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作者:幕下 力士/作品情報/Nコード:N5833GI
連載中 (全2エピソード) |
湿気が世界を牛耳っている季節にかつての恋人である、宇崎に呼び出された。そして【君の最期に立ち合わせて欲しい】と復縁を求めるような、プロポーズにも捉えられるような告白をされる。しかし、続け様に【俺は未来を知っとる、君は23歳の12月に死ぬ。だから俺に最期を看取らせてくれん】とにわかに信じがたい発言をする。未来を知っている宇崎は私の運命の人ではなくて、私は23歳で死んでしまうのか。あまりの情報量に脳内コンピューターはショート寸前である。この日を境に長い間止まっていた物語が、23歳の12月、有栖文香が亡くなるまで止まらず流れていく。何故、宇崎は未来を知っているのか、何故、有栖は死んでしまうのか、有栖を取り巻く人間関係、宇崎はどうしてそこまで有栖に固執するのか。時間としては有栖が亡くなるまでの半年間、沢山の人の過去と未来を何度も行き来するため数えきれない時間を一つにまとめた物語です。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 悲恋 日常 青春 近未来 最終更新日:2020/07/05 23:29 読了時間:約9分(4,005文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:幕下力士/作品情報/Nコード:N3999FF
連載中 (全7エピソード) |
あなたのことをいつも考えている。
あなたのことはなんでも知りたい。
文明が発達したこの世界では、わからないことなんてない。
私はあなたよりもあなたのことを知っているよ。
だって私はあなたが好きだから。
私の願いは、王子様とシンデレラが踊っている後ろでシャンパンを飲んでいる、そんな存在になりたい。
もっと贅沢をいうのであれば、壁になりたい。
欲望のままに穴が空くほど彼を見つめたい。
恋とも愛とも違う好きのなかには、こんな形もあるんだと信じ、田舎のパッとしないイルミネーションを走り抜け、いつものように桜井は夜行バスに飛び乗る。
いつもと同じ、いつも通りの桜井の日常。ただ一つ、いつもと違うのは隣の席が大学生風の男の子であるということだけ。
男の子は桜井に声をかける
「お姉さん、僕もお姉さんの旅について行っていいですか」
『嫌です』
即答で断った桜井だが、この日を境に彼女の人生は大きく変化していくのだった。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 アイドル 推し OL 王子様 オタク 喪女 社畜 パワハラ 最終更新日:2019/08/13 00:05 読了時間:約33分(16,300文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 6 pt |
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検索時間:0.0399191秒
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