どこにでも居るオタクの男子高校生、藍園花楽は、女子高生と異世界転生に強く憧れを持っていた。だが、そんな非現実的な事が起きるわけが無いとも思っていた。しかしある日、学校を登校する際、交通事故に逢ってしまう。まだ齢20にも満たないのに事故で命を落とすなんて、と、後悔と無念で胸がいっぱいのまま意識を失ってしまう。 しかし目が覚めると、そこは異世界だった。念願の異世界で興奮が鳴り止まない。しかもロリとは言え、美少女が心配してくれていて、最高の気分だ。花楽はその子に話しかけられた為、答えるが、声が変なことに気づく。 近くに水たまりがあり、それで直ぐに確認すると、まさかのイケメンでもなければ、丁度いい年頃の女の子でもなく、自分がロリになってしまったことに気づき、深く絶望する花楽だったが、どうすることも出来ないので、仕方なくこの姿のまま異世界で暮らすことに...。 これはTS転生した挙句、ロリになってしまった主人公が送る、チートだけどチートじゃない、百合のようで百合じゃないような...そんな中途半端で思い通りに行かない物語である。

今まで理、夢を倒し、遂に英雄と崇められ始めた生徒会一員。今回はその内の生徒会長、神ノ丞乖十の物語。

理、夢との戦いからおよそ1年が経過したある日。 神夜祭という学校最大の行事が行われようとしていた。 去年は理や夢との戦いにより、開催できなかった神夜祭を開催する準備から描かれる物語である。

彼らは暇を潰したかった。そう。潰したかったのだ。 だが何千年以上も生きている為、暇を潰す方法が無くなってしまった！！！ そこでミカエルが言った言葉は！！！ 　　　　　「ねぇ、現世行かない？」