俺、加賀美紬(かがみつむぎ)はゲームの腕を買われ、謎の美少女異世界人に目をつけられ、異世界へと連れて行かれた。 どうやら地球の『ゲーマー』の助けが必要らしく、異世界で起きている問題を解決して欲しいとの事だった。 しかしそれはあくまで表向きの事情。 俺は密かにある事を決心していた。そう、それは誰しもが夢みる異世界ハーレム計画だ。 期待を胸に膨らませ、俺は俺をさらいに来た美少女と一緒に異世界に旅立つ事になったんだが… しかし……… なぜか俺は異世界では女になっていた…

人類と異世界が合体した2016年ー 新たな世界で、ある事情でいきなり世界プレイヤーランク一位になった田中は、ある秘密をもっていた。 その秘密は悩み事でもあった。 そんな田中はある一人の少女と出会う。 その少女は世界ランキング最下位の三沢まりりんであった。

2045年問題ー 簡単に言ってしまえば、ロボットが人間の知能を勝った年である。 優秀な人工知能をもつロボット対人類のロボット解体軍 まさか第三次世界大戦の相手がロボットだとはどんな有能な占い師でもわかり得なかったことだろう。 その悲惨な戦いにおいて、人類は約二分の一の人口を失い、ロボットの制圧による世界征服がはじまった。 そして2054年ー 9年たった今でも人工知能と冷戦をしている人類達は、ある男を見つける。 その名前は瀬奈沢哀人(せなざわあいと)という元軍隊の少年である。 ロボット解体軍に所属していた彼は自らロボットを駆逐するための武器を作り、音だけでロボットの弱点、つまりはAIの場所を特定できるただ一人の人間であった。 しかし、前線で戦っていた彼にある問題が生まれた。 それはー

引き籠りゲーマーの市原阿木都(いちはらあぎと)はある日≪世界一難しいゲームをクリアしてほしい≫と依頼を受ける。 依頼人の名はmioと言う本名を公開できない少女であり、ゲーム制作会社≪TEMITO≫の管理人を勤めていたと言う。 そのTEMITOの新極難ゲーム、keep key king を作ったものはいいも、力作のゲームだけに情報システムの多さの容量と、バグに襲われ開発して3年、今だクリアした人物は皆無ー そんな中、幾多のゲームをクリアしてきた阿木都が、誰もクリアを成し遂げていないと聞いて、今年中にクリアすると宣告するー そう、全ては報酬とプライドの為に……