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作者:海勢 真輝/作品情報/Nコード:N6763HG
連載中 (全52エピソード) |
この物語はフィクションです。でも、近い将来においては…
ヒトの遺伝子の数は二万数千個と言われている。しかし、「ヒトが生きている」というとき、そのヒトは四〇〇万個の遺伝子を抱えている。
ヒトの細胞の数は六〇兆個。しかし、生きているヒトが持つ細胞は一〇〇兆個である。
ヒトは、細菌とともに生きている。
今まで人間は、細菌を軽視してきた。
軽視が言い過ぎなら過小評価してきた。
細菌の重要性は、今の時点でもかなり研究されているが、しかし、それは充分というには遠い。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 異能力バトル ヒーロー 細菌 マイクロバイオーム 警察 自衛隊 ドーピング 薬 仮面 最終更新日:2021/12/22 21:22 読了時間:約249分(124,303文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 18 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 14 pt |
作者:海勢 真輝/作品情報/Nコード:N4556GY
完結済 (全4エピソード) |
「ハル」こと直江春一は、芸人としての成功を夢見て、高校卒業とともに東京へ出てきた。バイト先で知り合った北村とコンビを組み、「ハルマゲドン」として順調に仕事が増えていた。
芸人として「これから」というとき、ハルと北村の関係が揺らぐ。「人気者」として調子にのるハルと、ストイックさを保とうとする北村。芸人としての方向性がずれ始めていた。
恋人との破局、先輩芸人の死を経験して、再びお笑い芸人として精進することを心に決めたハル。その矢先、大事なオーディションを前にして北村が失踪してしまった。
相方がいなくなり、自分の小ささを痛感するハル。
自分を取り戻すため、ハルは故郷へと帰る。仲間がいる故郷へ。芸人としての原点を見つめ直すために。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 青春 お笑い芸人 祭り 最終更新日:2021/05/15 21:16 読了時間:約228分(113,768文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 2 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
作者:海勢 真輝/作品情報/Nコード:N3376GX
短編 |
家には大きな柿の木があった。おじいさんとおばあさんが結婚してこの家に住み始めたときに植えた柿の木。四十年以上、この家を見守ってきた。八月のある日、自転車で出かけたおばあさんが家に帰ってくると、家の前に救急車がとまっていた。おじいさんがトイレで意識を失ったという。病院に運ばれたおじいさんは、そのまま息を引き取った。おばあさんは、おじいさんを思って庭を眺める時間が多くなった。おばあさんの時間は淡々と過ぎてゆく。一周忌も過ぎた翌年の九月のある夕方。家の近くに救急車がとまった。救急車のサイレンが、まるでおばあさんの目を覚ましたかのように。おばあさんは再び自転車に乗って出かけた。
九月の終わりの金曜日、東京に暮らす弟から男に「子どもが遊びにいきたがっている」と電話があった。男は、三ヵ月前に妻を亡くして以来ずっと引きこもりのような生活を続けていた。断ろうと思ったが、悩んだ末に受け入れることにする。いつまでもそんな生活をしているなと、妻にいわれたような気がした。受け入れたはいいが、男は、東京から妻に「挨拶したかった」といってわざわざきてくれた甥っ子に情けない姿を見せてしまう。いい加減動き出さなければならない。その決意をもって、男は再び自転車に乗る。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 ホームドラマ 高崎市 観音山 最終更新日:2021/04/14 15:33 読了時間:約69分(34,063文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 6 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 2 pt |
作者:海勢 真輝/作品情報/Nコード:N0227GU
短編 |
蓑里という村に住む女の子咲(さき)は同い年の龍雄と丈一郎と仲が良かった。龍雄は咲に思いを寄せていたが、咲は十八歳になると村を出て製紙工場に出稼ぎに出てしまった。
蓑里村から南に下った所に和田という町があった。和田町の「ハシモト本店」という商店はたいそう繁盛している。そのハシモト本店の長男斉昭は、店を捨てて、目の見えない妹実千(みち)と和田町のはずれで暮らしていた。斉昭は、実千のことを大変可愛がり、大切にしていた。
斉昭は、和田町の北、蓑里のさらに北にある妙名山にある妙名神社の御神水が万病に効くという話を聞く。斉昭は実千をおいて取りにいくことはできず、かといって実千を伴って共に山に登ることも難しい。ある日、近所に住むある夫婦が「わたしが取ってきましょう」と話を斉昭に持ち掛けてくる。斉昭は夫婦の話にのり、お金を渡して御神水の頼んだ。が、夫婦は帰ってこなかった。山道から転落して死んでしまったということだった。
製紙工場に出稼ぎにいった咲は、その経営者の息子宗治に見初められ、結婚することになった。正月に、宗治とその父親を伴って村に里帰りした咲だったが、そのときに「丈一郎が人を殺した」という話を聞いた。丈一郎が、外からやってきた夫婦を峠から突き落として金品を奪ったのではないかと疑われていた。丈一郎は実家にはいなかった。
長野半次郎という男も、咲と同い年だったが、それまで話をしたことはなかった。村では評判の「変わり者」だった。その長野の家に、丈一郎らしき男が匿われているらしい。その話を知り、咲は長野の家を訪れた。そこには、三郎と名前を変えた丈一郎がいた。咲はもちろん丈一郎が人を殺したとは思っていない。
再び村を後にした咲は、和田町で宗治と新しい生活を始めた。二人の間には男の子が生まれた。
幸せの絶頂にいた咲のもとを、宗治の父親が訪ねる。父親は、咲から子どもを奪い取った。子どもを守ろうとした咲だったが、その時に頭を強くうって意識を失う。意識を取り戻した咲だったが、目が見えなくなっていた。
冬のある日、斉昭と実千の家の斜向かいに女が越してくる。斉昭は、実家の父親からこの女の人の面倒を見ることを申し渡された。女は「訳あり」だった。彼女は目が見えなかった。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 残酷な描写あり 日常 青春 昭和 和風 最終更新日:2021/02/10 08:00 読了時間:約114分(56,532文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 22 pt ブックマーク: 1件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 20 pt |
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