空木 零（うつぎ れい）、35歳。見た目が少し若い以外、何の取り柄もないしがない平社員。 彼の退屈で空虚な日常は、ある朝、目の前に現れたウィンドウによって終わりを告げる。 『貴方は【スキルを作るスキル】を授かりました』 手に入れたのは、文字通り「あらゆるスキル」を無限に創造できる、神の力。 だが、彼が抱いたのは世界征服や大富豪への野望ではなかった。 ただ一つ、純粋で底なしの知的好奇心。 「もし、全人類が魔法を使えたら？」 「もし、昨日とは違う歴史を歩んだら？」 疑問の答えを知るため、彼はスキルを世界にばら撒き、混沌と進化を観測し、飽きれば世界ごとリセットして次の実験を始める。 彼にとって、それは箱庭の蟻を観察するような、ただの趣味。 しかし、彼が“リセット”を繰り返す中で、消されたはずの世界の記憶を断片的に引き継ぐ者たち――「イレギュラー」が現れ始める。 彼らにとって、理由も分からず世界を弄び、絶望と再生を繰り返させる存在は、まさしく『人類悪』。 これは、歴史上最もタチが悪く、そして最も自覚のない邪神の物語。 真の悪とは、悪意から生まれるのか。それとも、完全なる無関心から生まれるのか。 一人の男の退屈しのぎが、無数の世界を絶望に染める、壮大な観測記録が今、始まる。

平凡なサラリーマン、相馬巧（そうま たくみ）は、連日の激務の末、あっけなく過労死した。 ――はずだった。 次に彼が目覚めたのは、月面に浮かぶ謎の観測ステーション。目の前には、グレイ・グーと名乗る陽気な宇宙人がいた。 「いえーい！ 君は地球代表に選ばれました！」 グレイ・グーは告げる。銀河中の文明が集う「銀河コミュニティ」で、地球のような未熟な文明を保護するルールを撤廃する『対等干渉決議』が可決されてしまった、と。 これにより、地球は宇宙のハイエナ共の格好の餌食となった。市場を狙う巨大企業帝国、弱者淘汰を目論む過激な戦闘文明……。そんな魑魅魍魎が跋扈する宇宙を相手に、地球が生き残るための猶予はわずか10年。 巧に課せられた使命は、たった一人で地球文明を導き、10年後の「星間会議（ミーティング）」までに、銀河と対等に渡り合える星間文明へと成長させること。 「失敗しても君のせいじゃないからね！」 あまりにも無責任なエールを残して、グレイ・グーは消え去った。 残された武器は、サラリーマン時代に培った交渉術と処世術、そしてナノマシンで再現された超高性能な身体（擬体）のみ。 これは、宇宙で最も過酷なプロジェクトを丸投げされた、一人の男の奮闘の記録。 相馬巧の、地球の存亡をかけた孤独なネゴシエーションが、今始まる。

平凡な青年だった俺は、ある日突然異世界に転生し、第21王子として目覚める 序列は低く王位継承権もほとんどない末席王子だが、初めから許嫁がいるという衝撃の設定 前世ではモテなかった俺だが、異世界では王子というだけで女性たちの視線が集中する 許嫁のリシェル、侍女、姫……次々と好意を寄せられ、嫉妬の嵐が巻き起こる 修羅場の連続に疲れ果て、俺は部屋に引きこもることを決意する 果たして第21王子の俺は、嫉妬と陰謀にまみれた宮廷で平穏を取り戻せるのか それともモテすぎる運命に翻弄され続けるのか―― モテなかった前世からの逆転人生、嫉妬まみれのラブコメファンタジーが今始まる

