ちょっと変からとっても変まで、知らないだけで世の中には変な人が溢れている。 一話で完結する物語の詰め合わせを喰らえ！

記憶を落っことした。でも大丈夫。落ちた分は拾い集めて行けば良いのだから。 ここに綴るのは、記憶を無くした俺がゆっくりと記憶を拾い集め、やがて本当の俺になって行く話。 『注意』 これは小説ではありません。であれば書いている私は小説家ではありません。 小説ではないこの文字の羅列は、いうならば魂の書き取りです。 これを面白く読めてしまったあなたは、どこかがちょっとおかしいのかもしれません。 書く意義は感じています。しかし読む意味はない物です。

　皆の街フラッシュコブラシティには勇者がいる。 　しかし勇者だって若き血潮巡る忙しき命である。であれば、異世界で勇者などせずとも、恋に学問にその他あれこれにで青春に全くの暇無し。 　なにも暇なヤツや死んだ後の転生者のみが異世界にお呼ばれされるとは限らない。現役の忙しい若者に白羽の矢が立つことだってあるのだ。 　そんな青春真っ盛りの勇者は「異世界？行きません！行ったら負けだと思っています」的なことを言うのだった。 　異世界ファンタジーなんて自分の青春にはいらない。そう考える勇者もきっといる。 　 　そんな感じで異世界に行きたがらない勇者の物語が始まって、きっと終わる。

　前作『ザ・スーパーラブストーリー ～五所瓦これぞうの恋～』の続きのお話。 　　 　あの日実った恋の続きを見てみよう。 　可愛らしい恋の蕾はやがて美しき愛の花へと成長する。その過程はなんともワンダフルなものだ。恋から愛への目には見えない変態をここに文章として書き記す。 　すればしんどい。しなかったらそれはそれでしんどい。それが恋というもの。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 by 愛だ恋だの伝道師 紅頭マムシ

　怪しげなる珠玉の短編九本をお楽しみあれ。 　だいたいはホントにあったことです。

　物語の舞台となるのは恋の降る街ソニックオロチシティ。鬱屈とした青春に満足出来ずにいた【五所瓦これぞう】は、高校入学と共に人生に希望の光を見た。それが恋。高校入学初日に彼は人生で初めて恋をする。しかしその相手は何と女性教師であった。 　筆者個人としては推奨し、世間一般では禁断とされるのが生徒と教師によるラブ。「初恋はだいたい失恋に終わる」という法則を口にしがちな初恋敗退者達に一泡吹かせ、手ずから初恋の負の法則を書き換えようとする男【五所瓦これぞう】の熱き青春が描かれる。　 　 　続編あります。

　一見普通の街であるポイズンマムシシティのただ一つ普通でない点は、街の中央に巨大な人型の像が立っていることである。いつからそこにあるのか誰にもわからないその像の正体は、世界を滅ぼす謎の巨神兵であった。巨神兵が動き出す時、世界はかつてない危機に陥る。 　謎の巨神兵から世界を救うたった一つの勢力、それは伝説の7人のミニスカ侍達である。 　巨神兵の巨体が宙を舞い、ミニスカ侍の丈の際どいスカートが風に靡く時、ポイズンマムシシティを舞台に世界最大の闘いが始まる。 　こういった具合の大筋に加え、少々の挿話と筆者による社会批評を取り入れた、ちょっぴりの事実とたっぷりの虚構を織り交ぜて展開する作品となっています。尚パンチラ描写はありません。