現代、日本。 　大学生、小田長信の前に、突如、果心居士と名乗る人物が現れる。 　果心居士は長信には戦国時代の武将、織田信長が宿っていることを教え、そして長信と同じように戦国時代の人間の魂を宿した者達との戦いが始まったのだと告げる。 　勝者は過去に戻る権利が与えられるというが、長信は果心居士の話を信じることが出来ない。 　そんな長信を銃弾が襲う。 　誰が襲ってきたのか長信には分からない。しかし長信の口が勝手に動いた。 　まるで自分の中の誰かが口を開いたかのようだった。 「……光秀？」 　――何故、俺を殺したのか？ 　現代×戦国。織田信長といった戦国時代の偉人が子孫に宿り、過去に戻る権利を賭けて子孫、先祖同士の戦いに挑む物語です。 　また、現代からは分からない戦国時代の謎、例を挙げると「明智光秀はなぜ信長を裏切ったのか」などに切り込み、描いていきます。 　歴史然とはせずに固すぎない物語を目指しています。そのため、本作品は歴史を好まない方々向けに仕上げるつもりです。 ※更新内容※ ・2023年12月3日 →第三章の誤字脱字を修正致しました。 ・2023年11月30日 →第二章の誤字脱字を修正致しました。 ・2023年7月24日 →第一章の誤字脱字を修正致しました。 ・2023年7月21日 →第一章～第三章において、内容を調整致しました。大きく展開は変化していません。