陸上自衛隊第一空挺団所属の石動　勤は、休暇中の北海道でエゾ鹿猟を楽しんでいた。 ところが狩猟中に手負いのヒグマに襲われ、撃退するも強烈な前足での攻撃を受けて気を失い、沢へ転落してしまう。 眼が覚めて気が付くと、そこは見知らぬ森で、エルフや世界樹がある「剣とちょびっと魔法」の世界だった。 スナイパーでガンマニアの石動は、この世界に銃が存在しない事を知り、ショックを受ける。 世界樹の化身から「渡り人」としての目的を尋ねられた石動は、自分の欲望の赴くままに「鉄砲鍛冶でもして銃を造る！」と宣言してしまう。 とは言え、銃を使うことはプロでも造るのは全くの素人である石動は、「渡り人」のスキルや周りの人たちに助けられつつ、試行錯誤し苦労しながら鉄砲鍛冶の道を歩んでいくことになる。 本人は自覚せずとも新兵器である銃の影響は大きく、それにより石動の運命も変わっていくのだった・・・・・・。 ＊ガンマニアのおっさんが自分が読みたいと思う小説を書いてみました。 　色々と読みずらい点もあるでしょうが、広い心で楽しんでいただけると嬉しいです。 　また、本職の自衛官やハンターの方にはご不満な点もあると思いますが、御寛恕願います。 　ガチのマニアの方には物足りない点もあると思いますが、一般の方が読んで退屈しないよう、マニアックな部分は出来るだけ軽い描写で済ませている事をご理解ください。例えばライフルのサイトインなど細かく書くと普通の人は読み飛ばすと思いましたので・・・・・・。 　それでも読みにくいのは筆者の力量のせいです。 　火薬や雷管など化学物質の描写もわざと暈したり、必要な成分を書かなかったりしています。 　筆者の知識不足もありますが、自己規制のためとご理解願います。 ＊「カクヨミ」様でも公開はじめました

軍で若くして「魔女」と恐れられた魔法使いフィリマは、退職後、夢だったカフェを開くために田舎町スレンダーポットの郊外の一軒家を購入する。 相棒である生意気なとりとねこのぬいぐるみとともに新しい生活をスタートさせるものの、いきなり当てが外れて大失敗。当座の資金を稼ぐために、やむを得ず冒険者ギルドに登録することになる。 のんびりスローライフを目指すフィリマは、街の人達や冒険者仲間に助けてもらいながら、ふこふこしたぬいぐるみとともに今日も前向きに生きている。 他サイトでも投稿中。

　全てはゴールデンウィーク初日、巷でウワサされる都市伝説の怪奇現象を目撃したことから始まる。 　見た目は都内の下町にある中高一貫校に通う普通の高校生だが、ゲーム腕前はチートを使ったかのような強さの凄腕ゲーマー。 　将来のことよりも「今の楽しさ」を求め、ゲーム専門の助っ人で得た報酬をパソコンやゲーム機などに注ぎ込んでいる。 　そんな高校生が、ネットやゲームに関する都市伝説のような事件を解決するために現実世界と異世界のようなゲームの世界を奔走する羽目に……。

佐藤健司、35歳、タワマンに住むローン持ちの課長 。彼は税金対策のため、週末だけダンジョンに潜る兼業冒険者になることを決意する 。しかし、鑑定で得たユニークスキルは、女性とパーティを組むとそのメンバーのスキルを共有・増幅させるSSS級【盟約の円環】だった 。 本人は「クソスキル」と絶望するが、ダンジョンでパーティを追い出された少女たちを不本意ながらも次々と仲間に加えていく 。アイスで経験値を倍にする陽奈 、ドロップを複製する輝 、確率で奇跡を起こしストックできるりんご 。健司のスキルで彼女たちの力は爆発的に増幅し、パーティはわずか数週間でD級ダンジョンを高速周回できるほど異常な速度で成長を遂げる 。 平穏なサラリーマン生活を望む彼の意思に反し、哀れな中年男が率いる不本意なハーレムパーティの伝説が、今まさに始まろうとしていた 。 この作品は息抜きのネタの作品なので深く考えてはダメです。不定期連載です。 この作品は「ギャンブル中毒者が挑む現代ダンジョン配信物」https://ncode.syosetu.com/n3072ks/のスピンオフ作品です時間軸はこの作品の未来ですネタバレもあるので注意です。世界観の掘り下げや過去は「ユニークスキルのせいでハーレムを作る事が確定した哀れな中年冒険者が挑む現代ダンジョン配信物」ではしません。「ギャンブル中毒者が挑む現代ダンジョン配信物」をぜひ読んで下さい。

