レオニールは、彼の女主人であるエルバート公爵家長女で次期帝国皇后妃、イザベラに叶わぬ恋をしていた。ところが、イザベラの婚約者であるグリフィス皇太子は、異界からやって来た少女に恋をし、イザベラを疎ましがるようになる。 グリフィスは帝位につくと、横暴な言動を強め、彼にとって目障りな貴族たちを次々と処刑し始めた。そして、イザベラも断頭台でこの世を去る。 混乱する国政、不利になる戦況、蜂起する民衆。 狂ってしまったグリフィスによって、レオニールも斬殺される。が直後、「何か」によって、名門公爵家長男「カーレイン」として人生のやり直しを許されてーーー。 彼は、イザベラとこの国を守るため、二度目の人生に挑むが―――――。 　いわゆるチートに生まれ変わった主人公の成長譚です。前半は、ちょっとした冒険(？)、後半にかけて恋愛ものになる予定です。 ド素人です。 バッドエンドは回避したいですが、どうなることやら。ゆるく、生暖かく見守ってくださると幸いです。 更新は遅いです。

失踪した公爵家の次女、ミレーネの代わりに市井から拐かされ、公爵令嬢として育てられた少女、メイヴィス。しかし、ミレーネの生まれたときからの婚約者である帝国の第四皇子との顔合わせの一ヶ月前、本物のミレーネが現れる。 彼女の登場に、公爵家は用済みだとばかりにメイヴィスを追放し、馬車の中で毒を盛った。 薄れゆく意識の中、メイヴィスは復讐を決意する・・・ 勢いとノリで書きました。何も考えずに書いたので、いつかはちゃんと推敲したいですね。 多分３話くらいで完結します。 後付けの２話を更新いたしました。そちらを読んでいただいてはじめて、全体像が把握できるかもしれません。そんなめんどくさい話で申し訳ないですが、楽しんでいただけると幸いです。 誤字報告ありがとうございます。

悲劇の皇妃と、その従者の話。 連載中の小説の前提になるお話ですが、そちらを読んでなくても大丈夫です。

「親父」に拾われた剛は、街で一番の漁師だが、「親父」の息子の洋平とは折り合いが悪く、「親父」の死後その溝は深まるばかりだったが… 　慕っていた「親父」の死を通して、血の繋がらない兄弟の軌跡を描く物語。