むかしむかし、ある村に大きな黒山猫がいました。 黒山猫は不死身でした。 黒山猫死ぬたびに小さな子猫の姿に戻るのでした。 黒山猫は魔力を食べなければ生きられませんでした。 黒山猫は年に一度、村の人達に魔力を貰いに来るのでした。 黒山猫は村のことを好きになりました。 黒山猫は何度も子猫に戻りました。 黒山猫のことをよく知る村の人達は少なくなっていきました。 黒山猫はだんだん恐れられるようになりました。 黒山猫をよく知る村の人達は皆死んでしまいました。 いつしか、黒山猫は邪神と呼ばれるようになり、年に一度、村人が生贄として捧げられるようになりました。 そんな黒山猫の百回目の人生のおはなし。

更新に間が空きすぎて文体とか色々変わってるので書き直します！2022年から「黒山猫はいつ輝く」が完結し次第書き始めるのでよろしくお願いします。

✕月✕日 異国の男性の日記数点が発見されました。 ✕月✕日 異国の女性の日記が発見されました。 ✕月✕日 以前発見された、男性の日記と、女性の日記には、関連性があることが発覚しました。 ※追記 男性と女性の姓名が発覚しました。 以後、男性はA、女性はRと表記します。 ✕月✕日 男性Aと女性Rは主従関係にあったことが発覚しました。 ✕月✕日 研究のため、男性Aの日記と女性Rの日記を時系列順に整理します。