気づけば森の中、俺は――パンダになっていた。 元50代サラリーマン。 どうやら事故で命を落とした俺は、異世界でまさかの転生を果たす。 しかもその姿は、もふもふ＆重量感ばっちりのジャイアントパンダ。牙も爪もない、戦闘向きとは言いがたいボディ。でも、なぜか妙に強いし、やたらモテる……？ 森で出会ったのは天真爛漫な少女リオナ。彼女をきっかけに、のどかな村で第二の人生（？）が始まった……と思いきや、魔獣の襲来、騎士団との緊張対立、そして“喋るパンダ”にみんなの反応は騒然！ 「……人間の言葉が分からんと思ったか？」 そう、俺は喋れる。渋くて、ちょっとダンディに。 食っちゃ寝しながら、村を守り、子どもたちに慕われ、時々バトルで本気を出す。 自分でもよく分からないが、前世より人間関係が円滑だ。ていうか、前より明らかにモテてないか？ これは、世界の理不尽さにちょっとだけ文句を言いながらも、もふもふボディで優雅に生きる、“男前”なパンダの異世界スローライフ。 今日も肩にカワウソを乗せて、俺は言う――「昼寝の邪魔だけはするなよ？」 ゆるっと癒され、時々熱くなる、もふもふ系ダンディファンタジー 第一幕　全十二話　完 第二幕　連載開始

もう死も間もない七十の老いぼれは、誰もいない病室で独り息を引き取る。 しかし目を醒ました時にはなぜか、知りもしない他人から10歳の誕生日を祝われていた。 周りを囲んでいたのは《西洋》の見た目をした外国人で…… ——ここは本当にヨーロッパなのか……？

舞台は日本。 人間は自分達の暮らしが良くなるように森林開拓、 発電、様々な物の発明を行ってきた。勿論それは彼らにとっては良いことだろう。しかし、彼らはかつて恐れ 崇めていた妖という見えない存在を忘れてしまって いた。妖達は自分勝手に開発を進める彼らに対して 怒りを覚え、敵対し始める。果たして人間と妖、 相入れない2つの勢力が辿る運命とは……？

　レベッカはパーティーの席で急いで婚約者のローベルトを探していた。大切な話があると言っているのに彼はいつも手紙では適当に逸らしてばかり。 　今日こそは顔を合わせて話をするのだと考えていたのに「話し合いなど必要ない」と言い切られ、むしろ忙しさにかまけて最近まったく構えないことに文句を言われた。 　 　そのまま時が経ち、レベッカは婚約破棄を言い渡された。 　せっかく跡取りの地位に抜擢され、いい方向に進んでいくはずだったのにと気落ちしたレベッカは、兄から新しい人を紹介されたけれど……？ 　お世話になっております。短編を読んでくださった方々はエピソード8　至らない部分からどうぞ。 　短編版から多少、言葉を変更していますが、大幅な変更なありません。

わたし、着付師のミリア。 ノースブルク諸侯同盟領・ウエストエッジに住む24歳。もちろん独身。いーの、地元じゃ行き遅れだけど、この国では普通なの。 そんなわたしは、ある日鬱陶しいナンパに絡まれて、結果、割り込んできたおにーさんに靴投げた。え？なんで「靴？」って？ だって中途半端だったんだもん。あのひと。 で。 そのあと、なんかよくわからないけど、そのおにーさんとお仕事することになり？　なんかよくわからないけど街の事件に巻き込まれて、なんかよくわからないうち盟主さまに……あれ……？ 靴で運命変わるなんて思わないじゃん！！ わたしの平穏な日常はどこへ！？ ねえ、どーしてこうなった！？ 「盟主は手綱を握りたい」 読んだら元気になるらしいよっ！ （・▽・）｛……で、盟主って誰の事？ （↑知らないままのミリア） ****↓以下、本物のあらすじ↓**** 「盟主」「モデル」「スパイ」。 自らを煌びやかな外面で固め、嘘に塗れた日々を送るエルヴィス（エリック）はある日、街で絡まれていた女「ミリア」に靴を投げられる。 「わたしの意思！　どうなる！　どう見ても無理じゃん！」 「……ちょっと。こんなこと初めてなんだけど？」 怒り心頭で引き返し、売り言葉に買い言葉で応戦。絡んでいた男そっちのけで始まるドンパチ。後日舞い込んだ依頼を解決するべく、彼が選んだ情報源は──靴を投げた女ミリアだった。 「ファンタジーは好きだけど転生してるとかじゃないやつ読みたい！」そんな人におすすめなラブコメ＊ ※猜疑心高めのスパダリが振り回される話 ※ヒロインだけな～んにも知らないで話が進んでいく話 ※ラブコメ軸と事件軸の二つが絡まり合いながら進んでいく「関係性」を楽しむ話 ※横書き推奨※ ・貴族ファンタジーのコメディ包み ・この作品は「コミック」です ・脳内漫画を文字で著したもの ・横書きでお読みください(縦書きには適しません） ・口の減らねーおもしれー女　vs　毒舌男子 ・イケメンがイケメンできない ・ヒロインはコメディ ・転生なし ・完璧な男がカンペキ出来ない ！面白かったら評価ブクマ、ポストよろしくお願いします！

