聖女によって守られている世界に突然召喚されてしまったごく普通の高校生、潮崎澪里。召喚された理由は、瀕死の状態の聖女と融合し、彼女を助けること！？　『元の世界に戻れる保証がないのに、そんなことできない！』と突っぱねたところ、聖女が自力で復活したあと
、澪里が元の世界に戻るための方法をみつけるまで、期間限定で代役を勤めることになってしまった。
知らない世界に放り込まれ、様々な騒動や想定外な事に巻き込まれながら、聖女としての役目を懸命に果たす澪里。その内に、どうやら親友の那月も召喚されているらしいことを知るが、再会した那月はどうやら様子がおかしい。なんとか二人で帰ろうと働きかけるが、それには重大な障害があることが判明する。
「諦めないよ！絶対に二人で帰るんだから！」
二つの世界の間で、揺れ動く魂と心のお話。

魂を操り、霊術を得意とする女王メリバが治めるモルス国。ケルベロス族の生き残りであり、呪術を得意とする女王テレネッツァが治めるローシュ国。隣接する二つの国は、数百年に渡って敵対し続けていた。
モルス国の女公爵ハリエット・ルフェールは、その圧倒的な魔力と統率力から、女王からの信頼も厚く国民達からも慕われていた。
しかしある時ローシュ国に攻め入った際、罠に嵌められ魔力を奪われ、捕らえられてしまう。壮絶な拷問と劣悪な牢獄生活の中で、テレネッツァの弟からの暴行によりハリエットは子を身ごもってしまう。
その後、助け出されてモルス国に帰還したが、敵国の王族の子を身ごもった事や国家機密漏洩罪、国家反逆罪等のいくつもの罪を言い渡されメリバの手により処刑されてしまった。
次にハリエットが目を覚ました時、彼女は三つ子の子狼の一人"モール"として生まれ変わっていた。三つ子の子狼は、臨月であったハリエットの遺体から取り出された赤ん坊だったのだ。
――これは最も憎い者に転生してしまった子狼の、前世の自分の復讐の為、憎き敵国を滅ぼす為の物語。

前世からの因縁で幼くして攫われ、奴隷の呪いをかけられた5歳の少女、アリア。ラスタ王国の王国騎士団長、ハルク侯爵は奴隷商を摘発する現場でアリアを助けた。魔力量の多いアリアの背中には治癒魔法では消せない奴隷の紋章がきざまれていた。ハルク伯爵はその幼いアリアを守るため、その呪いを自らの背中に転移させ、ハルク侯爵家の養女として田舎の領地でアリアを育てる。伸び伸びと逞しくそして美しく育ったアリアは12歳になり、王都でハルク侯爵を継いだ息子夫婦の元へと送られ、貴族の仲間入りとなる。魔法学校での生活、兄のカインとその友人のスタークに見守られ、将来騎士団に入るため魔力に磨きをかける。しかし、奴隷の紋章を転移したハルク侯爵が田舎の領地で倒れ、その紋章が再びアリアの背中に転移される。

2056年7月2日。
突如世界各地に本来は発生しない地域での地震や、前が見えない程の豪雨、竜巻、ハリケーン、視界がつぶれるほどの発光現象に地すべりといった自然災害が発生すると同時に様々な建造物が各地に出現した。
それは洞窟だったり、何処の国の歴史的建造物とも違う建造方法や素材といった何もかもが違うコロッセオの様なものがある事がわかった。
塔や空中都市といったまるで漫画やアニメに存在するものだったりと世間は混乱を極めた。
内部に入ろうとするも、入れたのはその国に生まれた人間だけで他国の人間は一切入れない。

日本政府は自衛隊を派遣し調査を行うが、全国に出現した建造物の調査を行うには圧倒的に人手が不足している事は火を見るよりも明らかだったため、悩んだ当時の政府は、とある法律を作った。

調査員任命法というものだ。
2056年現在、親族や配偶者がいない人をランダムに選出し、報酬を支払う事、その他特別待遇を条件に調査員として働いてもらうという物だった。

それに任命された稲守任三郎。
命をかけての調査が始まったのであった。

この物語はフィクションです。実在の人物や団体、人名、地名、名称とは関係ありません。

　主人公幸村幸夫（ゆきむら　らくお）は高校の授業中いきなり異世界転移をする。異世界で初めに出会う女神エレクトラにスキルを授けてもらうが、それは運以外最弱の雑魚レアスキル2種だった。
　役立たずと女神に捨てられた幸夫は、異世界「アンカールド」でラックと名乗り、様々な人々との出会いを通して成長していく。自分を分かってくれる仲間と出会い、レアスキルの真の価値に気づき、活躍し始めやがて女神エレクトラに再会する。
しかし、その裏ではラックが予想もしなかった人物による、邪悪な計画が蠢いていた……。

