武器と魔法がひしめく世界で、体の弱かった少女は体を強くする一環として、体を鍛えることにした。 体を鍛えていたおかげで少しずつ体は強くなっていた。 だが、この世界では体内の魔力を感じられないということは、あり得ないことだった。 そのすべては呪いと言われていた影響もあり、家でも邪険にされ、役割もなくなった彼女は自分を変えるため、その筋肉を信じて冒険者になることを決意する。 だけど、魔力が感じられないせいもあり冒険者として成功するかもわからなかったが、冒険者として少しは成長していたときだった。 冒険者とはどういうものかという真実を知ることになって…… 魔力もなく普通ではない彼女は体を鍛えることによって、世界の心理へとたどり着いていく。

　高校１年生のある日、過去の挫折によって音楽を諦めていた一人の少女が、ゴミ捨て場でベースを捨てようとしている。 　その前に現れたのは、楽器未経験ながらも圧倒的な歌唱力を持つ、天真爛漫な帰国子女だった。 　彼女の強い誘いをきっかけに、少女の止まっていた時間は再び動き始める。 　時に衝突しながらも、それぞれの心の不協和音を乗り越え、一つのハーモニーを奏で始める。これは、過去の傷を抱える少女が、音楽を通して友情を深め、自分たちだけの「ステージ」を創り上げていく、青春の軌跡の物語。

ゴシップ小説家のアリーは、少々ワケアリな事情ゆえに貴族社会に精通する一庶民作家である。 上流階級のゴシップをネタに暴露本を書いていたところ、本の内容に気分を害した貴公子・リックが怒鳴り込んできた。 曰く――『僕の祖父母はこの本に書かれたみたいに下劣な人間ではない！　訂正しろ！』とのことである。 どうやらリックには、『アリーに書かせたい内容』があるようで――。 とある事情（※タイトル通り）を抱えたゴシップ作家（元令嬢）が、なんやかんやと捨ててきたはずのしがらみや国家の存亡に関わる問題に巻き込まれる話。 前半はラブコメ風味、後半はややシリアス予定。 ※カクヨムのコンテストのために書いた話の転載です。

「俺が君を愛することはない。これはいわゆる『白い結婚』だ」――公爵夫人イレーヌは、夫にそう言い放たれた。 彼がイレーヌに求めたのは、幼い子どもの世話係の役目だけ。長い役目をようやく終えて、さあ、新たな人生へと足を一歩踏み出そうとしたら――『元夫』になったはずの夫が追いかけてきた！ 「どうして逃げる！？　甥の子育てが一段落したら、本当の夫婦になろうって約束しただろう！」 「そんな約束していませんが！？」 期限付きの契約結婚が終わったらサクッと離婚するつもりだった女と、 期限付きの契約結婚が終わる→真実の結婚生活が始まるものだと思っていた男のすれ違いの話。 ※軽く読めるハイテンションラブコメです。 ※全年齢版として加筆修正しました。

作っていたゲームの会社から追い出された男、遊夜（ゆうや）は途中まで作ったゲームをプレイすることにした。 最速クリアを目指して…… だが、何故かゲームがデスゲームになってしまった。 そんなゲームで、遊夜はどうやってゲームをクリアするのか？ 途中まで作ったゲームを知り尽くした男が送る、無茶苦茶なゲーム冒険譚。

中学2年生の夏休み、真奈は異世界トリップして『聖女様』になった。冒険の旅が終わり、現代日本に帰った八年後、再トリップした真奈の目の前に現れたのは――！ 「あなたと旅をした騎士の八代目の子孫です」 「なるほど、私といい感じだったくせに、普通に他の女と子作りしたのね。まあいっか、世界救うぞ！」 というだけの話です。 ※ワンライ（1時間執筆）テーマ『異世界転移』『再会』『宝石』で書きました。 ※息抜きなので冒頭だけです。

世界は終わりに向かっている。 住んでいる誰もがそう言葉にする。 都市と呼ばれる周りは暗闇に包まれており、明かりがあったところでほんの少し先を照らすくらいしか意味がない。 そんな世界だからこそ、生まれながらに体が世界に奪われた者。 世界から欠落した者と呼ばれる欠落者というものが生まれた。 体の一部が世界に欠落させられた人らには、逆に体の一部に力が宿った。 気味悪がれながらも、特別な力を利用しようとする人もある程度はいた。 そんな終わり始めた世界であっても、人の欲望というのはなくならない。 欠落者を利用していろんなことをする人というのは多く、そんな世界だからこそ、殺し屋というものもいまだに存在していた。 そんなときに殺し屋の少年は、欠落者の女性と出会う。 だが、あることがわかった少年は女性を殺さない。 そして、二人の物語が始まる。 ※物語はフィクションです。 かなりよくない描写などもある可能性があります。 あらかじめご了承ください、よろしくお願いいたします。

『ぎりぎり公卿』の姫君・沙那は、恋に奥手で恋人もできたことがないと嘆かれていた。 ある日、従妹であり帝の寵愛を受ける女御・紗子が行方不明になったと知らされた沙那は、紗子の不在をごまかしつつ、彼女の行方を探るために、宮中に潜入することになる。 帝の密命を受けたという公達・寛高と行動をともにすることになった沙那は、彼と協力して紗子の捜索を進めるが、寛高の正体が帝その人であることを知ってしまって――！ という、平安宮廷恋愛×ミステリー×三角関係（？）ラブコメです。 ※カクヨムにも掲載しています。 ※完結済みのため予約投稿で更新します。