現代の日本に、突如として「ダンジョン」と「スキル」が出現して10年。世界は、富と名声を求め、危険な迷宮へと挑む探索者たちが活躍する、大冒険者時代を迎えていた。 裏社会で、その名を知られた伝説のギャンブラー、神崎隼人。彼は、原因不明の難病に苦しむ妹・美咲の、莫大な治療費を稼ぐため、全てを捨てて、探索者の道へと足を踏み入れた。彼が授かったのは、誰もが「大ハズレ」と憐れむ、二つのユニークスキル…コストばかりがかさむ【複数人の人生】と、効果不明の【運命の天秤】。 だが、隼人は、そのスキルの、本当の価値を見抜いていた。 配信者「JOKER」として、F級ダンジョンに挑んだ彼は、初配信で、いきなり、伝説を創り出す。【運命の天秤】を発動させ、ガラクタの小手から、世界の理を捻じ曲げる、国宝級のユニーク武具【万象の守り】を、創造してしまったのだ。 その、奇跡の瞬間は、瞬く間に拡散され、彼は、一躍、注目の的となる。 彼は、ただの、幸運だけの男ではない。 ギルドの受付嬢・水瀬雫や、ネットのベテラン探索者たちの助言を元に、この世界の、ルールと、セオリーを、徹底的に学び、吸収。E級ダンジョンを、次々と攻略し、自らのビルドと、プレイヤースキルを、極限まで、研ぎ澄ませていった。 彼は、ただの探索者ではない。世界のルールを読み解き、その裏をかき、そして、時には、自らの手で、新たなルールを「創造」する、唯一無二のギャンブラー。 妹を救うという、ただ一つの目的のために、彼の、常識を覆すショーは、まだ、始まったばかりだ。 書き溜め期間に入るので1日3話ぐらい投稿になります。https://ncode.syosetu.com/n8418ku/スピンオフ始めてました少し未来の話ですネタバレもあるし主人公変わってるので注意です。あとやってほしい話なんかあるならリクエスト下さい。分からない点や疑問点がある場合は感想下さい。答えられるまたは現時点で表にして良いような疑問点は答えるような話を最新話付近に追加するので。2025/08/03 ついに一日PV5万超えましたひたすら感謝しかないです。 カクヨムやハーメルンでも掲載しています。掲載開始から29日全投稿サイトで合計70万PV超えました感謝です。

両親を殺し、拾ってもらった寮で暮らしていた、雨村刹那ある日寮が襲われて借りたマンションの隣に住んでいたのは、学校の生徒会長だった。あるきっかけで一緒に行動することになった、しかし彼には私のおばあちゃんの謎の死に関わりがあるかもしれない、

15歳の若き魔法使い料理人リュウは、代々続く魔法料理の名家の跡取り。 彼は魔法料理学院の入学試験を突破し、火と風の魔法を駆使した独自の調理法で、数々の料理対決に挑む。 学院で出会ったクールで天才的な魔法料理師・響、そして力強い炎と土の魔法を操るライバル・バンと共に、リュウは魔法料理の真髄を追い求める。 そんな中、伝説の希少食材「星の果実」が復活し、その争奪戦が始まる。 幻の味を巡る激しい魔法料理対決と、魔法生物や魔獣との冒険の旅が、彼らの前に立ちはだかる。 魔法と料理が織りなす熱き戦いの中で、リュウは真の魔法料理人として成長し、仲間たちとの絆を深めていく。 果たして、彼は幻の星の果実の秘密に辿り着き、伝説の味を完成させることができるのか？

