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作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N3479IL
連載中 (全2エピソード) |
しんちょうのはかもり
数千年前から続く神魔戦争によって人は多くの犠牲を出した。
神王・魔王のため命を捧げることに疑問を持ち始めた人は独自の力に研究を重ね人が統治する国を創り始める。そのひとつエドナ王国。そこで素性を隠し王政魔導師団長となったトリストは自身に忌まわしき過去を与えた神を憎んでいた。神の使いと呼ばれる神鳥を使い秘密裏に行っていた実験の最中、対立していた王妃ノアを陥れ王国の全権を握ると歴史を絡繰ろうとする。全ては自身が神となるために。
幼い頃に両親を亡くしたロルトは育ての母であるネサリー、子のエーベルと共にノーリーン村で神鳥の世話をして暮らしていた。それぞれが抱く複雑な思いを隠しながら。
エドナ王国では十六歳になると自身が持つ適性の検査を受ける義務があった。村も例外ではない。ネサリーはその準備として二人を神鳥の墓へと連れて行く。そこから人が使える能力、思念は神聖力を私怨は魔力を生成できる概念を教え始めた。
王国へ出立した二人は途中、エドナ王国第三王女ルリと出会う。そこから王国に関わり始めると意図的に改ざんされた歴史に見え隠れする両親に違和感を持ち始めるロルト。
亡くした者のため王に忠誠を誓う王政騎士団長ロランレイ。その子カルヴァーは王女ルリを護る決意を心に刻む。禁忌の先を探す王政魔導師団副長フレイは命の恩人トリストに操られロルトたちと対立するが、不思議な少女ハルネスと出会うことで過去を清算しようとする。王妃ノアとネサリーは何を見たのか。徐々に明らかになる過去とトリストが持つ私怨。
神を護りたいわけではないがトリストを倒さなければ側にいる者たちを護れない。それは自身が繋げた私怨と気づき葛藤するロルト。その迷いをエーベルの思念が包む。
神は存在するのか、神のために生きることは間違っているのか。
それでも神の象徴である神鳥を護り、人の思いを繋げていくことを選んだロルトは仲間と共にトリストへと立ち向かう。
ジャンル:ハイファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 123大賞4 最終更新日:2023/10/22 11:14 読了時間:約14分(6,529文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N2129IF
短編 |
当校の生徒と言う自覚を持つから始まり、寄り道をしないなどを付け加えてから最後に清き交際などが書かれた校則はどこ吹く風。
主人公、貝沢智将は人と違うと自覚しながらも、人と同じと見られることが嫌で一度も校則を破らないまま真面目な中学校生活を終えた……と言えば聞こえは良いが、何かに熱中したことも、何かに対しても勇気を持っているわけでは無かったから。
そんな顔見知りたちと離れたいから通学時間がかかる高校に入学したわけでも無かったし、だからと言って高校デビューをしようとは微塵も思っていない。
それに伴う責任を負わされることを理解していたし、その中に見え隠れする学生の本分が続くことを知っていたから。
ただ、行動範囲が広がることが楽しそうと期待を寄せていた智将は、それに伴って知識が広がることも期待していたし、その広がる行動範囲が人生を(自分)を幸せにできる可能性があるとも思っていた。
それはまた、誰かの人生も幸せにできる可能性があるのではなかろうか? とおぼろげに考えたこともあったが、そんなたいそうな考えこそどこ吹く風。そんなことはそんなヤツらに任せておけば良いこと。
そんな内気だが内面はこじらせている系男子のお話。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 日常 青春 ラブコメ ドリコム大賞2 最終更新日:2023/05/06 14:36 読了時間:約18分(8,786文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N7601HY
短編 |
なろうラジオ大賞4テーマ「缶コーヒー」応募。
入社十年目の水野は優柔不断なところがあり平社員のまま。
そんな水野が昇進を考慮していることを知らされず、
上司たちの前で新規営業企画のプレゼンする一コマ。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: R15 日常 なろうラジオ大賞4 最終更新日:2022/12/04 11:45 読了時間:約2分(948文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 36 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 4 人 評価ポイント: 34 pt |
作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N5021HQ
連載中 (全32エピソード) |
幼い頃より、リラは父のレハールと山の中に流れる小川の側に建てた小屋で、群生する黄葡萄が人に与える影響について調査をしていた。
そこで道に迷い意識が朦朧としているところを救われたアマティは、黄葡萄に関する過去の事例が書かれた銀板をレハールに見せ、同じ医術者同士、調査に協力するようになる。
