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作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N9701HX
短編 |
美濃国郡上藩の藩士である山田清左衛門は十七歳の時に家督を継ぎ、四十五年間誠実に職を務め、孫の小四郎に
跡目を譲ることになった。その孫から見た誠実で一徹な祖父の姿を描く。
ジャンル:歴史〔文芸〕キーワード: 日常 時代小説 江戸時代 武士 維新 最終更新日:2022/11/14 08:59 読了時間:約3分(1,166文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N2714HW
短編 |
初めて海外の地を踏んだのはコペンハーゲンだった。キオスクで買ったコーラの高さに僕は驚き、日本の価格体系の合理さを友人に話したが、じゃあバブルに湧く狂乱地価はどうなんだと返され、一言も無かった。
あれから三十年以上の時が流れたが、今でも海外のキオスクでコーラを見るたびに、あの日の会話を思い出す。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 コペンハーゲン コーラ 最終更新日:2022/10/02 11:03 読了時間:約3分(1,199文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N4986HT
短編 |
僕がかつて働いていた住宅展示場は、かつて南海ホークスの本拠地であった、取り壊し前の難波球場であった。
二十五年ぶりに訪れたその地はおしゃれなショッピングセンターに生まれ変わり、当時を偲ばせるものは球場から少し離れた居酒屋が並ぶ狭い路地だけだった。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 ホームドラマ 難波球場 野球 最終更新日:2022/07/30 10:07 読了時間:約5分(2,123文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N2421HS
短編 |
長い付き合いの西村と、この日も空豆をつまみ、吟醸酒の入った杯を傾けながら世界の珍しい昆虫を探すという番組を見ていた。話の流れで互いのお気に入りの昆虫の話となり、僕はミヤマクワガタ、西村はオニヤンマをあげ、
話の終いはじゃあ、取りに行こうぜとなった。
明日が楽しみなんていつ以来だろう。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 最終更新日:2022/07/01 09:34 読了時間:約3分(1,481文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 28 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 3 人 評価ポイント: 28 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N5649HR
短編 |
ピンクフロイドのジャケットに惹かれて入った雑居ビルのバー。そこは自分のお気に入りの曲を流してくれる。何度か通ううちに、自分と曲の嗜好が合う彼と知り合った。お互いに名前も素性も知らず、このバーで曲の掛け合いをするだけの関係を続けている。
友人かと聞かれれば間違いなくNOだが、こういう縁も悪くないと思う。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 バー 洋楽 最終更新日:2022/06/15 08:40 読了時間:約2分(978文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N7818HO
短編 |
アンボセリの夜
僕はケニアのアンボセリ国立公園に旅で訪れ、現地ガイドと交流を持つ。
ある晩、薪をくべながらカリイと、日本とケニアの自慢合戦をし、やがて会話は途切れ僕達は黙ってグラスを傾けた。
旅の最終日、僕は空港で自分の双眼鏡を彼に渡した。彼の息子に僕も、カリイも見たことのない風景を見てほしいと思ったからだ。ナイロビの空港から飛び立った飛行機の窓から彼が手を振ってくれているのが見えた。
「お元気で」僕は心の中で呟いた。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 ナイロビ アンボセリ ケニア 最終更新日:2022/04/13 10:36 読了時間:約2分(815文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N9738HN
短編 |
若かりし頃、ここのバーで、僕は上司の玉川さんに会社から不当な評価されているとをこぼした。僕を元気付けた玉川さんの言葉は今でも鮮明に覚えている。優しかった玉川さんは、間もなく病に倒れ、この世を去り、僕は彼の歳を超えた。その命日にここに来て、琥珀色の照明にウイスキーを当てながら玉川さんを偲ぶ。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 琥珀 バー 最終更新日:2022/03/26 14:48 読了時間:約3分(1,108文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:石井 謨/作品情報/Nコード:N2224HN
短編 |
無理矢理に取らされた休暇で、主人公は海辺の街で過ごす。海の見える駅舎には、役割を終えた伝言板がありり、いたずら心で伝言板に文章を書き入れる。
すると返信があり、休暇の間、主人公は見知らぬ人と伝言板でやり取りをする。
休暇の最終日、伝言板に案内されて、美しい風景を見ながら、主人公は家路へと向かう。
ジャンル:ヒューマンドラマ〔文芸〕キーワード: 日常 伝言板 海 駅舎 最終更新日:2022/03/09 16:36 読了時間:約3分(1,193文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
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