「異世界は黒猫と共に」で活躍したクロのその後の物語。 「妖しのハンター」で囁かれていた「クロの子孫」が、どうして生まれたのかが書かれています。 妙子の元に現れた謎の青年闇使。記憶喪失の彼は普通の人にはありえない力を持ち、何故か妙子を助けてくれる。 闇使に対しての恋心を抑えられない妙子がついにキレて…。

『落とし穴騒動』 キーナはふと思った。今ならアレが作れるかもしれない。 試しに作ってみた。 したらば、すんばらしく良くできてしまった。 これは是非出来映えを試してみたい！キーナは思った。 見回すと、テルがいた。 「テルー！　早く早く！　こっち来てー！」 野原で休憩していたテルディアスが目を覚ますと、キーナが仕切りに呼んでいる。 何事かと思い、 「なんだ？　どうした…」 急いでキーナの元へ駆けつけようとしたテルディアスの、足元が突然崩れて消えた。 そのままテルディアスは、キーナが作った深い落とし穴の底に落ちて行った…。 その穴の縁で、キーナがVサインをしていた。 しばらくして、穴の底から這い出てきたテルディアスに、キーナがさんざっぱらお説教を食らったのは、言うまでもない。 こんな感じにキーナがテルディアスを日常的に困らせるお話です。 え？違う？

異世界に喚ばれたサーガとクロム。クロムの大切な人が邪神に攫われたと？！ そして神託によってまた別の世界から喚ばれたというサーガ。しかし女神からの助力要請を速攻拒否。「してほしくば報酬寄越せ」と女神とのにゃんにゃんを希望するろくでなし。 呆れた女神に無理矢理先に世界に落とされたサーガは、一歩歩くごとに面倒事にぶつかって「助けて欲しけりゃ金払え」。報酬がなければ仕事しませんを貫き通す。 綺麗なお姉さんから少女まで、お金さえ払えば面倒事は引き受ける。でも1つの事に縛られるのは大の苦手なサーガは自由を得るためにとんずらする。 さて次の依頼者は幾ら払ってくれるのかな？

ダンジョンの存在する世界において、今だ誰も最奥へ到達できたことのないという難易度Sランクダンジョン。通称ニャンジョンとは？！ お遊びで書いたお話です。

魔法があっても銃を使って戦う。そんな世の中で生きている、１人の不思議な青年。 彼には妖しの血を引くという秘密があり、その力で危険を乗り越えてきたのだが。 ある日ドラゴンに住んでいたホーム、拠点を襲われ、別のホームを目指す事になった。 果たして生きてホームに辿り着く事は出来るのだろうか。 若干残酷シーンがあります。

チートを全く持っていない主人公の八重子（女子大生予定）が、その存在がチートになっている愛猫クロに助けられ、異世界を満喫する。クロの「元の世界に戻る方法探さんのかい」という痛い視線を他所に。 なんだかんだで従魔を押しつけられ、ペガサス、グリフォン、妖精がお供になり、ゴタゴタの末にドラゴンも従魔として従えることになった。しかし本人には従えてる意識はない。 流れで奴隷として獣人の女の子も引き取ることになり、人数は多いのに只人は1人という奇妙なパーティーが出来上がる。 心赴くままに旅をして、獣人の国へ辿り着いた後、悲しい別れが待っていた。 そしてそれを乗り越えた先で今度は従魔達を全て奪われてしまうことに！ 作者の猫に対する深い深い×100愛と、猫知識に溢れた作品です。

キーナの魔法～外伝～、文字通りですね。本作の中では語ることのできないお話をのっけていきたいと思ってます。一話目は、テルディアスとおじいさんのお話です。