朝田英司は警察として活動する中学生。同期の四月一日蒼、緑川渡と共に町の平和を守っていた。ある日英司は魔法少女に助けられ、いつか、自分も彼女みたいなヒーローになれたらと思う。 そして英司たちにある力を授けられる。怪人と戦う戦隊の力を手に入れた。魔法少女と戦隊が誕生したと知る者はもう一人いた。仮面戦士の力を持つ少年も彼らと激突していく。英司たちは、交差しあう運命を潜り抜け、世界を救うことが出来るのか… 戦隊VS魔法少女VS仮面戦士の衝突、悪の組織から世界を守れ。 人々を助けるために戦う魔法少女、世界の平和を守るために戦う戦隊、悪を根絶やしにするために戦う仮面戦士、君はどれを応援する！？ クロスオーバーヒーローストーリー始動！

人々を食べる異形の種族、魔王族が存在する世界。彼らは人々に強い憎しみを抱きながら、日々血肉を求めて捕食していた。 だが、自らが魔王族でありながら、人々を助け、魔王族を討伐する少年がいた。彼の名は闇神刀夜。魔王族と聖剣士の間に生まれた魔王聖剣士として日々魔王族を狩っていた。彼に待ち受ける出会いと悲劇、残酷な運命が待ち構えていた……　最強の剣士として存在する刀夜のルーツが明かされる。 蒼き死神誕生の秘密とは……

私、光神ひめ。それ以外の何者でもない。どこにでもいる普通の中学生なの。ある日魔王族てっ言う人を食べる怖い怪物に襲われちゃったの！　そんな私を助けてくれたのは、闇神刀夜だった。私なんかの100倍強い最強の剣士だった。私は刀夜と共に魔王族を倒すと決意した。絶対にみんなを助けるヒーローになるんだから！！　ゆるふわダークファンタジー、開幕だよ！！

芸能科のある学校に入学できた彼女は、入学式で芸能科にいる女性に声をかけられる。 ただ、うまくいかなかったストレスで踊っている姿を見て、ダンスを教えてほしいと言われてしまう。 それでも、二人の少女が出会うときに物語は始まる。 お互いのアイドルの物語が… ※実際の登場人物や何もかもがフィクションです

あなたは明日死んでしまうとわかったら何を思うでしょうか。 これはとある人物が亡くなる前に心に浮かんだ言葉を書き留めています。

29歳という若さで亡くなってしまった星界正（せいかいただし）は現実世界で魔法使いと呼ばれる年齢の一歩手前で亡くなってしまった。 後少しで魔法使いになれたはずだったのに… これで転生とかもしできても、魔法使いになれないじゃないか！ そんなことを考えていた正だが、本当に異世界に転生することになってしまう。 そこで俺がもっていたスキルは… えっと“ヘンタイ”とな。 やめろ、俺はそんなものを被って力を得たくないんだ！ そんなことを思いながらも、その男は被って着けてスキルで強くなっていく。 変態王道成り上がり！？

テンプレ暴走トラックで死んだ平凡な高校生の『俺』は異世界転生後に高位貴族の長男（美幼児）になっていた。 ひゃっほう、テンプレ万歳、イケメン貴族が現代知識チートしたら人生バラ色じゃないか！　そんな期待は儚く散った。 そう、母親が異世界転生現代知識チート系元悪役令嬢な現『恐怖の女帝』だったばっかりに！　 キャラ被ってるどころか俺の完全上位互換なんですけど！？ おまけに二十年前の婚約破棄騒動のせいで国内の人間関係はぐちゃぐちゃになってるのに、こんな中で当主就任！？ このままでは母親に傀儡当主にされてしまうと気づいた主人公アレクシスとその『唯一の友達』なシャーロットが二人で高い壁に立ち向かう話。 ※４年前に旧アカウント『ユキサ』名義で投稿していた『異世界転生したが母親が完全上位互換だった件』を改題・改稿して投稿します。

「リアルオンライン」 ダイブゲームとして発売されたそれは、現実とあまりにも同じなゲームで… 引きこもりになっていた高校生だった真也（しんや）PN・マヤはすぐにログアウトすれば何かあっても逃げられると思いログインしたのだが… 周りが変態が多すぎるせいか、もともと人と関わりをもちたかったせいか、ゲームの世界に惹かれていく。 ゲームの世界に触れることで、現実世界もコンテニューし、ゲームの世界もクリアできるのか… そんな物語。 ※ 何度も書き直しなどの投稿申し訳ございません。 自分の文章能力が至らないばかりで、誤字脱字なども多々あると思いますが、少しでもより良い作品になればと思っております。 更新につきましては、１～２月に一度と考えております。 すみません、気長にお待ちください。 それでは少しでも楽しんでいただければと思います。 よろしくお願いいたします。

今日の朝ごはんの時に考えたくだらない思考実験。

リアルオンラインと呼ばれる、名前が馬鹿げているゲームが実装された。 ただ名前とは裏腹にそのゲームはこれまでみなが求めていたダイブゲームの形態をしていて… 製作者の言葉。 「ゲームだってリアルだ」 その言葉で、ゲームの中にリアルを見つけるためにリアルオンラインへとダイブした真也（しんや）は、引きこもっていたこともあるのと見た目から王女な称号を得てしまう。 ただその称号を得たことにより出会うことで少年は成長し、ゲームの真実へと向かって行くのだった。 ※これまでのリアルオンラインと同じような描写などありますことをお詫びさせていただきます。 感想、誤字脱字報告など、気軽にコメント頂けると幸いです。

雪の日のちっちゃなお話。

俺の部屋の隣、202号室に住むお姉さん━━氷室さん。 彼女は冷たい雪女みたいな人だ。 日が沈もうとしていたとある日、そんな彼女が部屋の前で蹲り泣いているところを俺は見てしまう。 だから俺は━━ これは俺と彼女の約束のお話。