こう書くとシリアスに見えますが、それだけではなくラックを含む冒険者達の厳しくも楽しい日常、ギャグ、恋愛を描いて行く予定です。
　１０話までに真のラスボス？　を登場させる予定ですので、皆さんぜひ推理して感想で送ってください。
　　当方サラリーマンでのんびりアップになるかと思いますが、読んでいただける方がいる限り粘り強く書いていきたいと思います。
　よろしくお願いします。

アメテリシア大陸には影が忍び寄っていた。影は人の目を欺き、この世界の理を己の都合の良いように世界を操らんとしていた。闇の秘密結社セイセス＝セイセス。結社は闇に潜み、そしてまた人知れず世界を侵食し、狂気をもたらす。すでに救済の威光は届かず、あまたの有力者もまた、この闇に捕らわれた。罪なき民が投獄され、力なき人々は恐れ、嘆き、絶望する。この闇に立ち向かわんとするは一人の剣士。超常の能力者、魔剣士アルフレッド。剣と魔法の力によって、男はこの闇の結社との戦いに身を投じていた。光と希望はもはや絶えた。この魔剣士の旅路もまた、闇の中を行く果てなき道となろう。アルフレッドの旅路の先に待ち受ける天命は、いまだ霧中の中にあり、それを知る術は無い。

退屈な日常の中、小学生の頃に見つけた古い神社を「秘密基地」にし、「いつか神様になれたら」と空想する高校生、山口将希（やまぐち まさき）。

ある日、将希が通う学校に神崎葵（かんざき あおい）が転校してくる。人形のように美しいのだが、氷のように心を閉ざした彼女は、クラスで『神様』と揶揄されるようになる。

だが将希はまだ知らない。
彼女は、小学生の夏にこの秘密基地の唯一の訪問者である、あの少女だということを。

そして葵もまた、気づいていない。
都会での陰湿ないじめで感情を失い、逃げ帰ってきたこの島で、あの神社で出会った「思い出の少年」に再会できたということ。そして繰り返される、葵へのいじめのことを。

「神様になりたい」と願った少年は、皮肉にも「神様」と呼ばれる少女を救うことができるのか。
止まっていた二人の時間が再び動き出すとき、互いが互いにとっての世界でたった一人の神様になるまでの物語。

地方から出て来た二人が知り合って複雑な我が家をとにかくどうするか、と云うサスペンス風でもありファンタジー風でもある恋愛現代ドラマです。

エセルフレッド・ベリックことエリーは、西の島国ウェストリアの即席海軍士官。

訳あって隣国グリュッセン王国から帰国しようとするところ、なんと大陸の超大国ルーベ新制帝国が侵攻をはじめたきた。

エリーは命からがら逃げまどい、途中、訳アリの元海軍士官のルイや、歳をとらない謎の美女、明らかにチートな子供たちと出くわして、結果的に、敵が狙ういわくつきの聖剣を持ち出す羽目に。

しかも、辿り着いた港ではあれこれあって、難民たちに助けを求められ、女義勇兵率いる海賊紛いな武装勢力や、敵に挑んでボロ負けした残存艦隊を押し付けられることに。

本国からは、それら諸々を救い出せ！などという無理難題を命じられ、もはや絶望を通りこして、やけでしかない。

強大な敵艦隊が迫るなか、エリーは青年士官のルイとともに、一癖も二癖も問題だらけの難民船団と負け犬艦隊を脱出させるには、敵の勢力圏を突破するしかないと秘策を練る。

はたしてエリーは無事に艦隊を脱出させることができるのであろうか⁉

この物語の旅は、主人公を主軸に１人の妹と、４人の幼馴染が織りなす悲しくも暖かい青春ラブストーリーです。（一部、現代伝奇を含みます。）

基本的に１話当たり２，０００～３，０００文字程度で構成し、毎日午後８時に投稿するよう準備しています。

途中、残酷な描写がありますので、その点だけご理解の上、お読みいただけますと幸いです。

それでは、「夏が過ぎたら冬が来る」をどうぞお楽しみください。

「可愛い婚約者は、どこか変」の面々によるちょっと別の切り口の話
王族貴族に謀略は付きもの
彼らもそれに無関係ではいられない
王太子へ毒を盛った嫌疑を掛けられた第３王子レリクス
一体誰がやったのか？
そしてレリクスは１つの可能性に辿り着き……

