不死なる核、体内に巣食う無限の異形、再生のたびに強化される肉体、そして全属性の魔力―― これら以外にも、数多くのチート能力を宿し、世界を恐怖に陥れた“最凶の邪竜”アジ・ダハーカ。 そんな存在が、封印を経て―― 「人間の赤ん坊」として目を覚ました。 能力はそのまま、外見だけが幼くなった邪竜は、人生を歩み始める。 やがて15年が過ぎ、彼はある“目的”のため、人間の学校に入学を果たす。 だが、配属されたのは――落ちこぼれの『Gクラス』。 そこで出会ったのは―― クールで清楚な黒髪ロング巨乳のヒロイン「クルサ」だった。 激しい魔法戦闘を繰り広げ、無双する中、クルサの重すぎる愛が炸裂する。

怪物騎士(オーガナイト)の伝説── それは古より伝わる創世の物語。 ”オーガナイトの名を受け継ぐ者は黒い血を流す“ ボルドー国の騎士ブラストは、その運命のもとに生まれ、医師として敬われる一方、人々の「畏怖」の対象でもあった。 そんな周囲の噂を退け、ブラストに想いを寄せるメルトワの王女エレネーゼ… “呪い”に縛られるブラストを解放するため、真実を求めてボルドーに行くことを決意する。

町外れの海岸にひとつだけ残る赤いポスト。 「亡くなった人に届く」と言い伝えられ、祭りの焚き上げとともに手紙は空へ還される。 高校三年の夏、主人公は彼女と海辺を歩きながら未来を語り合う。 だがその笑顔の裏で、彼女は密かに病を抱えていた。 やがて秋、彼女は学校に来なくなり、主人公のもとに届いたのは――一通の電話だった。

夏の朝、幼馴染の彩花が突然姿を消した。 ポケットに残されたのは、彼女が愛用していたイルカのキーホルダー。 そして、毎日届くメッセージ――それは本物か、それとも…。 彩花の身に何が起きたのか。

仕事帰り、寒空の下で一人ベンチに座るのが日課となった私。 そこで出会ったのは、上品なコートをまとい、穏やかな笑みを浮かべる女性だった。 小さなカイロの温もり、他愛ない会話、やわらかな声色――。 少しずつ、凍えていた心がほどけていく。 雪の降る夜、彼女は「温かいハーブティーを淹れてあげる」と自宅へ誘う。 暖炉の火と甘い香りに包まれたその部屋は、夢のように心地よかった。

「満月の夜、百段の石段を登れば――もう一度、君に会える。」 失った恋人と交わす、たった一度の再会。 一段ごとの問いが、二人の記憶を呼び覚ます。 最後の答えが、永遠の別れを照らし出す。

一日で行ける距離に思い人がいる。 それなのに会いに行くことができない。 甘く切ない、二人の物語。

一話で失われた楽園。力を失ったルシファー（金星）。 学園生活、友人ができず、図書室で本を読む……… そこに美少女幼馴染である「千明」がグイグイ迫ってくる。 お泊りに誘い………そこでは四つん這いになりさらに迫る………それから……… ルシファーは学園生活を謳歌する？ その一方、自由を求めて、世界の裏で暗躍する。 彼のやることには必ず裏が存在し、それは誰にも予想がつかない結末へと進む。 自由を得るだったら、彼は何でもする。 例え、幼馴染の祖母を殺すことになっても……… これは「失楽園」という物語をモチーフに作られた物語。

ブルーム・パルティアーノの誕生をきっかけに、初めて顔を合わせたルポワド王家の子供たち… 王太子の第一王子シャルア、水晶の騎士リオーネの一人息子バレル、公爵家の末っ子ブルームが、成長とともにお互いの関係に気づいていく。

ヨルムドは元首リザエナの勅命により、メルトワ国へと旅に出た。 マティスの森の謎の騎士、ポントワの湖の姫君… 二人との出会いが、ヨルムドの運命を変えて行く。

夫であるユーリを亡くしてしまったシャリナ… 失意の中にあるシャリナを、何とか救いたいとフォルトは悩んでいた。 そんなある日、息子アーレスがフォルトの誕生祝いの催しに馬上槍試合の開催を薦める。 アーレスは試合開催に当たり、父フォルトに賭けをしようと持ちかけた。 「欲しいものを賭け、父上と戦います」 アーレスが父に勝利して得ようとしたのは、何とシャリナとの結婚の権利だった。 『約束の輪舞』の続編 『ペリエの黒騎士』のアフターストーリー　

