TAKIROという未知の侵略を迎えた地球。 電子の遺跡が世界で初めて発見された。ハッカーたちはそこから情報をハッキングしブラックマジクテルというドラッグを作り出した。 ノブナガとアイハラはほぼ10年ぶりに再会する。 国連はTaKiRoとの対峙に備え電力や鉄や食料や医療品を各国の首都だけに集中させる事を決めた。 首都にはTaKiRoと対峙できる能力を持つと国が判断した者達だけが居住を許され、シェルターAワーカーズと呼ばた。 首都に住めない者はシェルターDワーカーズと呼ばれ、食料の生産に当てさせられた。電気や車の消えた土地は牧場や畑に成り代わった。 音楽家になったノブナガと画家のアイハラは、終末期の世界で未知の領域を生きていく。 アイハラの絵からはブラックマジクテルが抽出される。ノブナガの歌が黒い金属として姿を現す。

世界の布が綻んだ。生き物たちはばらばらに生きている。コタロスタは綻びを繕うため、丘の上のミシンを求めて旅をする。

　文という少年は雷に打たれ力に目覚める。サクライさんはその力で影地球を救うために協力してほしいと文に頼む。影地球は地球と対になっており、片方が滅ぶともう片方の世界も滅ぶ。影地球で破壊作業を行うシュガー・リョウを止めるため、地球と影地球の兵士たちが集う。シュガー・リョウは黒い風を吹かせ人々の活力を奪う。シュガー・リョウにはともに破壊をする４匹のネコがいる。シュガー・リョウを止めるためにはギーシ・フンケキ島に住む炎絵の鳥に会い、永遠の冒険心を手に入れる必要がある。文と地球、影地球の兵士たちはシュガー・リョウの破壊を喰いとめるため、ギーシ・フンケキ島へと旅立つ。