15歳で生きるために戦場に立ち、運良く武功を立てて英雄と祭り上げられた孤児の少女は12年経った今も戦場に在った。 対魔物特殊部隊の部隊長である英雄アルマ。12年前に行った戦勝パレード以来王都に寄り付かない彼女の知らないところで噂は独り歩きし、気付けばただの部隊長である彼女は国民に「鬼将軍」と呼ばれ、畏敬の念を抱かれていた。 そんな色恋と無縁で生きてきた彼女の前に、援軍としてやってきた軍師が跪く。 「アルマ殿。私は貴女と共にある事を願うためにこの戦地に参りました」 大輪の大きな花束とともに差し出されたのは求愛の言葉だった。 ＊ 恋愛情緒が枯渇したでかい（物理）女と愛がでかい（重い）優男の恋愛コメディ（予定）です。 魔物と戦ったりするので一応R15にしてあります。

　自殺しようとした私、高校一年の桜麒星凛(さくらき　せいりん）は、ある一人の男に助けられる。その人は鬼面者という仕事らしい・・・私は鬼面者になるために生まれた子らしいけど、えっ、私って結構すごい鬼面者なんですか!? 　恋と戦いと私の正体を知る《今》の話。

ある日、見知らぬ街に迷い込んでしまった主人公。 そこで彼女はある喫茶店に巡り会う。 扉を開けば、そこには涙を受け止め、笑顔をくれる不思議な時間が流れていた。 迷い込むように始まった出会い。 少し泣けて、心が暖かくなるような、優しいファンタジーの世界での物語。

平凡なサラリーマンの塚田卓也は、ある日ビルの倒壊事故にあい死んでしまう。 「もしかして、転生か！？」 彼は死に際に抱いた期待通り、不思議な能力とともに再び蘇ることとなった。 「リスポーン地点ここかよォ！」 だがそれは、神が仕掛けた残酷な[死のゲーム]の始まりにすぎなかった。 現実世界に侵食していた超能力、そして能力者。 チート能力を携えて、サラリーマンは斬り込んでいく！ 転生に疲れた読者に送る清涼剤的小説。 ※カクヨム様に投稿しております。 ※アルファポリス様にも転載しております。

　これは、今から260年前の戦争孤児だった救われた、はずの兄妹話。 「もう無理だ」 　バシャン！崖からおれは飛び降り海に落ちた。・・・ああ、全て奪われた。救ってくれた親父や部下達、おれに教えてくれた幹部の皆は、死んだ。唯一の妹は、大天使に奪われた！ 「許してくれ、親父、皆。向こうで説教聞くからさ」 　これで、楽になれる。海の冷たさも、今は救いの手みたいだ。 　その時、声がした。沈みゆく中で。 「おい、人の子。お前死ぬのか？・・・くくっわははっ！馬鹿じゃねえのかお前。そんなことで命を捨てるのか、まだ何もしていないのになぁ」 　うるさいな。そんな事？ふざけるなよ！？ 「おれは全てを奪われたんだぞ！？それを、そんな事だと？いい加減にしろ！」 　誰か知らねえが、ぶっ飛ば、す。って、何でおれ喋れるんだ。ここは、海の中だぞ？喋るはおろか話なんて出来ない、出来るはずがないのに。 「なっんで。そんなはず」 　 「おいおい、今更だな」 　声のした方を見ると、真っ黒なモヤを纏った10歳くらいの男の子が鎖に繋がれながらあぐらをかいていた。 「お前は、誰だ？おれに話しかけてきたのはお前か？」 「ああ、つうか俺以外いないだろうがよ。それと俺は、大天使ミカエルの影、ギベア。俗に言う邪神様だ」 「邪神か、その邪神様がおれに話しかけてきたのはなぜ？」 　ギベアは、怪しげな笑みを浮かべて言った。 「お前、俺の封印を解いて他の6人の兄弟も色んな国に封印されているから解いてくれ。代わりにお前が死ぬまで付き従い、俺の能力を貸す。っていう契約をしてくれね？」

