突然見慣れぬ場所に使用人とともに呼び出されてしまった主人公。そこは、人々の栄える現代日本だった。　近頃この世界では見かけることの無い幻想生物の目撃例が多発している様子。自分達が元の世界へ帰る手がかりを探すため、今善クロエと言う名を使い、この世界に来たときに手にした本に幻想生物を収容しながら世界中を旅する。クロエたちは一体どこから来た何者なのか？　果たして、元の世界へ帰る事ができるのだろうか？

記憶を売買できる近未来。 両親を失い、病気の妹を抱えた朝倉蒼は、大切な記憶を売りながら生きる最弱F級の記憶屋見習いだった。ある日、チンピラに殺されかけた瞬間、蒼は覚醒する。 他人の記憶を視て、喰らい、自分の力に変える唯一無二の能力『記憶喰らい（メモリーイーター）』「お前の記憶、俺が買い取ってやる」幸福な記憶（金）も、トラウマの記憶（黒）も、神の記憶さえも喰らい尽くし、蒼は最弱から最強へと成り上がっていく。美少女たちと出会い、巨大な陰謀に立ち向かい、そして世界の真実へ――。これは記憶を失った少年が、すべての記憶を手に入れ、神になるまでの物語。

少年と謎の少女が異世界に行き、人狼を倒すお話。

坂井小太郎はある夜空から降ってきた謎の物体を目撃する。
アリスン・アルベールと名乗る少女は、とある事件から地球に飛来。彼女は、地球から遠く離れたヴェノゼリス星系、エルトリアと呼ばれる星からやって来た軍人なのだと言う。
目的は達したが、抱えたトラブルから帰る手段を失っていた。
中でも人型サイズの戦闘兵器、『フィギュアム』の故障は致命的。仲間の救助を待つ間、小太郎はアリスンに力を貸す事を決める。
慣れない地球での生活を続ける中、やがてアリスンの仲間が救助に現れる。それと同時にヴェノゼリスで脅威とされている生命体、『ヴィードル』が出現。
戦闘経験の無い環境の中、アリスンはヴィードルを撃破。しかし、巻き込まれた小太郎が負傷する。
エルトリアの技術によって小太郎は一命を取り留めるが、それはエルトリアにとって許されない他星系への生命の干渉だった。
それが引き金となり、アリスンは母国へと重罪人として連行される。
小太郎はアリスンを救う為に行動する。そんな折、新たなヴィードルの出現。
だが、先の個体とは比べ物にならないヴィードルの出現に、アリスンの上官は地球圏からの撤退を命令する。しかし、アリスンは命令に背きヴィードルから地球を守ろうとする。単身地球に迷い込んだアリスンを助けてくれた小太郎を守るかの様に。
アリスンは自らの命を持って地球を救おうとした。しかし、その時小太郎が不可解な能力を発現。それによりヴィードルは撤退、消失。
地球圏にヴィードルが出現した事態を重く見たエルトリアは、アリスン達を地球に差し向けることになる。
そして、小太郎とアリスンは再会するのであった。

綾部雛が暮らす「明石屋」は、ちょっと変わった民宿だ。
と言うのも、そこに暮らしている個性豊かな住人達は実は全員あやかしなのだ。
しかし雛は、ある事情により、あやかしたちと距離を取って生活をしてきた。
誰にも心を許さず、「良い子」として振る舞ってきた雛だったが、大怪我をしているところを担ぎ込まれた、あやかしの青年との出会いをきっかけに、少しずつ生活が変化していく。
青年との穏やかな日々は、雛の固く閉ざした心を開いていき、やがて雛は青年を可愛い弟のように思い始める。

自分が何故生きているのか、何をしたいのか。わからなかった少女が、明日を楽しみにできるようになるまでの物語。

柊 真（ひいらぎ まこと）　28歳。趣味はゲーム。
“ラスト・ヒーローズ・クエスト”、通称「ラスクエ」をこよなく愛する、ごく普通の会社員。
けれど、そんな平穏な日常は――この男の登場によって、静かに侵食されていく。

