「星落ち」と呼ばれる戦争によって文明が崩壊し、世界中に暴走する魔法兵器が散らばった灰燼の荒野。
家族を失いあてどなく彷徨っていたヴィエナはある日、マイニオと名乗る靴に出会う。
※読み方:「荒野/こうや」「戦闘靴/せんとうか」

美術高校の受験に失敗したショックから絵が描けなくなった、柚木いつか。
進学した先の美術部で自分に対しての心無い言葉を聞き、さらに父親には宝物にしていたお気に入りの画集を捨てられる。
取り返した画集を抱えていつかは生まれ育った町を飛び出し、持っていた限りの現金で買った切符を使い、夜行バスで海辺の町に辿り着いた。

その海で出会ったのは、雪野叶。

海に身投げをした叶を助けた縁で、いつかは彼女の家に家政婦として雇われることになる。
叶には叔父に車で轢かれ右手を使えなくされた過去があった。その叔父は叶の絵を盗作していた。
叶はいつかの憧れの画家だったのだ。

絵を描けなくなった叶は、いつかに絵を描くことを乞う。
一夏をかけて描いたのは、いつか自身の自画像。
いつかは描きあげた自画像を残して、生まれ育った町に、そして家に帰るバスに乗った。
再会を約束した二人は、いつか夢が叶う場所でもう一度出会う。


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小説投稿サイト「カクヨム」にも投稿しています。

作屋守は出張先で奇妙な出来事や女性と出会い、「ミシハセ」について興味をそそられていく

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主人公の鳴海潤（なるみじゅん）は繰り返しの毎日に飽き飽きしていた。いつまでもこんな日々が続くんだろうなと思っていた矢先、電車の額面広告に載っている「ある日、きみの人生を変えるような出来事が起きる」という謳い文句を見つける。こんなことあるわけないだろと内心小馬鹿にする鳴海。その日、転校生として現れた平井明日香（ひらいあすか）と出会うことによって人生を変えられるというのに──

◆スターツ出版文庫主催・第2回青春BL小説コンテスト落選作品

一人も友達がいない主人公ハナメが、自分の思いのままに幻獣を生み出せる「幻獣ノート」を通じてたくさんの人とふれあい、成長していくほのぼの異世界転移物語です。
ファンタジー大好き、でもセンスはいまいちなハナメが生み出す一風変わった幻獣達、異世界に暮らすドワーフ、エルフ、ピクシー、獣人！　イケメンだけどカッコつけたがりでちょっと残念な幻獣ノートの精霊に導かれ、ハナメの冒険が始まります。
※noteの方でも連載を始めました。

中南米からアメリカに密入国しようとしたメキシコ人の若者、ホセは今上野公園の中で暮らしている。劣悪な暮らしを淡々と受け入れる彼の仕事は、未認可のトンネルを掘ることだった。

歌舞伎町のホストクラブ、LUNA・LUX(ルナ・リュクス)。新人ホストのコメットは、いつかNo.1ホストになるのを夢見て、切磋琢磨する日々を送っていた。そんなある日、お店にエイリアンが襲来する。
コメットは、オーナーの命令により、実力はトップだが暴虐無人の俺様系No.1ホストのTERU、クールだがおじさん構文でしかチャットを打てないNo.6のGINGAと一緒に、エイリアン専門のホストとなって彼らをもてなすこととなった。果たして、コメットはエイリアンを満足させることができるのか？そしてエイリアンの目的とは？様々な陰謀が渦巻きながらも、癒しを求める人々のために今日もLUNA・LUXは開店する。

その銃弾は誰を殺し、その魔法は誰を助け、その剣は誰を守るのか？
力のみを求めた復讐者と
望まぬ力を手にした勇者と
そして、理想を求める英雄の終わりと始まりの編年史

物心ついた時から悠真は私のそばにいた。優しい幼馴染は私にとって家族みたいなもの。それはこれからも変わらないと思っていた。
ある時、体調を崩した私を助けてくれたのは一つ下の男の子、夏見くんだった。無愛想でツンとした態度の彼だけど、本当はとても優しい人なんだと気が付いた。少しずつ心を開いて笑顔も見せてくれるようになって、まるで猫に懐かれたみたいだと思っていたけれど…。「すごく綺麗だ。」「まだ俺にもチャンスがあるってことですよね。」夏見くんの年下とは思えない余裕に揺さぶられる。
でも、ただの幼馴染だと思っていた悠真にも、ドキドキさせられてしまう。「俺、夏見にむかついてる。」家族みたいなもののはずなのに、こんなにドキドキしていいの…？
幼馴染と年下の男の子の間で揺れる、まだ青い彼らの物語。

