【全3話で完結　30分で読み切れるシリーズ第8弾】 会社へ向かう途中の通勤電車。 25歳のサラリーマン・勝又大地は早朝、ガラガラの車内にもかかわらず“隣に座ってくる”奇妙な老人に出会う。 老人は目深に帽子をかぶり、トレンチコートに杖。彼は大地にお金について問いかける。 最後に彼が残していったのは――重たい革のトランク。そして中に詰まっていたのはなんと現金で一億円。彼はどのようにして一億円を使うのか。 そして再び電車に現れた老人との最後の対話。 そこで大地は人生の“本当の答え”を見つける。

ごく普通のおじさんの私に、女子高生の友人ができた。 今日は彼女の質問に答えなくっちゃ。 大人がどれほど思慮深いか、子供に教えてあげよう。

　クスっと笑えて心が温かくなるコメディタッチのヒューマンドラマです！ 　ごく普通のサラリーマンである僕、川島栄太の前に、どうみても中年のチンピラやくざにしか見えない、死神と名乗る男が現れる。それと同時に、僕の頭の上には死ぬまでの日数「２４」とその確率「５０」の、不思議な二つの数字が浮かび上がる。 　僕は24日後に５０％の確率で死ぬらしい。だが僕は狼狽えたりしない。僕はネグレクトされて育って来た。そんな僕には生き甲斐など無く、惰性で生きて来ただけだから。 　魂を抜くために死ぬまで僕に付き添うこととなった死神さんとの共同生活が始まった。 　呑気な死神さんとの生活で僕の暮らしが変化して行く。通勤電車の中で密かに憧れていた「笑顔さん」と知り合いになったり、会社の同僚と話が出来るようになったり。 　死が近付くに連れだんだん人生が開けて来る。もっと生きていたいと思えるようになって来たのに死ぬ運命になるなんて神様は残酷だ。 　だが、僕の死には大きな意味があった。僕は死を迎える覚悟を決めた。

　西暦２０３０年、太陽フレアがきっかけで地上に魔物が現れた。自衛隊が交戦するも全く歯が立たず、お手上げ状態。そんな折、一人の青年にある異変が？ 　平凡な高校生、大和創真が手にしたのは、異世界への扉と世界を動かす「交渉の力」。 　脅威が迫りくる現代、彼は“魔物に抗う武器”を求めて異世界へと旅立った。自衛隊へ売る為に。そして、追い詰められた人類を創生する為に・・・ 　この物語は現代に現れた魔物に対抗する為、異世界へ武器を探しに行くＳＦファンタジーです。 　主人公は貧乏な男子高校生。進学のお金もなく卒業したら就職する平凡な未来が、突如目覚めた特殊能力によって一変、人類と魔物の壮絶な戦いに巻き込まれていきます。その過程で、様々な人との出会いや商談を通して、徐々に世界が広がり、高校生の男子から大人の男へと成長していく様が見どころです。 　また、商人のお話という事で、実際のバイヤーが体験する交渉術やものづくり、地方を巡る食文化を魅力的に表現しています。 　物語が進むと、作者が独自解釈した壮大な歴史と宇宙が展開されていきます。例えば、白鳥座のブラックホールと邪馬台国の繋がりとか（笑） 　まさに現代と異世界、神話と宇宙が交わる超長編のスペクタクルファンタジーとなっています。 ・・・・・ = 場面転換 ♠♠♠♠♠ = 一人称へ視点切替 ♣♣♣♣♣ = 三人称へ視点切替 【作者からひとこと】 　没入感に自信があります。きっと、あなたを冒険の世界へといざないます。そして、読んだら最後、眠れなくなりますよ〜！（笑） 　25年7月大改稿しました。 　私の処女作を、どうぞよろしくお願い致します。

疲れた日常を送るサラリーマンの私。ある夜、洗面所の鏡に映る「もう一人の自分」が、いつもと微妙に違うことに気づく。向こうの世界は豪華で充実しているようで、鏡の私は「交換しないか？」と提案してくる。より良い人生への憧れから交換を受け入れた私だったが、やがて恐ろしい真実に気づく──私は誰なのか？この体は本当に私のものなのか？現実と虚構の境界が溶け合う、アイデンティティクライシスの恐怖。

怪しい奴は全員殺せ。 最後に残った奴が殺人犯だ。 異能、問題児、福利厚生問題……特殊すぎる特殊部隊・ADFでの生活にも地に足が着いてきた元女子高生・篠守久凪は、ある休日の朝に突然の緊急召集を受ける。用件は、他県のADFからの救援要請だったのだが…… 『敵の正体は不明』とのことだった。

「お父さんなんて死んじゃえばいいのに……」その日、父親は本当に死んでしまう。父親を呪い殺してしまったと本気で思い悩む少女・高梨李依（たかなしりえ）と、そんな彼女の後悔の念を消し去ってあげたいと願う父親・界人（かいと）の時空を越えた現代SFラブコメファンタジー！！

生物学者・雄一郎の推しは、若きシンガーソングライター・ヒロトだった。 実は、彼ら二人には、遥か昔からの運命の絆があって……！？ 生命の神秘にせまるＳＦ×ＢＬ！ ・作中の生物学的記載は、不正確である可能性があります。