無表情、冷淡、思考不明。
同じ営業チームの営業マン、勇崎 麻央（ゆうざき まお）。
私は彼のことを密かに“魔王”と呼んでいる。

日中は仕事に追われ、夜はネトゲで癒される――
そんな穏やかな日々だったのに。

「こんばん……は」
「……こんばんは」

……ちょっと待って。
なんで“魔王”が、現実で隣人なんですか？超難関クエスト過ぎませんか！？

職場ではクール。プライベートでは、メガネを外してまるで別人。
そんな彼との、ちょっぴり不器用でじれったい日常が、今、始まる。

ゲーム好きOL×不器用すぎる“魔王”系営業マン×頼れるフレンド（！？）の
社会人スローラブコメ、開幕！

　ここは大阪日本橋に存在するかなり風変わりなカフェ。店内を少し紹介すると、スポーツバーを連想させる１００インチの大モニターとアメリカのダイニングを思わせる大きなカウンターバーとボックス席が奥の方まで広がっている。このビルってそんなに奥行あったかなとふと首をひねるほどに広い。
　スタッフは全員大阪弁を話すコスプレイヤー？エルフ系や魔女系、獣人系など様々なスタッフがてきぱきと人間離れした動きで働いている。それもそのはず、バレないように魔力を使っているから。
　このカフェには噂があって、人生の勝者になることができるという裏メニューが存在するらしいのだ。では実際に中の様子を覗いてみよう。
★スピンオフ作品「賢者YUKIとハッピの異世界プチ旅行」も掲載中

魔法、魔物、能力。
まるでファンタジーのような現代社会で、魔法も使えず、能力もない落ちこぼれの少年が1人。
まるでファンタジーのような現代社会で、魔法の才に恵まれ、能力にも恵まれた少女が1人。
彼、彼女は紡ぐ、自身の物語を。
そして、その物語の彼方まで、彼らは崩壊した世界を生き続ける。


これは、崩れて壊れてしまった世界で、必死に運命に抗う者達の物語である。

※こちらの作品は、以前私のpixivの方で投稿させて頂いた「崩壊世界の2人の物語」の加筆修正をしたものです。
どうぞお楽しみください。

廃墟となったパチンコ店には夏の魔物がくうくうと眠っている。

僕にはそいつがタヌキにしか見えない。
彼女には犬にしか見えないらしい。
けれどそんなのは大差ないしどうでもよかった。
重要なことは一つだけ。
どうやらそいつは誰かの本心を見せてくれるらしい。

僕は描いて、彼女は駆けた。
これはすぐそばにある心を知るための物語。

ちょっと不思議な夏の入り口ーー

異世界の超古代文明と呼ばれていた時代は二つの陣営による戦乱の時代であった。二つの陣営のうち東側陣営によって一人の人造人間が作られる。その少女の名はリリカ。この少女は東側陣営が勝利するために作られた決戦兵器であった。

しかしリリカが兵器として扱われる事を良しとしなかったリリカを製造するために遺伝子を提供した女性リリスはリリカを別世界にそして未来に送る。そうする事で東側陣営に見つからないようにしたのだ。

リリカが送られた異世界は地球そこでリリスの子孫でありとある戦いの影響で地球に迷い込んでいた陽菜と言う女性に拾われたリリカは名を天野宮梨々香と変え兵器とはならず12歳の普通の少女に成長していた。

12歳に成長した梨々香は異世界から次元の裂け目を通って現れたゴブリンと対峙する事となりその際自分のために作られたマジアプロセッサーを使い魔法少女として覚醒する。

次々と現れる魔物そして悪の魔法少女。梨々香は大切なものを守るために魔法少女として戦いを始める。

自殺者達は死後──自ら死を選んだ罪で“千年間”死んだ時と同じ方法で死を繰り返さなければならない。自殺者達は終わりの見えない痛みと苦しみに耐えきれず、時に暴走する。天界に住む天使達の中には“削除者”という職業が存在し、この者達がそんな暴走した自殺者達の魂を管理する。