国王直属の正騎士、カイン・ド・アンペリエールは、特務を命じられ、王都から遠く離れたブローボーニへと派遣された。隣国ネスバージの国境に近いその場所には深い森があり、そこに魔女が住みついていると言う。カインの任務は魔女と呼ばれる人物との接触、そしてその正体を突き止めることだった。しかし、それはやがてルポワド王太子の婚姻話にまつわる隣国との摩擦へと発展し、カインは自ずと渦中に巻き込まれて行く…

はるかな未来。人類は超空間航行という画期的な宇宙航行原理を手にした。時代の副産物であるフリーの航宙士マート・アニンリヒは、病欠した親友の穴埋めのため、不本意ながらも急きょブライトン社の仕事を請ける事になる。そこで会社側が選出した若きエリート航宙士ユリアン・ブレインと共にオーナー私有の新造船の試運転に飛び発つが、『希有の天才』と呼ばれながら不安定で未熟なユリアンの不可思議な魅力に惹かれ、次第に『相棒』として切望するようになる。しかし、ユリアンの未来を慮って別離したマートは、二年後、ユリアンが口性ない噂によって侮蔑されている事を知り、今度こそユリアンを『相棒』にする決意を固める。ユリアンの行方を追い、再びブライトンに降り立ったマートは手懸りを知るという男に出会うが、それは『ウラヌス』事件に端を発し、その功労者として一躍有名となった『超空間の貴公子』ことステイツだった。

シャリナを賭けて挑んだユーリ・バスティオンとの決戦に敗北したフォルトは、その悔いを残したまま時を過ごしていた。 人妻となったシャリナへの思慕を抱き続ける弟に、王妃エミリアは最後の機会を与える。

ペリエ城の姫君リオーネは、父である最強の騎士『漆黒の狼』に憧れ、騎士になりたいと幼い頃から願っていた。12歳になり、双子の弟カインがいよいよ騎士見習いの準備を始めるなか、リオーネは自分に対して淑やかさしか望まぬ父に大反発する。 娘の考えが理解出来ず、困り果てた父ユーリが頼ったのは、眉目秀麗な若き騎士、近衛隊長のシセルだった。「教官」となったシセルは、リオーネの要望に応えるべく、厳しい修練でリオーネを鍛えていく。

大伯父主催の馬上槍試合に招かれていたシャリナは、ある日、誤って騎士たちが集まる沐浴場に入ってしまい大ピンチに陥ってしまう。覗きと揶揄され困惑するシャリナを救ったのは黒い髪の騎士。やがてシャリナは、彼が高名な槍試合の覇者『漆黒の狼』であることを知り、急速に惹かれて行く。

あの瀧嶋先生の漫画「ジャックマン」を小説化したものです。第一弾は「アイドルの死体」小説版自体は2016年初頭にレポート用紙上に完成していましたが、今回リメイクして再発表します。これとともに漫画版ジャックマもどうぞよろしくお願いします!

いつも通りに自室で勉強をしていた中村秋。気がつくと見知らぬ場所へ移動させられていた。突然のことで驚く秋の前に一人の女性が現れ、異世界を救うことを命じられる。相手は魔法を使う、ということを知り青ざめる秋だったが、彼女からのサポートとして、ユニークスキルを授かる。 ユニークスキルの名前は「ガチャポン」。どんな能力なのか分からず異世界へと転移させられた秋は様々な冒険を経て、仲間たちと絆を深め、成長していき、世界を救うために立ち上がる。

100年前、世界に災いが降り注いだ。世界から光を奪い、闇をもたらした天災『世闇』。世闇の出現と同時に、世界中に現れた夜獣(ナイトビースト)達によって人類は終わりを迎えるしかなかった。 しかし、そんな人類の希望となった者達がいた。夜行者(ナイトウォーカー)。体に十字のあざを持つ彼らは人外の身体能力と、特別な力を有し世界を守ったとされている。 これは、世界を守る夜行者を目指す者達の物語。

みなさんには夢はありますか？