幼稚園児だった頃の幼い初恋の悲しい思い出。いじめっ子られていたボクを助けてくれたのは、憧れの千代子ちゃんだった。しかし、千代子ちゃんには、「不治の病」と言われていた病気であるということを知ってしまう。

ある男が、ひょんなことからカジノで大金を手に入れる。何百億円という大金を手にした男は、ホテルの部屋に忍び込んで来た不思議な老人と「大金と、何でも願いが叶うこのカードを交換しないか？」と言われて交換してしまう。そして、友人と仕事へ行く途中で交通事故を起こした友人の車に轢かれた貧しい少年の命を「カード」を使って助けるのだが…

小学校最後の夏休みに母親の実家へ一人旅することになった少年が出会った「不思議な世界での不思議な冒険」の物語

内気で何事にもネガティブだった少女が「演劇」という世界に出会い、入り込むことで、プロの役者として成功するまでの過程を描いた。様々な「出会い」の中から「本当に大切なもの」を見つけ、「自分という存在」の意味も再発見していく…

ある日ルナという少女が、独りぼっちで小さな森にいると不思議な喋るウサギに出会い「貴方を空中図書館へ招待します」と言われ、ルナは「空中図書館」行くことにしましたが‥

秋になって線路際の桜並木の枯れ葉が、北風に誘われていろんな所へ旅立っていきます。‥そして、最後の一枚になってしまいました。北風は「君はどこへ行きたいの？」と言います。でも、最後の枯れ葉は「私はずっとここにいたいんです！」と言います。困った北風は‥

‥アナザーストーリーについて‥ 　私が本作品を仕上げた後で、「雅和の場合」「香里の場合」という少し視点をずらした形で物語を描きたいと思った。理由は、この「本当の宝物」が私にとって生き方の原点の再確認の場だったからだ。ドラマに登場人物がいるなら、その人物の数だけドラマがある筈だ。たとえ、エキストラ的な「支所長の神谷課長」にしても、「出世を諦める理由」や家族のドラマが存在する筈だ‥ 　意味のない登場人物は、登場させる必要がない。仮にそれが「極悪人」であったとしても、少なくとも生まれた時点から「極悪人」である筈がないように、その人を「極悪」に追い込んだ理由がある筈だ。「生きていることに意味がある」のならば、「仮に命が無い『存在』にだって意味がある筈だ」‥そんな思いが重なって「雅和の思い‥彼が何故野球を諦めかけたのか？」「香里の思い‥彼女は何故優司を選んだのか？」‥そこまでいくと限りなくドラマが広がってしまい、収拾がつかなくなってしまう恐れがあったので、とりあえず、今回は二人の主要人物に絞って本編で表現できなかった部分を補おうと思っている。 　しかし、実は密かに守君の父親‥小林健司にも面白いドラマがあるんだろうなぁ、と企んでいたりもするのだが‥ 　結局、「出会い」こそが人生にとっての「本当の宝物」なのかもしれない。私はこの小説を書きながら、素敵な「出会い」をした。濱守栄子さんもその一人だと思っているし、「佐藤さん」という一組のご夫婦（？）との出会いも素敵な気づきを私に教えてくれた。かつて新採用教員時代の「お母さん」からも、久しぶりにお電話をいただいたし、多くの仲間やフェイスブックでの小さな「呟き」からも大切なことをたくさん教えてもらえた。 　誰にでもある「出会い」‥しかし、その重要性に気づくか見逃してしまうのかは、最終的には「自分」でしかない。「出会いを大切にできる人は、きっと心も豊かな筈である」‥そんな「当たり前」なことに気づかせてくれた。この日々は、決して無駄ではなかった。私はそう信じて残された日々を生きてゆきたい。 「人を信じ、安らぎこそが大切なのだ」と気づいた朝だから‥ ２０１７・５・１７（ＷＥＤ）１０：１２

出世を諦めた地方公務員の「僕」が出会った「障害児」と呼ばれている子どもたちの通う、特別支援学校での出来事を通して、そこで教師という仕事に悩んでいた青年教師（元甲子園球児）が「本当の宝物」を見つけることに関わり、岩手県大船渡市出身のシンガーソングライターの濱守栄子の「キセキ」という歌を通して「僕」自身も「本当の宝物」を見つけるストーリー

高校生の僕‥の視点で幼馴染の由美のことがずっと好きだったのに、上手く言葉にできないままに、移り気な由美を想いながら、他の女子とデートの約束などをしてしまう。

ふとした偶然居酒屋で隣り合わせた中年男性から、自分が所属する大学のゼミの教授と「かつての同僚であった」と告白され、沖縄の歴史上の「ある悲運な王女」の物語を聞くことになり、琉球王朝誕生の物語と男性（教授？）が設定した架空の人物を通して「人生の過酷さ」を知らされることになる‥

いつも「何故？」「どうして？」とばかり言ってみんなを困らせていたルナは、ある日森の中でピピというウサギの紳士に出会いました。ピピが言うには、「ルナを空中図書館に招待しに来ました。」 空中図書館は、少し普通の図書館と変わっていて、やがてルナは「神様」と出会い、「自分で考えること」の大切さに気づくようになったのですが‥

「便利さ」を追求した果ての世界で起きるかもしれない、近未来的な不気味な世界がもし存在したとしたら‥「便利さ」の極地での危険な人間（？）ドラマ‥

「天使の国」の物語と出産間近の夫婦の生まれてくる子どもへの想いをシンクロさせた物語‥

すべてに「やる気」を無くしていた少年がある日の帰り道で偶然拾った片方の「知恵の輪」‥ その「知恵の輪」を探しにやってきたサチカという少女は、「自分は魔女見習いだ」と打ち明ける。 「僕を魔界へ連れていってくれるなら、知恵の輪を返す」と半信半疑で言う少年に、少女は「分かりました」と言い、本当に少年を魔界へ連れていくが、人間を魔界へ連れていくことが見つかり、罪人として魔界で裁判を受けることになる。少年と少女の運命は‥？

ある朝、いつものように仕事へ出かけた僕のポケットの中にあった「それ」。何だろうと思っていると、謎の紳士から誘われて意外な場所へ連れていかれる。「それ」の正体とは‥ 実はそれは、地球以外の星で語られる「地球破壊？」の計画会議だったとすれば、果たして地球の運命はどうなってしまうにだろう？

夏休みになったばかりの六年生のボクが、スイミングの練習を終えると、ロッカーに不思議な衣装が入っていた。そこへ「コノピ」と名乗る少女が現れ、「私たちの星へ来て戦闘員として戦ってほしい！」と頼まれるのだが‥

ある日、妻が「優しさ」という品物を買ってきた。その「優しさ」には、「森の仙人」と名乗る人物？から、様々な指令が書かれていて、妻はその指令に忠実に従う。最初大きな箱の中にあった「優しさ」は、少しずつ小さくなっていく‥最後の指令で妻は夫である私に「優しさ」を預けるが、私は一緒に楽しんでいたが、「もし、最終的にこれを作った人物が悪意に満ちていたら、どうしよう？」と不安になってしまう。果たして「優しさ」の正体とは、一体何だったんでしょう？