主人公の志織は普通の生活をして、その日常を楽しんでいた。 友達の香葉と柚希が居て。嫌いな相手の凛花。 だけど、唐突に普通の生活は、ある事により幕を閉じた。

明ける時、の前日談。

闇世界の一族に生まれた兄姉妹の3人兄弟の末っ子のリサ。 普通の人間に憧れている女の子である。 幼い頃に兄と姉が一族を出て、末っ子であるリサが家の後継者となる。だがリサビーネの憧れである"普通"では、やりきれない、後継者になることを拒んで家を後にし、仲の良かった兄を探しに旅に出る。 だが、探して3年が経っても見つからず、探すことに疲れてしまう。 その頃、3人の子供を失ったリサの一族は子孫を絶やしてしまうと焦り、後継者を造るために残酷な実験を始めた。この実験は、人を野獣へと変え、人間世界へ脅威をもたらすものとなることはまだ誰も知らない。 リ・サビーネは、憧れである普通の暮らしをさがして、繁栄の国、ラ・クアンブルを目指す。

【真名（まな）】 ――それは、魂の名前。普段名とは違う、唯一無二の己だけの能力。―― 【真名】が支配し世界において紡がれる、和風ファンタジー小説シリーズ『龍王國譚（りゅうおうこくたん）』。その本編となる、とある少年の物語。 ＝＝＝＝＝＝ 龍王國が末の皇子、シンリ。 彼の世界は、とても狭いものだった。 王宮の中のお気に入りの場所で、好きな本を読んで一日を過ごす。それが、彼の幸せであり、彼の全てであり、これからも続く筈の日常であった。 ――どうしてこんなことになったのか。 それは泡沫のように。彼の目の前から一瞬の内にして消え去った。奪われてしまった。もう、戻ることはできない。 ――どうしてこんなことになったのか。 いつも思っていた。これが神の導いた運命なのか。定められた役目なのだろうか。魂に刻み込まれた必然なのか。 迷いながらも、彼は進み続ける。 もう、元に戻ることはできない。ならば、進むしかないのだ。 彼は、刀を振り上げる。その一太刀に、沢山の者の想いを乗せて。永かった月日に、積年の想いに、別れを告げよう。 総ては、【真名】の導きのままに。 　龍が守護し国、龍王國（りゅうおうこく）で紡がれる、シンリの物語。 ＝＝＝＝＝＝ ◆龍王國譚公式サイト（http://utiagehanabi.webcrow.jp/ryuu/）にて世界設定・登場人物紹介などをまとめています。 ◆pixiv・E★エブリスタでも同作品を公開しています。

【真名（まな）】 ――それは、魂の名前。普段名とは違う、唯一無二の己だけの能力。―― 【真名】が支配し世界において紡がれる、和風ファンタジー小説シリーズ『龍王國譚（りゅうおうこくたん）』。その先駆けとなる一話完結の短編企画、第二弾！ ＝＝＝＝＝＝ 都から離れた農村で働く少女、サクラ。 彼女は村人達から虐げられていたが、その原因となった過去を思い出すことが出来ない。　　　　　　　 しかし、ある日をきっかけに、自身の中に眠る答えを見つけるため少女は考え始める。 ――龍が守護し国、龍王國（りゅうおうこく）で紡がれる、サクラの物語。 ＝＝＝＝＝＝ ◆pixiv・E★エブリスタでも同作品を公開しています。 ◆龍王國譚公式サイトはこちら（http://utiagehanabi.webcrow.jp/ryuu/）

【真名（まな）】 ――それは、魂の名前。普段名とは違う、唯一無二の己だけの能力。―― 【真名】が支配し世界において紡がれる、和風ファンタジー小説シリーズ『龍王國譚（りゅうおうこくたん）』。その先駆けとなる一話完結の短編企画、第一弾！ ＝＝＝＝＝＝ 龍王國が首都名並種（ななくさ）。 そこに、掏摸（すり）に手を染め生きる浮遊児の少年、クゼはいた。 首都の一角の掃溜めの街で、彼は今日も道行く人々から金品を盗み、集め、食料を得る。毎日がその繰り返し。 ――そう、それが日常。それが、いつも通りのこと、だったんだ。……あの男に会うまでは。 長き物語のほんの片隅、断片の世界で、彼らは出逢った。 龍が守護し国、龍王國（りゅうおうこく）で紡がれる、クゼの物語。 ＝＝＝＝＝＝ ◆pixiv・E★エブリスタでも同作品を公開しています。 ◆龍王國譚公式サイト（http://utiagehanabi.webcrow.jp/ryuu/）にて世界設定・登場人物紹介などをまとめています。

特別な力を持つ6人家族。とある日、家族の一人を失ってしまう。離ればなれになり、力を失う家族達。