人類は、いつ起きてもおかしくない戦争といつ現れてもおかしくない魔物の恐怖に怯えながら過ごしていた。 そんな中、アルマという少年はエケネイスにある小さな村・デノアタウンで母親と姉ふたりたちと静かに暮らしていた。だがある日の夜、何者かの襲撃によりデノアタウンは壊滅し、母含めた村人は殺害され、姉のクウロ、ノウスの姿も見当たらない。ひとりで命からがら逃げてきたアルマは怒りと絶望に駆られていたが、そこに現れたのはジェイという男。彼は身寄りのないアルマを保護し育てていく。その後15の歳になったアルマを真衛隊に勧誘しライやカインド、シキュアといった同期と行動していく。そこからアルマは、世界の嘘と真実に触れていく。 これは、真実を探し続ける偽りの物語。

最凶剣士が精神科医になりました！ 戦いしか知らない青年が、戦争で全てを失った少女と共に精神科医を開業 戦争終結後も続く消えない傷を描く。