[-1-] 
 
作者:矢真野真矢/作品情報/Nコード:N2681EX
連載中 (全3エピソード)  | 
 大陸極北にある王国キースは、大陸制覇を目論むアウム連邦の圧倒的な軍事力、経済力の前に併合、という形で膝を折った。だが、そのことに全てのキース臣民が納得したわけではなく、特に国政と関りが薄く、独立気質の高い森の住民はアウムへの併合をヨシとせず、ゲリラとなって未だに抵抗を続けていた。 
ジャンル:その他〔その他〕キーワード: オリジナル戦記 最終更新日:2019/05/03 23:00 読了時間:約104分(51,950文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 19 pt ブックマーク: 2件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 15 pt  | 
作者:矢真野真矢/作品情報/Nコード:N3517DR
完結済 (全8エピソード)  | 
  二大国家間の戦争の中、一人の戦闘機乗りと離島に住む少女の物語。
 コテツは海洋皇国ネイヴに所属する単座戦闘機のパイロット。
 年齢は一八ながら、開戦からの二年間、戦場を飛び交う経験豊富な歴戦のパイロットだ。
 そのコテツは、ネイヴ領である南洋諸島での空戦の最中、孤立無援に陥り敵の編隊に撃墜される。
 何とか機体から脱出し、落下傘降下で南洋の離島に着陸するコテツ。降下直後、島に住む少女、ハルナに襲われる。コテツは半ば条件反射でハルナを返り討ちにしてしまう。もともと、軍に不信感を持っているところに問答無用に返り討ちにされ、ハルナはコテツに対し心を閉ざす。が、コテツはこの南洋の離島から脱出し、軍に戻るためには原住民の協力は不可欠であると考え、何とかハルナの信用を得ようと試みる。が、取り付く島もなく、ハルナは拒絶。コテツは銃を預けることで、ハルナの信頼を勝ち取り、ハルナ達が住む原住民の村へ案内される。
 コテツはそこでハルナの祖父であるムツに、他の島への通信、渡航手段は無いか、と尋ねるが、資源も軍事基地もない小さな島には、何一つ無いと言う現実を突きつけられる。
 逆にムツは、コテツがなぜ、そこまでして軍に戻りたがるかを尋ねる。コテツは軍人であるから、と即答。重ねて、人の命を賭けても、他人の命を犠牲にしても、軍人としての責務を全うすることに意義があるかを尋ねられる。コテツはやや戸惑いながらも、はっきりある、と答える。そんなコテツに対し、ムツは帰る目処がつくまで、ムツの家に滞在すること、その間にもう一度、自身が戦う理由を考えてみることを提案する。
 翌日、コテツはハルナを追って、島の中央にある小高い丘へと赴く。島の民は島に吹く風を神として崇拝しており、丘で風に祈りを捧げることを習慣としていた。コテツは普段から戦闘機の風防越しに見慣れているはずの空があまりにも蒼く、綺麗であることに驚く。それが南洋の島から見上げているからなのか、戦いから開放されたからなのか、コテツ自身にも分からなかったが。
 それから一ヶ月、コテツは島の生活に順応していた。そのコテツに対し、再びムツは戦う理由を問いかける。だが、コテツは未だに答えを見つけ出せないまま。それどころか、自身が軍人であることすら、最近では忘れそうになっていた……。 
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: オリジナル戦記 シリアス 昭和 近代 最終更新日:2016/12/10 07:00 読了時間:約205分(102,331文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 3件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt  | 
 [-1-] 
検索時間:0.0214319秒
 最新の情報と異なる場合があります。予めご了承ください。