水に魅せられ、水に呑まれる。溺れる夢に囚われた「私」が浮上するのは現実か夢か。

寒宵解けゆく冬の朝の、ちょっとした出来事。

楠木正成、35歳のゴミ収集員は、平凡な日常を妹・天音のために送っていたが、ある日突然「リサイクル」というスキルを授かり、異世界に召喚される。そこは「ゴミ」と呼ばれる異形の存在が世界を破滅に導く混沌の地で、正成に与えられた使命はそれらを浄化し、救うことだった。 初戦で巨大なサツマイモ変異体と対峙した正成は、空腹に耐えながらリサイクルスキルを駆使して勝利するが、食欲は収まらず、「秋刀魚が食いたい」と叫ぶ始末。相棒となる初心者女神・アマネは、正成の亡魂の妹・天音に似ており、彼のトラウマとリンクする存在として心の支えとなる。しかし、アマネの実体がない謎や、正成のマナゼロのステータスが物語に暗雲を投げかける。 マナゼロの弱者からチート級の英雄へと成長するのか、それともただのゴミ拾いおじさんで終わるのか——。ユーモアと切なさが交錯する正成の冒険が、今、異世界で幕を開ける。

　　色は、世界に素敵にしてくれる。色は、暮らしを豊かにしてくれる。また、人に安心、心のやすらぎを与えてくれる。重要なもの。色にはたくさんの種類があり、色一つ、一つに色の歴史や、色の由来がある。世の中の物が何色でできているかを「色見本」で合わせるのが好き。ただそれだけの趣味を持った女子高生の話。

　人と人の関係の物語。恋模様だったり、言葉にできない関係だったり、それはまだ続いて、いずれ花になる。 　 　残酷な描写ありは保険でつけてます。

ボッチとはなんなのか、それについて話した物語である。

世界を二度救った・・と思う。 いわゆる異世界転生系というやつだ。 二度あることは三度あるらしく、また世界を救って欲しいといわれた。 正直、三度目の、この世界がどうなろうとどうでもいい。 なので、三度目の世界は、救うのやめようかと思う。

魔王を倒す足掛かりとなるために、育てられた聖女達。彼女達は成人をすると、騎士団に入団させられる。 非常に珍しい「不死」の能力を持った少女、「アメリア」もそのうちの1人だった。 両親と弟を失った少女が、不死の聖女であることに意味を見出すまで

とある会社の事務をしていた佐藤小夏、34歳、未婚は、昔から魔法に憧れを抱いていたが、事故で死んで気づいたら転生していた。魔法の使い方も分からず、さまよい歩き着いた村で自分が全ての属性を使える普通の人間じゃないことを知る。恋愛なし、胸糞なし、よくある転生ものの異世界ファンタジー小説、ここに誕生。

　地球と似たような生態系を持つ星があった。その星には、何個かの大陸があった。そして、円形の大きな大陸が１つあり、その円形の大陸は、７つの国に分けられていた。 　７つの国は円形の大陸の中心となる部分に|金糸雀《かなりあ》、そして周りを囲うように時計回りに、|橙《とう》、|翆《すい》、|瑠璃《るり》、|青藍《せいらん》、|葡萄《えび》、|緋《あけ》と国があり、色の名前から国の名前が決められていた。真ん中に位置する金糸雀が最も大きな国であった。 　この７つの国は、大きな谷で区切られ、行き来ができない地形をしているので、７つの国同士の交流はなく、個々で国を形成している状態だった。 　７つの国の中で最も大国である金糸雀で生活する一人の少女の物語である。

舞台は夜のとある街。そこは「夜」という神が統べる異様な場所。怪奇現象に巻き込まれた友人の美帆を探しに行く鉄平。無事に鉄平は「夜」から美帆を救えるのか。また、この街の秘密とはいったい。

私が好きになったのは、幼馴染でした。

王位簒奪の疑いで投獄された第三王女「エレナ」。 しかし、冤罪で投獄され、死を待つばかりとなった彼女の元に、一人の騎士「レイド」が現れる。 彼は、エレナの初恋の人だった。 「さあ姫様、ご命令を」 「私をここから連れ出しなさい!これは命令よ!!」 長い間、塔に閉じ込められてきた王女が初恋の騎士と逃げる為脱獄！ 初恋の騎士と脱獄をした王女はどうなるのか。 エレナは告白出来るのか！？

やっとの思いで、魔王城へたどり着き、仲間たちと苦難を乗り越えた主人公たち。 最後の魔王との闘い――しかし、主人公パーティにはある秘密があり……。 NTR要素ありますが、そんなバッドエンドじゃないつもりです。 よろしくおねがいします。

七々扇　紬は少し変わった女子高生。 こんな事になったのは、全ては家の鍵を忘れてしまったこと。そんな事から新しい？出会いがあり、死にかけ？物語が進められていく。 ……一体全ての“元凶”は一体誰？