ちょっと好奇心旺盛な大学生だった飛鳥馬は地割れに巻き込まれ、そのまま異世界のダンジョンマスターになってしまう。しかも体は幼児化。帰るに帰れない！ そうして現代知識とダンジョンの力を使って生活を始めるのだが、次第に住み心地が良くなっていくダンジョンには、幼児化した飛鳥馬を『ちび神様』と崇める人が集い、そしてダンジョンはダンジョンじゃなくなっていくのであった。 これは、ダンジョン産遺伝子組み換え作物を作ったり、肉体年齢と実年齢の差に周囲共々戸惑ったり、村を守ったり、信者に可愛がられたり、楽園を作ったりしながら、のんびり帰路を探す話です。 ＊毎日20時20分更新です。

これは悪魔が主催するデスゲーム。異能を与えられた参加者達は、時に協力し、時に裏切り、殺し合う。何故なら彼らには、人を殺してでも叶えたい願いがあるから。 だが、そんなゲームに1人のバカが紛れ込んだ！鋼鉄の首輪を引き千切り！扉をタックルでぶち破り！バカは元気に突き進む！ この話は、9人の人間が願いの為に殺し合うはずが、異能も頭脳も全て筋肉に敗北していくかんじの話です。 ＊ハーメルンにも投稿しています。 ＊書籍1巻がオーバーラップ文庫より発売中です。2巻も出ます。あとコミカライズもします。

主人公の慎吾は今年受験を控えた高校生。　しかし、突如教室に現れた魔法陣によって、その当たり前の日々は失われてしまった。　慎吾は魔族と他種族の間で戦争が続く異世界の“ソリエット王国”に、勇者としてクラスまるごと召喚されてしまう。　この世界における聖戦の真実、召喚の時の黒い影は何だったのか。　そして、慎吾は異世界の勇者として聖戦を終わらせることができるのだろうか。

この世にはまだ、科学の力では解明できない奇怪なものが残っている。人知を超えたそれらは、時に気まぐれに我々へ接触してくることだろう。 ……ただし、それらは概ねぽやぽやしているので、そんなに警戒しなくてもいい。日常がちょっと変になったり、ちょっと楽しくなったり、その程度の影響しか無いのだから。 これは、そんなぽやぽやした怪奇と、それに接する人間達の平和な話です。

どうやらこの世界では、僕が絵に描いたものが実体化するらしい。 だったら異世界スローライフ。描きたいだけ描いて楽しもうじゃないか。 これは、絵を描きたいだけの男子高校生が異世界で絵を描くだけの話ですが、そのせいで精霊に勘違いされたり、絶滅したはずのドラゴンが復活したり、いつの間にか森の奥に城塞都市が完成していたりします。 とりあえず、今日も絵に描いた餅が美味い。 ＊TOブックスさんより書籍化しました。また、コミカライズ11巻が10月10日発売です。＊ ＊完結しました。現在番外編を不定期に更新中です。＊

「だってわたしたちは、運命の恋人なんだもの」 何度も死に別れても、ヨゼフィーネは信じていた。 人生をやり直すたびに、彼女とルードヴィヒは必死に未来を掴もうとする。 しかし、その世界は巻き戻り、二人の愛は摩耗していく。なぜ『運命』は、彼らを幸せに導かないのか。 繰り返される恋の果てに待つものとは……？ ※他のサイトでも投稿しています

ハリボテ令嬢――それが、公爵令嬢ジョセフィン・トレヴァンに付いた不名誉な呼び名だった。 王家との縁組により第一王子アルフレッドの婚約者となったものの、周囲は彼女を見下し、殿下すら冷ややかな視線を向ける。 ついに殿下から婚約破棄を言い渡されるが、彼女にはある秘密があって……？ ※他のサイトでも投稿しています

3年ぶりに再会をした優と奈々。しかし、奈々は夢を叶え、さらには東京で出会った男性との結婚を報告する。優は、約束の空の下で一人、奈々の幸せを願いながらも、叶わなかった恋を思い涙を流す。

「魔王は倒したわけだし、勇者は不要では？」と思いついてしまった王族によって裏切られた勇者は魔王になり、国を興すことにした。※他のサイトでも投稿しています。

「魔導書は、意志を持つ」 魔法が書物と契約することで発動する世界。だが主人公レオは、魔力量も才能も最底辺。“読み取り能力”だけが取り柄の落ちこぼれだった。 そんな彼の手に渡ったのは、ページが減り、言語も解読不能な最弱の魔導書――かと思いきや、 その本・ノクスはかつて**世界を滅ぼしかけた“禁書”**だった。 魔力ではなく知識で戦うノクスと共に、レオは魔導学院で次第に頭角を現していく。 しかし禁書との契約は重罪。帝国の監視官が動き出す中、レオは“本を読む”ことで、この世界の真実に迫っていく。 これは、知識を武器に差別と階級をぶち壊す、異端の成り上がりファンタジー――！