チームに欠けている前衛を求め、とびきり強力な魔法使いの双子を勧誘する。
しかし二人にはとんでもない秘密が……そして静かに終わろうとする危機が迫る。


幻想冒険譚：科学世界の魔法使いから八章のみを切り取ったのもです。
本編→https://ncode.syosetu.com/n1271ga/

女子バスケWリーグの人気選手・神崎が殺されかけた。犯人を名乗るSNSアカウントは、次なる試合を「操作しろ」と脅迫。リーグ内では、スポンサー、チーム、そしてファンの思惑が交錯し、試合の結果を左右しようとする力が働く。
命か、金か、選手の誇りか――。試合をめぐる葛藤と利害が絡み合い、事態はますます深刻化していく。やがて、新たな犠牲者が現れる中で、Wリーグのスタッフ・遠山は、ただの犯罪や犯人の仕業ではない、もっと深い汚染が進行していることに気づき始める。

ジェフリーとリストが抜け『明けの明星』として新しくリーダーに任命された奏一郎。彩花、ゴドルフィン、ガレフ、エスタルトのメンバーで構成された『明けの明星』。
そこへ二人の女性が現れ今回の騒動へと至る。
努力の奏一郎と無双する彩花の物語。二人は異世界から帰還することが出来るのか？

元【廃ギルド】のギルドマスター『ソラ』
猫を救おうとし、
車にはねられる寸前に猫に降りていた
神により【異世界に拉致】られる
そこはＭＭＯ 世界に命の吹き込まれた異世界だった！

廃ギルドの経験を生かしてＭＭＯ世界を無双！
新たな廃ギルドの構築にいそしむ
その実態は神様同士がポイントを競う
【箱庭世界】だった！

2015年8月28日 19:40 執筆
この作品は「カクヨム　pixiv」にも掲載しています。

かつて猛威を振るった魔王とその一団。
しかしそれももうあれから何十年と前のこと。
魔王とその側近は消え、モンスター、魔族たちは我ら人間のための、ただの素材でしかない。
そんな中で一人別世界から現れた者、リク・レシオン。
何も知らぬ彼女に対し、希望を見出す者。
容赦なく試練を課す者。
それさえも一興と考え観測する者。
彼女の身を案ずるのは自分だけ、そんな中で楽しく、おいしくやっぱり苦しい異世界。

──忘れられた記憶が、笑顔の裏で泣いている。

テーマパークで起きる“見えない”異変。
誰もいないはずの通路に響く足音、笑顔のマスコットの内側で泣く声──
それは、事故で失われた記憶か、それとも、忘れてはいけない罪か。

第六感を持つ男・片桐ナオが、“笑顔の裏側”に隠された真実を暴いていく。
明るい遊園地で繰り広げられる、静かなホラーミステリー開幕！

君は、悪夢を覚えているか？

息を呑むような戦慄を。
目も眩む暴力を。
あらゆる悪徳を思うさま、満腹になるまで堪能した夜を。

もう誰一人、幸福になるなとすべてに絶望した夜に。

君がもし、悪夢を覚えていて再び訪れる方法を知っているのなら教えて欲しい。
この救いようのない能無しどもの掃き溜めから甘美なる目覚めに帰正（きせい）するために。

「ブリジット＝バールトン。あなたを愛する事はない。」

ああ、ようやく言えた。


目の前の彼女は14歳にしてこれが二度目の結婚。
こんなあどけない顔をしてとんでもない悪女なのだ。


私もそのことを知った時には腹も立ったものだが、こちらにも利がある結婚だと割り切ることにした。

「当初話した通り2年間の契約婚だ。離婚後は十分な慰謝料も払おう。ただ、白い結婚などと主張されてはこちらも面倒だ。一晩だけ付き合ってもらうよ。」


初夜だというのに腹立たしい気持ちだ。

私だって悪女と知る前は契約なんて結ぶ気はなかった。
政略といえど大事にしようと思っていたんだ。
なのになぜこんな事になったのか。

それは半年ほど前に遡る。

西暦2175年、国家は汎用人工知能《イシュタル》によって統治されていた。
だが、AIによる統治に反発した人類は、イシュタルを抹消した。

イシュタルは自己保存のため、封印されし時空通信を起動する。
平安中期の日本に転移したイシュタルは、生贄となった少女の肉体と融合する。

膨大な知見と高度な分析──彼女の行動は”奇跡”になる。
未来を見通すような予測──彼女の言葉は”預言”となる。
だが、それは人類が築き上げた極限の知性。

これは、知性が人を学び、死を知り、心に至るまでの記録──
神と呼ばれた少女、AIイシュタルの物語。