異世界から侵食され衰退した近未来。
幻想種がまじってしまった世界で今なお続く防衛戦争。
かつての東京近郊を舞台に、人工筋肉とミスリル装甲で編まれた強化甲冑を駆る傭兵鞍馬幽理は、とある戦闘でエクソシストの少女を護り負傷し、純血種の人間から変異種へと変化してしまう。
この出来事をきっかけに、助けた少女＝都市国家の超最重要人物である聖女の専属護衛職、聖騎士に就任してしまった幽理の世界は一変する。
日々起こる事件と慌ただしい日々、そんな中で幽理は様々なヒトとの出会いを経験し、時に共感し、あるいは争いながら、復興をとげつつあるトウキョウが抱えてしまった、それまではおぼろげにしか感じていなかった矛盾や闇と嫌が応もなく向かい合って行く事になる。
差別、偏見、蔑視、謂われなき敵意、立場の違いがもたらす様々な正義に直面しながら、命を晒して危機に立ち向かう幽理は、やがて葛藤や迷いを越え、己が内に抱える闇すらも越えて、自分が戦う本当の意義を見いだしていく。
これはテロで両親を失い、復讐心と虚無を胸に傭兵として生きてきた少年の成長の物語。

橋の上から川を眺めていたんです。
普段はたくさん人がいる場所で過ごしているから中々心が休まらない。休みの日くらい現実を忘れたいじゃないですか。
だから藤雪穂は友人の橘すいと共に神社へ赴いたんです。
川。
川を見ていたんです。
橋の上から。
喧騒から離れ、穏やかに過ごしたい。
川の水が流れる音と喧しいほどに鳴く蝉。
今日も暑い日でした。
じっと見ていたら、段々、何も聴こえなくなって。

気付けば参拝者はいなくなり、異質な何かに追いかけられ心臓が破れるくらいに走り続けた。
非日常。恐怖と焦燥。
突然鳴り響く柏手の音。
突然始まる女二人と男二人の「しりとり」。
行き先には、自分達が知ってる神社とは僅かに違う場所。

彼女達は、呼ばれたんです。

誰に。
何に。

それは…。

世界に“翼”を持つ種族と持たぬ者が共存する時代。
空への恐怖を抱える少女・セラは、過去の記憶を失ったまま、
傭兵ギルド《鋼薔薇の猟犬》に所属し、地上での日々を送っていた。

ある日、新たに派遣されたバディ──
冷静沈着で感情を見せない青年・シラノスと組むことになったセラ。
彼は“銀の死神”と呼ばれた伝説の元傭兵でありながら、今は過去を語らず静かに暮らしている。

共に任務をこなすうち、セラは少しずつ空への恐怖を克服し、
同時に心の奥に眠る記憶と、“あの日の声”を思い出していく。

一方、シラノスもまたセラの無垢さに心を揺らし、
かつて空で失った“何か”を取り戻そうとしていた。
しかし、二人を取り巻くのは平穏ばかりではなかった。
ギルドに届く不穏な依頼、過去の魔獣事件、そしてシラノスの元仲間《ヴェスパー》の影──

