平社員の神津陽一が会社帰りに転移した先は、剣と魔法の異世界都市アズライトだった。 　アズライトで宮廷魔術師のティアに魔力を開放をしてもらうと、全属性に適性がある上に、Aランクが2属性もあるという国内随一の素質の持ち主だったことが分かった。するとティアや第一衛兵連隊の隊長のタイガーたちは色めきだった。 　早く日本に帰って家族に再会したいという強い想いを抱えながらも、当面はアズライトで生活しないといけないため、生活の基盤を作る為に砦内に与えられた部屋を教科書を見ながら試してみた魔術を使い、大理石でリフォームしていった。すると広いだけだった部屋は、王宮のような白くて美しく、そして居心地の良い部屋へと生まれ変わっていった。 　様々なトラブルに見舞われながらも、周囲の助けもあって徐々に居心地が良くなってくる異世界生活。 　はたしてこの先にどのような異世界生活が待っているのか？ ※タイトルはパンダ玉子さんにアイディアを頂きました。ありがとうございました！ ※カクヨムにも投稿しています。

学生時代の先輩、後輩がたまたま街中で出会ったところから始まります。 ツッコミ：先輩 ボケ：後輩

　俺は雪本尚希。写真部に所属する大学4年生だ。 　高校1年生の時に訪れた女子バスケ部の試合だった。小さい体ながらにチームを引っ張る2年生の桃歌先輩の姿にファインダー越しに恋をした。 　俺には言葉で桃歌先輩に気持ちを伝える事ができなかった。だから写真をで気持ちを伝えようと、ひたすらカメラの腕を磨いた。 　でも先輩後輩の関係以上に、距離を縮めることができなかった。 　きちんと気持ちを伝える事が出来ないまま高校を卒業し、そして大学生活も終わりが近付いていたが、桃歌先輩との距離は高校時代と何も変わっていなかった。 　 　クリスマスが近くなってきたとある週末、桃歌先輩から就職祝いをしてもらえることになった。 10,000文字弱で3話完結の短編です。

サイコロの目をネタにした短編です。 『第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞』応募用に書きました。

味噌汁の味を再現して母親を思い出そうと思ったけど、母親が味噌汁を作っている時の気持ちが再現できたかも。 第3回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞応募用に書きました。

雪国の退屈な時間の中で小さな楽しみを見つける子供たちの話です。 「小説家になろうラジオ」大賞に応募してみたいと思って書きました。