これは幾万年と滅亡と再生を繰り返す二つの世界の戦争を描いた歴史の断片。一欠片の歴史から生まれた七つの罪を1つずつ所有し終戦のために世界に抗う七つの歴史。 そしてこれは傲慢を掲げる少年の物語だ。 力なき少年は正義感だけは誰よりも強かった。しかし世界は残酷で力なき少年から奪うばかり。世界に絶望した少年はいつしか鬼となり果て、力を得て行き着いた先で出会ったのは、自分とは真逆の少女だった。やがて2人は恋に落ちるが、世界はやはり残酷でまたもや少年から平穏を奪い去る。 死にゆく彼が再び瞼を開ければ知らない天井、知らない声？知らない体!?更にここは死後数十年経った世界!!?そう、彼は転生していたのだ。 さらに2度目の転生で記憶を失うも正義の意志を失わない彼は、人と他種族が殺し合う戦争を終わらせるべく、仲間を得て世界を回る。 これは非力な少年の傲慢な旅の物語 更新遅めです。 文字数はだいたい一話一万文字です。

帝国と隣接する王国でただならぬ雰囲気の中密談がなされていた。

令が桜の花弁に誘われた先には、あるはずの無い遊歩道と桜並木、そしてどこからか聞こえてくるバイオリンの音色だった。主人公の令はその音色の主と関わったために亜空間から侵攻してくる化け物たちと戦う防衛軍の小隊に配属させられた。 バイオリンの持ち主には双子の姉がいた。 令はその姉にちょっかいを出され婚約者に仕立てられてしまう。 交差する双子と令との感情と、バイオリンの謎とで令の気持ちが妹から姉に移っていく。 亜空間からの影響で化け物になっていった動物たちとの戦闘を繰り返しながら、亜空間の元凶を探っていく令は、バイオリンが大きく関わっていることを知った。 バイオリンをなんとか破壊しようとするのだが、持ち主の妹から生命力を吸い取っているために破壊できずにいる。

骸骨集団が支配している草原を病気の赤子を連れて若い夫婦が通過しようとしたところから物語が始まる。 骸骨になった両親の手からから人間界に戻った赤子は十年後には貴族学院の入学式を迎えた。 そして骸骨軍は強大になり、ドラゴン種を狩り出し始めた。

平安時代を舞台に陰陽師の活躍を描きました。 様々な見えないものが関係しあって平穏であった時に、 そこに裏陰陽師の策謀で見えないものたちが暗躍しだした。 それは過去にあった人間関係という因果な物語でもあった。