15歳で生きるために戦場に立ち、運良く武功を立てて英雄と祭り上げられた孤児の少女は12年経った今も戦場に在った。 対魔物特殊部隊の部隊長である英雄アルマ。12年前に行った戦勝パレード以来王都に寄り付かない彼女の知らないところで噂は独り歩きし、気付けばただの部隊長である彼女は国民に「鬼将軍」と呼ばれ、畏敬の念を抱かれていた。 そんな色恋と無縁で生きてきた彼女の前に、援軍としてやってきた軍師が跪く。 「アルマ殿。私は貴女と共にある事を願うためにこの戦地に参りました」 大輪の大きな花束とともに差し出されたのは求愛の言葉だった。 ＊ 恋愛情緒が枯渇したでかい（物理）女と愛がでかい（重い）優男の恋愛コメディ（予定）です。 魔物と戦ったりするので一応R15にしてあります。

とある会社の事務をしていた佐藤小夏、34歳、未婚は、昔から魔法に憧れを抱いていたが、事故で死んで気づいたら転生していた。魔法の使い方も分からず、さまよい歩き着いた村で自分が全ての属性を使える普通の人間じゃないことを知る。恋愛なし、胸糞なし、よくある転生ものの異世界ファンタジー小説、ここに誕生。

ここは様々な商品が売られているネリネ堂。それは本当に素敵で不思議な出会いの場。

散歩日記です。飼い猫との平凡で穏やかで大切な日々を綴ります。

夢魔は今日も任務に走っていた。 そこに2人仲良くしている人間の女の子を見つけ、今日の獲物にぴったりだとひとり喜び、その子達に近づき...

迫るトラック。親友を助けるがために、車道に飛び出した私は死を覚悟する。――しかし、神様による悪戯が起きた。停止ボタンを押したように止まる世界。私に残された選択権は、再生と巻き戻し、どちらかを押すことだった。

十五歳のとき、親の事情で引っ越すことになった朝野道留（あさのみちる）。その時に幼馴染みの少女と病室で交した約束は、連絡一つ取らずの五年後の再会。そして五年後、奇跡が起きた。