人気VRMMORPG「エリシオンファンタジーオンライン」。 このゲームで長いことソロプレイをしている私のもとに、珍しくメッセージが届いた。 差出人は知らない人で、ボス討伐に一緒に行かないか、と……。 自分のプレイスタイルや装備を見下ろし、差出人の正気を少々疑いつつ、報酬に目がくらんだ私は結局依頼を承諾した。 ソロプレイをするために他のプレイヤー達とは大分異なるプレイスタイルを取っていた私のプレイは、攻略動画という形で世界に配信されていく。 プレイヤー名を出さないよう匿名を希望したはずなのに「匿名希望」は何故か私の代名詞になっていき……？ そんなエリシオンファンタジーオンラインの、プレイヤーたちのお話。 ※章や、場合によっては話ごとに主人公の交代する群像劇風作品です。 感想・誤字脱字報告お気軽にどうぞ！

『セカンドワールド』 その地に孤高の戦士と呼ばれるものがいた その名はヴァンヘルシング 人呼んで死にすぎる勇者 彼の死に様は潔く 数多の勇者たちがその勇士を目にしたという ゲーム『セカンドワールド』でそんな残念な二つ名をつけられているヴァンヘルシングのリアルな姿は完璧美人な女性で、ただ一つ大好きなゲームだけが不得意という残念なOLだった。 死にながらも戦い続けるヴァンヘルシングはいつしか周囲に応援され… ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ 毎日6時に更新しています！ 7月4日に最終話まで投稿完了予定で完結まで書き上げているので最期まで投稿いたします。 宜しくお願い致します。

仲間に裏切られ、人間不信に陥る 喧嘩無敗の元不良 兄。 それを心配し、発散させようと 兄大好きの妹は、自身が好きなゲームへ誘う。 そして、しばらくたち、 すっかりゲームにハマった兄はすっかり トップランカーとして、君臨。 今日も、ゲームで無双する 活動記録である。 姉もそれに影響され、少し初めて見たよ。

『サモンズ　ワールド』という大規模多人数型オンラインゲームは、理不尽要素を詰め込んだ運要素の強いクソゲーであった。 　初期は一律レベル１から始まるが、出生がランダムで決まる。上は王族、下は村民……初期資金に雲泥の差があり、さらに初期ステータスにさえ如実に差があったり、プレイヤーからはガチャなどと呼ばれたりした。さらにゲームにあるべき復活要素がなく、教会などで復活もしてくれないのである。デスペナどころの話ではない。 　辻風　善太郎（つじかぜ　ぜんたろう）はそんな「サモンズ　ワールド」を攻略していた猛者の一人である。ゲーム内で彼は有名で、精霊騎士団というトップチームの第一席に座っているような人物だった。 　彼の手塩にかけて育てたキャラは闇エルフ族の女暗殺者である。色白ロリエルフを作っただけなのだが、誰もその種族の存在を知らないユニーク固体であった。 　そんな唯一無二……というより現実にだって絶対に居ないような「闇エルフ族」が、目の前にいたという状況に発展する。いずれ現実と異世界を行ったりきたりして事件に巻き込まれていくという、本人もほとほと理解できない謎展開に巻き込まれていく。 ※現在の更新速度は不定期性となっております。できるだけ早い執筆を心がけますが、コメントの返信などがかなり疎かになっております。申し訳ございません。

科学技術の発展し、『VRダイブシステム』の開発された未来、ごく普通のゲーマーな主人公、青嶋光理《あおしまひかり》幼馴染の二人とさまざまなゲームを楽しんでいた。そんなある日、とある一本のゲームが開発される。そのゲームの中で光理を中心に現実やゲーム内の仲間たちが冒険をしたり、イベントに参加したり、バカをやったりと、楽しく日常を過ごしてゆくまったり系ファンタジー、時々恋愛 ※このお話ではログアウト不能やデスゲームといった要素は一切入れない予定です。ただ、PKなどは一応存在するので苦手な方はお気を付けください。 ※この作品は不定期投稿です。