地球を訪れた観察官トゥレイの観察記録。人類を遥かに凌ぐ科学力をもった彼は何を感じ取るのか。

戦慄のプラモデル×ホラー！ 完璧主義エンジニアの中村誠は、幻の限定プラモデル「タナトス」を手に入れる。制作に没頭するうち、彼の体はプラスチックのような質感に変化し始め、完成したモデルは自ら動き出す。調査の結果、タナトスは「神の創造権」を奪うための古代の装置だと判明。抵抗を試みるが失敗し、誠はタナトスと融合。新たな「造形者」となった彼は、選ばれた者たちに特殊なキットを配布し始める。人間と創造物の境界が溶ける恐怖の連鎖が始まった。

　綺麗好きでナーヴァスな男は帰宅時にある恐怖と出会う。身近に潜む悪魔が男を絶望させようと襲い掛かる…!!

　昼夜を分かたず活動する大都会。そんなメトロポリスも明け方は一瞬だけ静かになる。 　人が最も少なくなる時間帯に、リヤカーを牽いて街中のゴミを拾い綺麗にする一人の老婆が居た。完全なボランティアなのだが、その裏には人に言えない秘密が隠されていた――。 〇カクヨムコンテスト10【短編】ファンタジー部門　エントリー作品→中間選考落選〇 ※第13回ネット小説大賞　エントリー作品※ 〇この作品に出てくるキャラが登場する話→『いきなり“夢を叶える権利”を貰ってしまったけれど、どうすればいいの？ ―虹の袂に待ち人あり―（https://ncode.syosetu.com/n4124ej/）』 ※この作品は『カクヨム』に2024年12月28日に投稿した作品を移植したものになります。

　最愛の夫を事故で喪ったアタシ。ある日、偶然出会った“フロウ”と名乗る人物から『望んだ夢を見られる』と評判の商品“夢の浮橋”を試してみませんか？ と勧められ――。 〇カクヨムコンテスト10【短編】現代ドラマ・文芸・ホラー部門エントリー作品→一次選考落選〇 ※第13回ネット小説大賞　エントリー作品※ ◇作中のキャラが登場する作品→『希死念慮と死神（https://ncode.syosetu.com/n4028kg/）』◇ ※この作品はカクヨムに投稿された作品を加筆修正を加えた上で移植したものになります。

　疲れた。しんどい。楽になりたい。 　精神的な病が理由で退職後、再就職を目指すも連戦連敗。実家暮らしなので衣食住は何とかなっているけど、無職で肩身が狭い。貯金も底をついてきた。 　我慢ばかりでストレスは右肩上がり、メンタル面でヤバいと自覚はしているけれど発散するには金が掛かる。 　全てが嫌になって、ふと海が見たくなって港にやってきた。水面を眺めていると、ふと死にたくなってきた。 　そんな時、いきなり降って湧いた一人の男。 「こんにちは。私、死神です」 ※KAC2021（カクヨム・アニバーサリー・チャンピオンシップ 2021）参加作品 10回目お題：ゴール ◇当作品に登場するキャラが出てくる続編みたいな物語→『夢の浮橋を渡った先（https://ncode.syosetu.com/n5847kh/）』 〇当作品は『カクヨム』に2021年３月30日に投稿した作品を移植したものになります。

ネット環境と衣食住の保証と引き換えに、一度入れば死ぬまで出られない施設 　政府は増え過ぎた社会保障費の対策として「最低生活保障施設」を誕生させた。ネット環境プラス最低限の衣食住の保証と引き換えに、一度入れば死ぬまで出られない施設だ。 　入所者は施設限定のネット仮想空間「真実の世界」を心の拠り所として生活していた。 　人生の負け組が辿り着く最後の場所「最低生活保障施設」。入所者たちのもう一つの人生。

※連作集なのでどの話からでも読めます。 フリーライターの山崎陸は、愛犬ベルとの散歩中にふとした拍子で奇妙な世界へ紛れ込む体験を繰り返している。人を誘う温泉や、地雷原のように不気味なドッグランなど、日常の裏側に隠された数々の異界を、好奇心と行動力で切り抜けていく。柴犬のベルは警戒心を持ちながらも、飼い主を支え、危機から救うパートナーだ。果たして陸は日常を守りながら、この不思議な散歩を続けられるのか。

──ならば自分で持ち帰ってクラゲを回してみるといい 釣りをしていた男は「どうしてクラゲを見に来たのか？」と尋ねる。私はそれに「水族館で回るクラゲを見たから」だと答えた。

サキュバス。 六十年前、存在が発表されたこの生き物について、あなたはどれだけ知っているでしょうか？ 美しい容姿の持ち主？ 男を誑かす魔物？ 狡猾で醜悪な悪魔？ もしそのような考えを持っているのであれば、今夜大きな衝撃を受ける事でしょう。彼女達の本当の姿が、今、明かされます―――― ※科学テレビ番組風小説です。サキュバスという生き物について解説していきます。保健体育程度の性表現あり。 ※全七回投稿 ※『カクヨム』『ハーメルン』にも投稿しています

海岸に現れた未知の物体とは？

それは初夏の日 とある地方都市の少女が、不思議な体験から、普段の日常を取り戻す為に頑張った話