西暦20XX年――。 超AI『アルケイディア』が自律的に管理・運営を行う世界初のフルダイブ型VRMMO『Aeturnum: The Last Exile』が、ついにその幕を開けた。 全世界で一億台を売り上げた専用デバイス『イドラ・リンク・カプセル』によって接続されたプレイヤーたちが見たのは、神々しいまでの仮想世界。しかし、このゲームには一つ、決定的なルールが存在した。 ――キャラクターメイクは存在せず、プレイヤーは己の”素顔”と”本物”の姿で参加しなければならない。 匿名性が剥奪されたもう一つの現実で、人々が熱狂と戸惑いに包まれる中、一人の高校生が静かに闘志を燃やしていた。 相馬 彰（そうま あきら）、ハンドルネーム・AKIRA。 表向きは平凡な学生。しかしその内には、一億人の頂点に立つという純粋な競争心を秘めた、孤高のトップゲーマー。 サービス開始直後、混乱に満ちた始まりの地「追放者の浜辺」で、全てのプレイヤーが立ち尽くす中、AKIRAは誰よりも早く駆けだす。そこで彼は、同じく群れから抜け出した、銀色の髪を持つ謎の美少女『Yuki』と出会う。 言葉を交わすより先に、互いの実力を直感した二人は、まるで長年連れ添った相棒のように、完璧な連携で最初のボスモンスターを撃破。全世界で初となるユニーク装備『清純の元素』を手にし、図らずも「最初の開拓者」として、その名を世界に刻み付けることになる。 束の間の共闘を終え、フレンド登録だけを交わして再び一人に戻ったAKIRA。 手にした力と、芽生えたライバルとの絆。そして、剥き出しの野心。 これは、平凡な高校生が、一億人のライバルがひしめく”もう一つの現実”で、唯一無二の王となるまでの戦いの記録。元ネタはPoE2とFF14です。

　アガタクリコじゃない私は十和田(とわだ)毬子(まりこ)、二十四歳。故郷の輪(わ)蔵場町(くらばちょう)の地方銀行で新人行員だった三年前、得意客である往来(おうらい)商事(しょうじ)の〈色の薄いオバサン〉と出会った。その人は、知り合いでもない私をいきなりアガタクリコと呼んだ。初めはにこやかに、やがて不気味な執拗さで、ずるずると私を〈アガタクリコワールド〉に引き込んでゆく。 　なぜかと尋ねても、周囲の人々は異口同音に知らないと言葉を濁した。わけがわからぬまま、顧客に応対する行員として接するうち、不可解な事態は徐々にエスカレートして、ついに決定的な悲劇が起こる。 　輪蔵場町から逃れるように遠くの街に移り住み、ようやく平和な日常を得たと思った三年後、私は往来商事のその人と、街でばったり出会ってしまった。

いっぱいユニークスキルネタあるけど披露出来ないそうだそういうユニークスキルを作って新しく主人公を立てれば良いんだ！そういうわけでVTuber新主人公を立ててダンジョン配信物開始します。 この作品は息抜きのネタの作品なので深く考えてはダメです。不定期連載です。 世界観は「ギャンブル中毒者が挑む現代ダンジョン配信物」 からの流用です

あなたは困った時、誰に相談するだろうか 親、兄弟・姉妹、友達、先輩、後輩、先生 同僚、上司、或いはカウンセラー・・・・・・ でもそんな人たちに頼れない時は、どうすればいい？ そんな困った人たちを救うのが 妖怪の便利屋『エスピトラ』 ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ だいたいは1話完結です。 次話投稿までが長くなることが多いです。 時々、グロテスクな場面や性的な場面が出てきます。 分かりにくい投稿をすることもあります。 以上のことをご了承ください。 それでも読んでいただけたら嬉しいです！！ なお、この作品はフィクションであり、実在する人物および団体とは一切関係ありません。

