仲間に裏切られ崖っぷちの瞬間、見知らぬ世界が少女を呼んだ。 巨大な人型戦術兵器《NOA-UNIT》。 見たこともないのに、なぜか“知っている”と感じるこの存在。 命を繋ぎ、力を得て、再び戻った場所は――あの時と同じ瞬間だった。 自分は何者なのか。 この世界は、ただの異世界なのか。 少女とAIロボットが、ふたつの世界を巡る冒険が、今始まる――。 同じ空の下、ひとりの魔法使いの少女が世界の“異変”に気づいていた。 禁じられた魔術に手を伸ばし、 彼女は己が創り出した存在と共に、 繰り返される時の中で、真実を探ろうとしている。 やがて交錯する、意志と意志。 すべての謎が繋がるとき、運命が動き出す。

〜追放？そんな事より冒険だ！〜 剣と魔法の世界の一国アルデリア皇国で貴族の肩書きを持つ主人公クリスは、父親から勘当を言い渡されてしまう。世間知らずな彼が旅の中で仲間と出会い、強敵と対峙し...そして終わりゆく国の行く末を担うこととなる...。 第一章を改稿したものです！

　異世界に憧れていた三郎は、ひょんなことから夢の異世界転生を果たすのだが、全く上手くいかずに現世に逆戻り。 　それはそうだ。　 　三郎にとっての異世界とは、好き勝手欲望を満たすための理想郷であったが、異世界の現実だってそう甘くはない。 　むしろ、現世に無事 戻れただけでも僥倖だったというべきだろう……。 　だがしかし――彼の数奇な運命は、それだけでは終わらない。 　転生の神に目を付けられた三郎は、強制的に何度も様々な異世界へと転生を繰り返す、“異世界漂流者”になってしまったからだ。 　欲望が優先して、異世界で失敗を繰り返すこと４回。彼の心は疲弊していたが、異世界転生は待ってはくれない。 　三郎の明日はどっちだ？　 　異世界作品の主人公が好人物だと誰が決めた？ 　今ここに、異色のクズファンタジーが開幕する。

三百年先の未来で兵士として戦っていた『軍曹』が、作戦中の爆発に巻き込まれたと思ったら２１世紀の日本に転移していた、というお話。 渋谷駅前で一人座りながら途方に暮れる軍曹でしたが、彼は偶然にも上官である『少尉殿』を大型ビジョンに映し出された映像の中に発見してしまいます。 そう、上官はアイドルになっていたのです。 こうして再会を果たした二人でしたが、超有能な上官だった彼女が実は恐ろしいほどのポンコツであることが徐々に判明しはじめます。 敬愛する少尉殿の汚名を返上すべく、軍曹は奔走します。 その斜め上の努力が更なる混乱を巻き起こすとは知らずに。 ※ハーメルンにも投稿しています。 ※バトルもありますが、ゆるい話が中心です。

日常のふとした瞬間、体の一部に身に覚えがない痛みを感じた時の話。 抗うことが困難な、唐突に襲ってくる痛み、あなたに訪れるのは明日かもしれない……。

もし野生の熊に遭遇してしまったら、あなたはどうしますか？

おっさん自動車整備士による、気ままなエッセイです。 別々のエピソードタイトルを安直に繋げたため、タイトルが妙なことになってますが、ノーマルタイヤとホールケーキの関連性は特にありません。 良いタイトルが思い付かずに申し訳ないですが、興味を持たれた方は付き合っていただけると幸いです。 エピソードは、 『ガッツリ雪が積もったのに、ノーマルタイヤで来店する猛者』 『ホールケーキのメッセージプレートに何書く？』 ――の２本となります。 ※エピソードを追加しました。 サブタイトルは、 『サプライズバースデーケーキ』 です。

オムライスを食べる話です。

適当な恋愛しかしてこなかった、香坂 良純が、ちょっとどころか、かなり変わった女性を、本気で好きになってしまう話。

2040年 某国の極秘生物実験の最中、爆発事故により謎の奇病が発生した世界で少年は復讐と平和のために日々を進み続ける。必ずその先に妹と幸せに暮らせる時が来ると信じて……

子どもの頃、母親が読み聞かせてくれた、人魚姫の御伽噺。 ラキュアは、年頃になった今でも、そんな恋物語に憧れるような、夢見がちな女の子。 「あたしも、人魚姫のような素敵な恋をしたい」 そう心に決めて、日々奮闘するのだけれど、頭のネジが数本外れているためか、なかなか上手くいかない。 でも諦めなければ、いつかきっと運命の人と……。 この物語は、そんな吸血鬼女子の、ちょっぴりイカれた新感覚マーメイドコメディー。 ※この作品は以前投稿した短編、『ドメスティックマーメイド』の連載版です。 https://ncode.syosetu.com/n7388gw/ 前作を読まなくても、分かるように書いているつもりではありますが、視点が違ったり端折っている部分があるので、興味のある方はご覧になってみてください。

男性の金を握り潰してくる、恐ろしい妖怪のお話。

決死の想いで、ようやく仇の元まで辿り着いた青年剣士、ジェイムス。 今こそ家族の無念を晴らす時！ しかし相対する仇であるドラクロワは、余裕の笑みを崩さない。 その自信の源は、「受けた者は必ず死ぬ」という彼の秘技に由来するものだった……。 果たしてジェイムズは、見事仇を討つことができるのか？ あるいはドラクロワの秘技に敗れ去ってしまうのか？ 今、空前絶後の復讐劇が幕を開ける！

タイトルの通りです。 良い子は実践してはいけません。

先日見た夢のシチュエーションに、設定を盛ってみただけの、とても小説とは言えない、落書きのようなお話です。

今日も今日とて仕事に励む、親方と弟子二人。 作業が遅れ焦る親方だったが、どこか マイペースな弟子二人に、彼の焦りは加速していき、ついには、 「デカパイ持って来い」 と、意味不明な言葉を口走ってしまう。 場にそぐわない『デカパイ』とは一体なんなのか？ 親方の真意とは？ 今、愛と感動のサスペンスが開幕する！

どんなに下らないことでも、ふとした瞬間、なんとなく思い付いて、やってみたいと思うことってありませんか？ そんなお話です。

マスクにまつわるお話。

皆さんは子供の頃、要らないものを拾ってきて、親に怒られた記憶はないだろうか？ そんなお話。

砂漠の泉に向かう二人の冒険者。 どうせ蜃気楼だと、高をくくるジェイクと、遺跡が隠されていると言って憚らないルビィ。 いまいちやる気が感じられない彼と、夢見がちな彼女が行き着く先に、待ち構えていたものとは？ 二人は果たして、無事エンディングまで辿り着くことはできるのだろうか？