ルパート・ジングウ教授は、二十二歳の若さで博士号を取得した考古学者。
彼は、突如として世界中で発見されている遺跡の数々が地球上最古とされる謎の遺跡と関係がある事を受け、新たに発見された遺跡を調査しにエジプトへ向かうのであった。
エジプトに到着したルパートは、現地の人々の協力も経て目的である遺跡へと足を運んだ。
調査を進めていると、ルパートは遺跡の壁面に“ANZA（アンザ）”と書かれた謎の文字を発見する。
だが、その言葉を口にした瞬間、突如として宙に現れた謎の‟穴”に吸い込まれてしまう。
ほどなくして気がつくと、森にいたルパート。
森で見た事もない動物に襲われる所を一人の女性に助けられる。
「あなたは、“時穴（ときあな）”から迷い込んでしまったんですよ。この世界、‟超大陸グラード”に。」
彼がたどり着いた世界は、果てしなく広大な未知の大陸。
異世界　超大陸グラード　である事を告げられる・・・。
元の世界に戻る為、己の目的を果たす為に、彼は放浪の旅に出る。
この物語は、異世界を超える物語である。

岐阜県高山市の高校に通うJKたちを主人公にした一話完結の物語です！JKたちのカタルシス満開の大活躍をお楽しみください。
物語はすべてボイスドラマになっていますので、それぞれのエピソードの後書きからリンクでご視聴ください。
アニメやコミックの原作にもぜひ！

　釣りしに来たら霧深い山で羆に襲われた！死に物狂いで投げつけたのは召喚した魚。命びろいしたものの霧に飲まれて異世界に！
　そこは獣人達の世界。襲ってきた羆も獣人だった！彼女が言うにはどうやら俺は元の世界には戻れないらしい・・・。さてどうしよう？
（このお話はフィクションですよぉ。実際の人物、団体、動物、獣とは無関係ですぅ）

この世界では全員というわけではないが生まれながらにして特殊な能力を身に着けている者
＜能力者＞が存在するそんな世界で女の子が裏の世界に仲間入りするお話です。

とある中世風の宗教国家。
孤児であるその少年は、【神の目】を持つが故に、平凡には生きられない。
それは祝福ではなく、支配と欲望の物語の始まりだった。


中世風の架空世界で、人間の心が崩れていく様を描くほんのりファンタジー。

学校で虐められていた十三永零那をとある女子グループが保護する。
その一人である一子と付き合っていた零那だが、突然の死が二人を別つ。
問題はその後で。
幽霊として名残惜しんだ一子は現世に留まる。
そんな彼女の意識がまだ存在していることを知らない同グループの女子たちが活発的に零那にすり寄る。
二葉。三代。四季。各々がそれぞれに。
「先に好きになったのはこっちだ」……と。

池田直行（いけだ なおゆき）、二十五歳。
絵師見習いとして師のもとで修業に励むも、春画を描くことに苦戦していた。そんなある日、僧・玄光から奇妙な依頼を受ける。

大名の正室、絵師、武家、そして時には幽霊も——
彼が出会うのは、さまざまな事情を抱えた様々な身分の人々。
その肌を描くたび、直行の春画は艶を増し、やがて人の心を震わせるようになる。

果たして、直行の筆はどこへ向かうのか——。
これは、ひとりの若き春画師が「艶」を描き、「心」を刻む物語。

漫画・小説・同人誌……日本には様々な作品媒体が存在し、それらには『権利』が発生する。
でも、実際の権利ってどうなってるの？
同人誌って違法じゃないの？　
出版契約って何？

このお話は中堅出版社に勤務する25歳の漫画編集者・天宮有希がマンガやノベルに関わる権利問題に悪戦苦闘しながら知的財産権を学んでいくヒューマンコメディ作品です。
たまに恋とかあるかもしれないし無いかもしれない。

※2025年4/21付けで１～５話を一部リライトしました。エピソードとオチが若干変わってます (/・ω・)/

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読みやすい文章を心掛けていますが、誤字脱字、法律的に分からない箇所や、こういう場合の権利ってどうなんだろうみたいな情報がある場合はコメント欄で教えてもらえると助かります！
(※頂いた情報はあくまで作品制作の参考として使用するため、個別での返答・相談は控えさせていただきますm(__)m)

男子高校生の「俺」は、ある日謎の男から、あと一年で死ぬと告げられる。男は、自分を天使だと名乗り、その死を回避したければ、あるミッションに参加してもらうと言うのだが……

●登場人物

「俺」　主人公の男子高校生。通称「あーちゃん」。

凛花　「俺」の幼馴染み。ミスコンの女王。可愛い系。

時枝璃々珠　霊能者。ゴスロリ・ドレスを好んで着る。綺麗系。

天使　「俺」の前に姿を現す、着物姿の中年男。関西弁を話す。

星間戦争が始まった。地球は絶望的な状況だった。初老の男、ハチロクはポンコツロボット、ラスティと旅をする。彼には秘策があった。

容認いじめられっ子の章野アズハはある日突然「プラリィア」の力に目覚めてしまう。それは己が幸せになる力。しかし自分よりも他人を優先するアズハにとってそれは残酷な物語の始まりだった。