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作者:刹衷/作品情報/Nコード:N1243IC
短編 |
大学入試が突然変わった。
その名は共通選抜。
それは、国が行う模試で予め決められた得点である500点を超えないと、センター試験や共通テストといった1次試験を受ける資格すら与えられないという残酷なものであった。
これに多くの受験生は動揺する。
仁泉市に住んでいる高校3年生である四城もその1人だった。
とはいえ彼は元々成績が良くなかったので、自分にはあまり関係ないと考えるようになった。
友達である三堂とつるんだり、1人で無為な時間を送って、私立大学にでも行ければいいかと楽観的だった。
しかし、たまたま高校生最後の委員会で一緒になった水宮と出会ってからその思いは変わっていく。
水宮に振り回されながらも勉強会の誘いを受けた四城は、彼女や彼女の友達である高那と過ごすことで、彼女達の優しさや友達思いな所に感化され、自分も共通選抜を受験したいと思うようになる。
果たして、四城は共通選抜の模試で500点を獲得することができるだろうか。
受験と向き合いながら高校最後の青春を送る四城の物語が始まる。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 青春 最終更新日:2023/02/22 21:05 読了時間:約113分(56,113文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 18 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 18 pt |
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