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作者:白藤あさぎ/作品情報/Nコード:N3139FW
短編 |
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『なんで電話くれたの?』
潮風にあたりながら何気なく尋ねてみる。ずっと気になってたこと。
『あ?…だって、店員がお前が泣きそうな顔で出てったって言うから…』
『…あんたって私が思ってるよりずっとイイ男なんだね』
答え、期待してなかったっていったら嘘になる。
返事を聞いて改めて電話してくれたことが嬉しくなった。
『お前に言われなくたって自覚してるから』
相変わらずなところは以前だったら無視するところだけど。
今日はなんだか笑えた。
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12月の戀紬、第二弾。
彼女の学生時代の苦い思いをさらっと綴った短編。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 日常 恋愛 学生時代 人造人間 大人 モラトリアム 学校社会 現代 電話 冬 バレンタイン 恋人 最終更新日:2019/11/16 22:00 読了時間:約14分(6,583文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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