酒を供された男。 コロン様主催企画「酒祭り」参加作品です。

この作品は物語と歌詞が一体となったものです。物語で背景を味わい、続く歌詞をお楽しみください。

この作品は物語と歌詞が一体となったものです。物語で背景を味わい、続く歌詞をお楽しみください。

　田舎道場では、門下生たちが楽しそうにしている。

　ずっと言えなかった思いをエイプリルフールに伝えて嘘にする。

　そこのちょうちょ、あたしにとまれ！

　月を追いかけて、月を待ちわびるおれは、夜に生きる。 　月はそんなおれを、今夜も照らしてくれるから。

2023/07/17　現実世界(恋愛)日間ランキング　72位ありがとうございます。 　僕は君に恋をした。 最初の出会いは、クラスが一緒だったことだったね。本当は違うけど、僕にとってはこれが始まり。 　最初は、ただ挨拶するだけの関係だったのに、僕が君の人に対するこだわりを知った時、君は照れくさそうに微笑んでたね。 　その時に見た幻想と共に、僕は君に惹かれていくんだ。ひょんなことから、君と友達になったね。 　名前を呼び合って、君と一緒に登下校をしたり、体育祭を君と一緒に楽しんだり、みんなには秘密のデートをしたり、夏休みに仲のいい友達達と一緒に泊まったり、また秘密のデートをしたね。 　そこで君の秘密を知って……君と僕の関係が先に進んだ時は嬉しかったよ。夏祭りも、僕のバイト先にみんなが遊びにきた時も、君の誕生日を祝った時も、文化祭で仲直りした時も、普通の日常も、クリスマスデートも、一線を超えた夜も、バレンタインも、ホワイトデーも、全てが僕にとって大切な思い出だよ。 ……このままずっと、君といられたらよかったのにね。 　さあ、そろそろお別れの時間だ。大丈夫、僕が君を守ってあげるから。たとえ、今の僕が消えることになっても、僕は君を助けたいんだよ……ヒマリ。大丈夫、本当に死ぬって意味じゃないから。 　だってこれは、僕と君が幸せになるまでの物語なんだから。

花びらが散り 離れて 流れて 花筏になり 重ねて 留めて 本作は、カクヨム様でも公開しています。 https://kakuyomu.jp/works/16817330658197739834

道路は散った桜でいっぱいです。

　安穏としてやがるおまえの傍らに、忍び寄る不知なるもの。

　いや、わかるけど。 　それ、いまじゃなくてもよくない？ 　あとにしてよ、あと！

ある日、聖都アキバに発生した＂リアルの裂け目＂！ 異次元人、時空海賊、科学ギャングの侵略が始まる！ 秋葉原の危機に立ち上がる美アラサーのスーパーヒロイン。 ヲタクの聖地、秋葉原を逝くスーパーヒロイン達の叙事詩。 ヲトナのジュブナイル第96話＂ゾンビに説教＂。夏コミの裏イベントでゾンビがゾンビを殺す殺人事件が発生。 謎の動画が出回る中、ゾンビ殺人犯を追うヲタッキーズは、レズ痴漢に嫉妬した女子が犯人だと突き止めるのでした。

　移ろう時間の中、人の生と死は淡々と。 　避けられぬとわかっていても、心を悼ませる。

朝子はあまり人と話すことが苦手な女の子だ。 大学生だった青春時代。 大学を卒業して届いた同窓会の通知葉書に戸惑う理由は…。

　かつては、炎を燃やし続けていた炉も。 　いつかは、その役目を終える日が来る。 　消えない炎など、ないのなら。 　それを宿す器も、また。時間の流れに、飲まれて消えるのだ。

　夜を彷徨う、紅く塗られた唇。 　標的を定め、狙いをつける銃口のよう。 　撃ち抜かれたなら、それが今夜のルージュの獲物。

　切り落としても。抉り取っても。 　腐食はすでに、奥まで蝕んでいる。 　どうにかできるだなんて、まだ思ってやしないだろうな？

　あなたと一緒にいられるのは、一年だけ。 　最初からその約束だった。 　でも、だけど……――。 ※カクヨムの『同題異話短編集』より転載・改稿しました。

ふと見つけた花びらから、優しさに包まれる。 足元に視線を向けました。