成金貴族の令嬢ヴァイオリアは、婚約者でもある王子の暗殺未遂容疑を掛けられてしまう。更に屋敷は燃え、家族の行方は知れず、更に王子からは婚約破棄を言い渡されて全てを失った。 その結果、色々ぶっ飛んだ没落令嬢が爆誕。倫理と道徳とお上品さを置き去りに、自分を陥れた貴族達に復讐することを決意。数々の犯罪行為に手を染めながら、明るく楽しくぶっ飛びつつ、裏社会を突き進んでいくことになるのだった。 これは、没落令嬢が悪党になって、裏社会の愉快な仲間達と共に楽しく犯罪しながら復讐していく話です。 ※主人公の標準語はブロークンお嬢様言葉です。ご注意ください。 ※アリアンローズさんより書籍化しました。上下巻で完結しております。9割書き下ろしです。 ※コミカライズしています。

番に対する身勝手な行動を制限し、より良い関係を築いてもらう事を目標とした第三者委員会が設立されることとなった。それが『ツガイ管理委員会』である。委員会が目標の一つとして掲げた『番の仕組みの解明』は思わぬ成果をあげるが…？ 運命の番にまつわる静かな復讐の話です。 ざまぁ要素は後半に。 ※＜R15＞は念のため付けました。 ※カクヨム様でも投稿しています。

ランヴァルド・マグナスは、密輸に脱税、詐欺紛いの取引すら行う悪徳商人である。それら全ては金のため。そして復讐のためだ。そんなランヴァルドはある日裏切られ、全財産を失った上、魔物の巣窟に置き去りにされる。しかしそこで、やたらと強い少女ネールと遭遇し、ランヴァルドはネールを利用して成り上がることを決意するが……。 これは、そんな2人が出会ってからの、利用したり懐かれたり、失った何かを取り戻したりする旅路の話。 ……ついでに、金にならないことを絶対にやりたくない男が、やたらと善良な少女に振り回されて格安で人助けする羽目になる話でもある。 ※本作はハーメルンにも投稿しています。 ※書籍2巻がオーバーラップノベルスより発売中です。 ※コミカライズ決定しました。

記憶を取り戻した悪役令嬢の主人公がおかしな方向に頑張る話。 ※カクヨム様でも投稿しています。

本来なら出会うべきでなかったこの2人… 飛んだことで出会ってしまい…？

かつて滅んだ世界。 魔法が残り、機械が眠るこの地で――今日も一日、メイド部隊は働いている。 文明の遺跡に突如現れる“次元断層”には、 失われた技術、異形の魔物、そして誰も知らない過去の断片が眠っていた。 探知・調査が得意なメイド、メアリーは、目をきらきらさせながら遺物を集める毎日。 だけどある日、妙にしゃべる“謎の球体”を拾ったことで、ほんの少しだけ、世界の歯車が音を立てて動き始める。

日本の山奥の片田舎。 生活していりゃちらりほらりと耳に入る摩訶不思議。 馬鹿になった気で話を振れば、相手も興に乗って話を零す。 意外に身近にあるものなんだよ。 一話読み切りを気まぐれに落としていく予定。

親友のエロゲライターが死んだ夜、浴びるほど酒を飲んで寝た俺は気付けばエロゲ世界の敗北竿役になっていた。それは亡き親友の描いた世界そのもので、でも、たったひとつ大きな違いがある。 『主人公が、死んだ——』 この世界における俺の人生はそこから始まった。 最愛の人を失ったヒロインの藤咲兎羽は、表面的な日常を過ごしながらも1人、孤独に堕ちていく。 どうにかしたいけど、敗北者の俺は最初から彼女に嫌われていて…。 「私に構わないでください。私は、これでいい。ずっと、このまま……」 これはハッピーエンドを失った世界の物語。バカなエロゲライターのエゴによって生まれた、最悪のシナリオ。 そんな世界で、それでもただ、未来へ歩んでいくための物語。

書きなぐりするだけです 誰か続き書いて... 俺が読みたい

神聖セントレア王国――世界第三位の大国。その巨大な軍を支えるのは、名家の子息や貴族の令嬢たち。だが、その最下層に“孤児”として名もなき少年が入隊した。 名は、千寿蓮也（せんじゅ れんや）。 身分も家柄もない少年に与えられたその姓は、かつて滅びた「聖十五血族」の一つ。唯一の家族と呼べる老人――今は亡きとされる元大元帥――に与えられた、その名の重みはあまりにも大きかった。 誰よりも臆病で、誰よりも弱かった少年は、厳しい軍の訓練小隊に放り込まれ、理不尽と戦場の入り口に晒されていく。罵倒、命令、差別、そして仲間の死――それでも、彼は立ち止まらない。 これは、名もなき少年が「英雄」となり、やがて王国を背負う「大元帥」となるまでの物語。 その背に背負うのは、亡き者たちの誓いと、誰にも折れなかった意志。 滅びし血族の名にかけて――千寿蓮也は、今日も前に進む。