数年の後、レハールは以前のアマティと同様、意識が朦朧とした二人の男に出会う。世の流れに疎かったレハールは、その者たちの素性も知らぬまま近づき、一人の男に刺された。泣き叫ぶリラを見て、アマティは一計を案じる。
それからルチェーレ国王子の影武者として過ごしていたリラは、オルトベラ王の遠征に同行。各地を回り戦果を挙げることもあった。
そんな記憶も曖昧になるくらい多忙な日々は、六日後の聖炎式でその任務が終わろうとしていた。
全てはアマティと結婚するため――
それだけを考え過ごした六年間。城壁に作られた礼拝堂から民衆に向けて最後の演説を終えたリラは、やっと解放されると思った矢先、アマティから六年前の計略に続きがあることを聞かされる。
それを、衰退した国で保護され、オルトベラ王に仕えていた王子たちにも聞かせ、建国するように願うと、リラの正体を明かした。成り行きで王子たちに求婚されるリラ。
聖炎式が近づくにつれルチェーレ王妃、補佐官のセガノトが、過去にアマティと交わした約束の清算について不審に感じたリラと王子たちは、自身の生い立ちにも疑問を持ち始める。
どうして国が滅んだのか。
どうして王は死ななければならなかったのか。
どうして一緒になれないのか。
どうして憎まなければならいのか。
そして、どうしてそれらを銀板に書き記したのか。
アマティと結婚したいという感情はいつから生まれたのか過去を探すリラと、かつて自分が生まれた国を再建しようとする王子たちは、大人になるため、父のような王を目指すのかを苦悩しながら建国準備を進めていく。
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: R15 残酷な描写あり シリアス 西洋 中世 集英社小説大賞4 女主人公 最終更新日:2022/08/04 10:11 読了時間:約177分(88,396文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N3331HM
連載中 (全2エピソード) |
尾丸(おまーる)産業株式会社は創業100年を超える商社。そこに勤める羽田中(はたなか)さんは、勤続4年目だ。日々、陽気な社員たちに不満を持ちながらうまく立ち回り、何となくストレスを発散しながら毎日マイペースに仕事をしている。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: R15 日常 ネトコン11 ほのぼの 女主人公 現代 職業もの アラサー文庫 アラフォー文庫 最終更新日:2022/02/21 07:00 読了時間:約24分(11,772文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N5396HK
短編 |
ヤヒロ(二十六歳)
サオリ(二十六歳)
は食品メーカーで働いている。
新入社員研修の時に同じ班になった二人は、同期入社ということもあり連絡先を交換。
後に営業部に配属されたヤヒロと、食品開発部に配属されたサオリは特に接点なくその年の忘年会を迎える。
雑用をする新入社員にくつろぐ暇はなかった。会話もないまま忘年会が終わる。
八か月の間に少なくなった同期。ひとりが音頭を取り、ささやかながら二次会を開催することになった。
そこで多くの話をした二人はお互いの価値観に魅かれて行く。
「じゃぁ……友だちから……」
「うん、いいよ」
ヤヒロの言葉に頷いたサオリ。
それから三年の交際を経て婚約。
四月から主任へと昇進し、休みなく仕事をしている二人。年末に結婚式と新婚旅行を兼ねてオーストラリアへ行くため、三週間の休みを取ったからだ。
結婚式の予定を立てながら、小さいながらもマンションを購入。更に引っ越しの準備、生活必需品などの相談が加わって行く。
部署の違う二人がこなす毎日の仕事。
目まぐるしい日々、季節は梅雨。
先にヤヒロの引っ越しが終わり、冷たい部屋の中、身体を寄せ合って寝る二人。
降り続く雨の音が神経を尖らせる。
――マリッジブルー
そんな言葉がサオリの脳裏によぎった。
あれから十日。
久しぶりに同じ日に休みとなった二人は、気分転換も兼ね動物園に行く予定を立てていた。
そんなヤヒロとサオリの日常。
サブタイトル:四つ目の雨が晴れるとき
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: R15 ネトコン11 最終更新日:2022/01/08 20:55 読了時間:約16分(7,665文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:たの・のぶかず/作品情報/Nコード:N7936HI
短編 |
教室でいつも通りに話し込むヒロとユイ。
お互いの微妙な距離感に心地よさを感じながら。
ふと話題に上がったサイコロの一の目が出る確率。
ヒロは、出るか出ないかの確率だから1/2と言い、
ユイは、六個ある目のうちの一つだから1/6と言う。
いつものことだと笑いながら通り過ぎるクラスメイト。
話に夢中になり誰もいなくなった教室。
今日もいつもと同じように過ぎていく。
二人はそう思っていた。
ジャンル:現実世界〔恋愛〕キーワード: 日常 青春 なろうラジオ大賞3 ほのぼの 男主人公 女主人公 学園 現代 最終更新日:2021/12/03 09:02 読了時間:約2分(999文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 8 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
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