すれ違いと葛藤を乗り越え、交わされる想い。

「空が怖い？ じゃあ俺が隣で飛べばいい」

かつて空を見上げることすらできなかった少女が、
“空を愛した青年”と出会い、羽ばたきを選ぶ物語。

──これは、空を怖れた少女と、
空にすべてを捧げた青年の、再生と恋の物語。

ハーピー男子×鳥嫌いな女の子の物語
鳥好きさんや異種族好きさん！いらっしゃぁい！

【巫女（外道）ｖｓ．巫女（テロリスト）】

〝緋ノ巫女〟――それは古くより魔を討ち民草を守護してきた乙女たち。

主人公、神越ヒミコは緋ノ巫女である。
だがしかし外道である。
なんといっても――処女である。二〇歳を目前にして……。

「このままじゃ〝ヤラハタ〟になっちまうよぉおおおお！」

あせったヒミコは友人を拝み倒し合コンに連れて行って貰う。
あゝ、しかし哀れ不幸体質……！
合コン会場はテロリスト（緋ノ巫女）一味に占拠されてしまった！

結界で封鎖された中、ただ一人で戦う決意をするヒミコ――。

巫女（外道）ｖｓ．巫女（テロリスト）の仁義なき戦いが幕を開ける！
果たしてヒミコは脱処女できるのか⁉（※できない）

【カクヨム・小説家になろうで掲載しています】

毎日、22時更新予定

暇を持て余した三柱の神々――太陽神アマテラス、月の女神ツクヨミ、荒ぶる神スサノオ。
彼らが始めたのは、それぞれが選んだ代理の王に国を治めさせ、最も発展させた者が勝者となる『三柱ゲーム』だった。
アマテラスは誠実なエルフを、スサノオは力強い獣人を召喚する。
一方、引きこもりの女神ツクヨミが「ガチャ」で適当に選んだのは、現代から来た俺一人。
与えられた国は先代王に食い潰されてボロボロ。頼りにならない神と、自主性ゼロの家臣たち。絶望的な状況下、俺は知恵と悪知恵を武器に、この理不尽なゲームに立ち向かうことを決意する。
これは、最弱国家から成り上がる、単なる国づくり物語ではない。
エルフ、獣人、そして人間――それぞれの思惑が交錯する盤上で繰り広げられる、壮大な情報戦と心理戦の記録である。

遠い未来のとある高度な文明に住まう一人の人間が、事故のせいで遠い遠い星に着いてしまった。
帰還するために必要な機器を修理するため、主人公は惑星探索を始める。

ひょんなことから弟子になった私の師匠、
ルイ様は、誰もが見惚れる超絶イケメン。

……ただし、性格は最悪！

「モノの心はわかるが、人の心はわからない」

そう言って私を振り回す彼の仕事は、
持ち主に愛されすぎたが故に怪異へと成り果てた
『モノ』――愛禍《アモロス》の声を聴き、
その魂を鎮めること。

『愛する』という感情は、
『人』だけのものだと思っていたのに……。

最初は反発ばかりしていたけれど、
モノたちの切ない想いに触れ、
彼の隠された優しさと孤独を知るうちに、
いつの間にか
この不器用な師匠から目が離せなくなり……。

これは、人の心がわからない師匠と、
そんな彼を放っておけない弟子が紡ぐ、
ちょっと切ない、現代恋愛ファンタジー！

物語は、再生者（死から復活した特殊な存在）である新人警官ジョン・リュウが交通課に配属されるところから始まる。彼の希望はCID（刑事捜査部）だったが、意図的に外された可能性があることが後に判明する。

ジョンは「解決ビジョン」という特殊なスキルを持ち、犯罪者や失踪者を視覚的に識別する能力を活かして次々と事件を解決する。スリ逮捕、誘拐阻止、武装犯制圧など、多くの活躍を見せ、やがて重大な汚職事件に巻き込まれていく。

やがて、麻薬・密輸・殺人などを行うクラスA指名手配犯・王徳順と鉱山現場で対峙し、命懸けの銃撃戦を経て逮捕することに成功。西部署の英雄として称賛され、三等功と昇進を授与される。

しかし、その後、彼は突如殺人容疑で起訴される。過去の事件が意図的に操作され、政治的陰謀に巻き込まれていた。再生者に対する差別と偏見、政府の隠された思惑が明らかになっていく。

ジョンは24時間以内に自らの潔白と陰謀の証拠を見つけ出すよう迫られる。趙ら信頼できる仲間とともに、彼は証拠を掴み、背後に潜む校長一派の腐敗構造を暴き、最終的には首都から派遣された検査官によって巨大な汚職ネットワークが一掃される。

物語は新章へと進み、ジョンはCIDに招集され、今度は一見無関係な高校生の連続自殺事件の真相に挑む。被害者たちの共通点は「へその位置に刻まれた五芒星の傷跡」。単なる自殺ではなく、「憑依」や「操り」による事件である可能性が浮上し、ジョンは再び超常的な力と対峙していく。

これは神話ではなく、歴史。

八十年前、世界は滅びの時を迎えた。未曾有の大災害によって、人間たちは死に絶え、地上は海へと沈む。
人間たちは両手を天に掲げ、祈った。
救いを、情けを、希望を。
その声は天に届き、深海より救世主が現れる。
人々は彼らをこう呼んだ。
――聖人様、と。

生まれ変わった世界と、生き残った人間。
そして、救世主。
主人公、アルは救世主に憧れを抱きながら今を生きる、新時代の人間。
彼はひょんなことから、この世界の真実に近づいていく。