成長の核心
概要: 遊戯開始時に天命によって定められる秘められた資質。人物の「才能」や「天命からの寵愛度」を示す。一から五までの階梯が存在し、この階梯が武勲上昇時の能力の伸びに直結する。
能力上昇の仕組み: 武勲が一つ上がるごとに、各能力は (一~三の天運値) + (武運の階梯 - 一) の値だけ上昇する。