「貴方の望みを叶えてあげましょう。その代わりに、人間の世界に紛れ混んでいる悪魔共を狩ってもらいます―――」 ある日、宵駆レミィの元に現れた男が言った、一言。 疫病神を名乗るその男と契約し、怪しい話に乗ることにしたレミィ。 彼女にはどうしても叶えたい望みがあった。 しかし。 そこから始まった悪魔バスターの日々は、壮絶なものだった―――！ ＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊ ※この作品もフィクションであり、実在する人物及び団体とは何の関係もありません。 また、ここに登場する設定は全て架空であり、宗教及びそれに準じた思想を否定するものではありません。

茶髪の少年、高橋遥は山で遭難し、突如死んでしまった。その幼馴染の黒髪の少女、米盛そらは、その数日後に公園で遥に再開し、自分が死んだことを告げられた。彼女は遥斗の為になにかしてやれることはないかと尋ね、墓参りに行ってほしいと告げられた。そらは遥斗の願いを叶えるべく、歩き出す。少年の、死体を見つけるために。そして、真実を知るために。

舞台は日本のどこかにある地域、永久(とこしえ)市。 この地域には“ミタカラヒメ”という守神が存在し、眷属ルルと共に平和に過ごしていた。 また、ミタカラヒメは7つの宝石で市を囲い、結界を張ることで、悪しきものを寄せ付けないようにしていた。 しかしある日、悪神ムシバミが唆した人間によって宝石の一つ『オニキス』が奪われてしまう。 それによって崩れた結界からムシバミが永久市に侵入し、ミタカラヒメは交戦することに。 しかし、善戦するも隙を突かれ、ムシバミに敗北してしまう。 ミタカラヒメは最後の力を振り絞り、残る6つの宝石をコンパクトに変え、ルルに託す。 ミタカラヒメは力尽き、ムシバミに呑み込まれたのだった。 こうして永久市は、ムシバミの手に堕ちた。 退屈を嫌ったムシバミは、『オニキス』をとある少年に渡し、怪人を作り上げる等、悪しき力を与えた。 気弱だった少年は力を得たことで強気になり、自身を王とする世界を創ろうと目論む。 一方ルルは、託されたコンパクトを少女達に配り始め…。 これは魔法少女と悪役、2つの視点から描く戦いの記録。

夏の山間にある古い別荘を訪れた美咲は、猛暑から逃れるための静かな休息を求めていた。だが、そこで出会ったのは、雨音に紛れて囁く謎の少女の声と、不気味な古井戸の存在だった。 井戸に映る影、夢に現れる少女の姿は、ただの幻ではなかった。彼女は過去にこの地で失われた命の記憶を宿す霊的存在であり、時空を超えて美咲に助けを求めていたのだ。 次第に美咲は、少女との不思議な魂のつながりを感じるようになる。しかしそれは、現実と幻想の境界が曖昧になる危険な世界への入り口でもあった。 水の中に潜む異界の謎、時間を超えた切ない恋の予感、そして恐怖と救済が交錯する夏の夜。美咲は少女の願いを叶えることができるのか――。

戦国時代、織田信長の配下となった浪人・**梨鍋遜大（はしなべぽんた）**は、知らぬ間に今川家への裏切り行為に加担してしまう。信長に謀反の疑いをかけられ、追放される運命に。しかし、彼が関わるのはただの戦だけではない。今川家の女性・柳原和泉との禁断の恋に溺れ、裏で交わされた密かな契約が彼をさらに追い込む。 信長と今川義元、それぞれの思惑に振り回される遜大は、ついには強引に信長の女性と結婚させられ、戦から逃れるために子供を産ませることを余儀なくされる。しかし、運命はさらに奇妙な方向へと進んでいく。遜大はある晩、時空を超えて異なる時代に迷い込む――。戦国の渦中で彼が選ぶ道は、歴史をどう変えるのか。

ソルブレア帝国“王の槍”に所属する少女兵ローズ。魔法が使えないにも関わらず、戦場では“赤い死神”という異名で恐れられている彼女は、普段通り戦闘訓練に励んでいた。そんなローズの部屋に、ある日黒猫が現れて……。 元帝国最強クラスの少女と、不老不死の喋る黒猫による異世界ファンタジー。