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作者:敷布団カバー/作品情報/Nコード:N3702HT
短編 |
辺境の惑星アイス
すべてが氷に覆われた白い星。
年中ブリザードが吹き荒れ、平均気温はマイナス30度、ここで生まれた生命体はいない。そこに私はいる。
生命の息吹はないかわりに希少な鉱物資源があるため採掘場が作られている。私はそこの監視、メンテナンスをする仕事に就いている。
防寒具なしでは外を出歩けない危険な星、そんな場所で働きたいやつなどおらず、高い給料のわりに求人倍率が低く、簡単にこの職につけた。
たしかにこのまっさらで真っ白で何もなく、動くものは採掘機しかないが、ここはどこよりも静かだ。この静けさは代えがたい。あと好きなのは防寒具なしで呼吸をすれば、すぐ肺が凍り付き、出血し、血が肺に溜まって死んでしまう、防寒具ごしにヒリヒリ感じられる生死の差を彷徨うスリル。これは癖になる。
ジャンル:宇宙〔SF〕キーワード: スペースオペラ 炬燵 温度差 最終更新日:2022/07/27 02:35 読了時間:約1分(483文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 0 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 0 人 評価ポイント: 0 pt |
作者:布団カバー/作品情報/Nコード:N9792GJ
短編 |
私が赴任した小学校では生徒たちによって長い間、町はずれの洋館の噂が流れている。
住んでいた夫婦を惨殺した殺人鬼が住み着いている。
夫婦には子供がいたが、醜かったため監禁されていてまだそこにいる。
死んだはずの夫婦が幽霊として漂っているなどだ。
だが、実際にはそんな事実はなく小金持ちの夫婦が見栄を張って風変わりな洋館を建てただけの話。
その夫婦はすでに亡くなっており洋館には引き取りもおらず解体にも費用がかかるため放置されている。
だが、そんなつまらない現実は好奇心が溢れでる子供たちにとっては関係ない話だ。
ジャンル:ホラー〔文芸〕キーワード: 怪談 ホラー 洋館 学校 最終更新日:2020/07/26 22:23 読了時間:約3分(1,230文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者:布団カバー/作品情報/Nコード:N6874GJ
短編 |
「きょうは土用の丑の日ということでウナギ定食です」
食堂のおばちゃんロボから聞いてそういえばと思い出す。
カウンターからトレーを受け取りヘッドマウントディスプレイを装着する。
ジャンル:空想科学〔SF〕キーワード: 近未来 ディストピア ご飯 最終更新日:2020/07/21 22:51 読了時間:約2分(721文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 16 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 16 pt |
作者:布団カバー/作品情報/Nコード:N7435GI
短編 |
20代からずっと宇宙で生きていた俺が地上暮らしを始めようと決めたのつい先日。
俺はある日に昔の映画で地上で隠居生活をするシーンを見てから今まで考えていなかった地上での生活を想像するようになった。
ジャンル:宇宙〔SF〕キーワード: スペースオペラ 帰郷 地球 SF 最終更新日:2020/07/04 22:03 読了時間:約3分(1,266文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 18 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 18 pt |
作者:布団カバー/作品情報/Nコード:N6360GH
短編 |
夜になると、いつもの日課で高台のドラム缶に火を灯す。
少し待つと遠くの高台にも明かりが見えてくる。
このやり取りだけが私にとって人とのわずかなコミュニケーションである。
ジャンル:パニック〔SF〕キーワード: 日常 バイオハザード パンデミック 短編小説 終末世界 最終更新日:2020/06/13 23:18 読了時間:約2分(615文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 12 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 2 人 評価ポイント: 12 pt |
作者:布団カバー/作品情報/Nコード:N5135GH
短編 |
おっさんはガイドをやってから言い慣れた山の案内をする。
「この山は鬼ヶ山と言う。名前の通り鬼はいるし色んな妖怪もいて昔から山頂から湧いて出てくるんだ。
だが、幕府と陰陽師たちが手を組んで封印をして妖怪の噴出は収まった。その後、外に出ていた妖怪も次次に退治され絶滅した」
ジャンル:ローファンタジー〔ファンタジー〕キーワード: ヒーロー 冒険 おっさん 最終更新日:2020/06/11 22:03 読了時間:約3分(1,038文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 10 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 10 pt |
作者: 布団カバー/作品情報/Nコード:N0889GH
短編 |
小さい事務所に大きな銃を持った少女がやってきた。
彼女は化け物を殺すから手を貸してほしいと言って金を机に置いた。
「額は上々だが、化け物ってなんだ?原住民や原住生物か?それともサイコキラーか?」
「いいえ、人じゃなくて文字通りの化け物よ。対物ライフルがちょうどいい化け物」
彼女は持っている大きな銃を見せて言う
「俺はそんなデカい銃持っていないが、報酬はもらったし面白そうとしよう」
「ありがとうございます。ではあなたにはこれを。私は苦手だから、これで使って」
そう言って手に持てる大砲「ハンドキャノン」を渡した
「了解。武器まで用意してくれたなら、あとは仕事をするのみ」
受け取った拳銃を腰のホルスターに入れ、気合を入れる
彼女に案内されてきた場所は前に大量虐殺があって廃墟となった町だった。
ジャンル:パニック〔SF〕キーワード: 冒険 スペースオペラ エイリアン 怪獣 男主人公 未来 ロボット 最終更新日:2020/06/04 08:28 読了時間:約4分(1,784文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 8 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
作者:布団カバー/作品情報/Nコード:N6295GG
短編 |
ある発明によって人は死を克服した。
その発明は不可視の死神を見れるグラスだった。
グラスを手にした人々は、死に追われる積年の恨みを晴らすべく武器を手に取り次々と死神を殺していった。
ジャンル:パニック〔SF〕キーワード: 近未来 天災 死神 死 フィクション 短編 最終更新日:2020/05/27 16:10 読了時間:約2分(555文字) 週別ユニークユーザ: 100未満 レビュー数: 0件 総合ポイント: 8 pt ブックマーク: 0件 評価人数: 1 人 評価ポイント: 8 pt |
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