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作者:伏籠洋介/作品情報/Nコード:N3696GR
短編 |
食料ロス撲滅による持続不可能な世界会議で演説した私は、帰り道奇妙な紳士に誘われてもう一つの会議に誘われる。その会議は実現不可能な世界会議で出席者は死肉漁りの昆虫ばかりであった。
紳士は持続不可能な世界は人間以外の生き物に有益であるという。
そして三つ揃えの背広のポケットから出した懐中時計は逆回転していて、針は丁度0時を指していた。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 怪談 近未来 ディストピア ダーク 女主人公 人外 和風 現代 バッドエンド 最終更新日:2020/12/21 22:11 読了時間:約4分(1,906文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 4 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 4 pt |
作者:伏籠洋介/作品情報/Nコード:N0213GR
短編 |
蛭子原了はネット上に「そそそけ」というつぶやきを見つける。誰がそれをつぶやいているのか探すため、蛭子原は電脳の海をさすらう。
そのつぶやきを放つもとをたどると、いつか自分もつぶやき始めるかもしれないと蛭子原は思う。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 近未来 人工知能 電脳世界 冒険 シリアス 男主人公 未来 最終更新日:2020/12/14 21:16 読了時間:約3分(1,135文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 1件 総合ポイント: 14 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 14 pt |
作者:伏籠 洋介/作品情報/Nコード:N6727GQ
短編 |
子供の頃、海で波に流されたゆたう、
大人になっても仕事にもまれてたゆたう。
夜はお酒に飲まれてたゆたう。
その体験を文章にして波の形を作りました。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: 日常 ほのぼの 男主人公 和風 現代 職業もの 最終更新日:2020/12/07 20:29 読了時間:約1分(274文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 14 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 14 pt |
作者:伏籠 洋介/作品情報/Nコード:N5295GP
短編 |
無明を胸に抱く私は二千二十年東京オリンピック歌姫として国歌斉唱の栄光を授かる。
私は心中に救う無明に言う。
もう私は完ぺきな神のごとき光に包まれている、もうお前に居場所はないと。
私が無明の存在を知ったのは、祖母に添い寝してもらっているときに、妹がそこに割り込んできた時だった。私は涙を流し、ベッドを濡らした。
その次に無明が現れたのは音楽大学の声楽家の時私より歌がうまい女の子にあった時だ。その子のパパとママはイタリアの楽団に所属していて、あの子の歌はイタリア仕込みらしいと聞いた時だった。無明は私をさいなんだ。
私のママは女優をしていて、映画で賞を取り、みなママに夢中だった。パパはニュースキャスターで報道番組をしている。
眠らず努力して、何時も皆さんを照らす光とおなり
パパは私にそう言った。
寸暇を惜しんで光を求めた私はF-1レーサーと結婚し、セレブになった。
子供も授かった私はそれにふさわしい世界を求めた。
たとえ中東で世界殺人オリンピックが行われていても。力、技、芸術点を殺人で競う。
オリンピックのオーディションで私よりうまい子がいた。しかし私は組織票で勝った。
花束贈呈の時、その子は私の首筋に牙を立てた。
私のほかに無明を抱えた人間がいるのを私は知った。
開会式の日私は夢を見た、太陽の光に包まれて、空井戸に石を投げ入れる。カラーンと空虚な音がした。
目を覚ました私はベッドサイドの花瓶の水を飲んだ。
腐っていた。
いよいよ国歌斉唱の時、私は息をのんだ。
「き」
「み」
声が出ない。
気が付くと私は暗がりに寝かされていた。
私は無明に問うた。
夜は何のためにあるのか。
生まれて初めて無明は答えた。
「夜は涙の溜まる場所」
と。
ジャンル:純文学〔文芸〕キーワード: R15 私小説 近未来 シリアス 女主人公 未来 職業もの 最終更新日:2020/11/14 10:10 読了時間:約6分(2,820文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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