「君の言うことを何でも聞く下僕になってあげよう。その代わり、君の魂を俺にちょうだい？」 悪魔メフィストフェレスに契約を提案されたグレーテル。一度は拒否するも、ある事件をきっかけにグレーテルは仕方なしに契約を結んでしまい、故郷を離れることに。 一緒に旅をするうちにメフィストと打ち解け、惹かれていくグレーテル。一方で、悪魔はグレーテルのある力を奪おうとしていて……？ ちょっと意地悪な悪魔に恋した女の子がいろいろ頑張る話。 基本ほのぼのちょい甘コメディファンタジー。ラブはゆっくり育む系。

なんで、ワイやったんか……？　いまだにわからんけど、とにかく、ワイは【デルタールエルフ】に召喚されて、いまも【マニヨン】や【ピグマニヨン】と戦ってる。『魔法のスマイル』で。ペンダント一丁で。

「今日からあなたは、ネズミと名乗りなさい」 　名前なし、記憶なし、人間じゃなし。 　されど、未知で強大な異能力は宿っていた。 　ある少年が目覚めると、そこは羅刹と呼ばれる異能力者が支配する人里〈暮梨村〉であった。 　そんな環境で、少年は記憶を無くし、肉体は大きなネズミに変化してしまっていた。 　自身の現状に絶望し、項垂れていると、同じ羅刹である者から自分にも異能力が備わっていると知らされる。しかし、能力の開花の仕方がわからない。 　異能力を行使する方法を探求し、所在を得て人並みの幸福を享受するため、少年は羅刹の頂点に君臨する最強の神〈香梨紅子〉の養子として暮梨村に滞在することに。 　 　ネズミという名を与えられ、ザクロという美しき少女と心通わせるも…… 　紅子から課される神の試練に、少年は決断を迫られる。 　花か、己か、神か、人か。 　これは少年と少女の絆の物語。 　そして、いずれ少年は最強の神に……？ ✿主に土曜日とランダムで他の曜日に更新いたします。 ✿カクヨム様にも掲載させていただいております。

　気付けば俺は妹がドハマりしてた【ガチ百合ファンタジー】の世界に転生していた。たしか俺って、序盤で女勇者(主人公)に殺される悪役モブ貴族だよな？ 　妹は『百合の間に挟まる男は死刑！』とか訳わからんコト言ってたから、とりあえずメインヒロイン達と関わらなければいいだけだ。 　あとはだらだら寝て自由気ままに生きよう。ん、寝れば寝るほどレベルアップ？　女性に貢いでもらうと新魔法習得！？ 　姫君や貴族令嬢ばかりの世界で【ヒモ】スキルはぶっ壊れすぎじゃないか……？ 　寝ずに努力したのに結果が出なくて腐ってゆくはずの悪役モブが、怠惰でテキトーな生活を送ると果たしてどうなるのか！？ 　ネル・ニートホ・ストクッズ男爵令息の笑い溢れるクズ無双が始まる！ ※GAノベル様より書籍化＆コミカライズ決定！

　国一番のギルドの幹部だったサビターは裏で小遣い稼ぎのドラッグ販売をしていたせいでギルドから追放されてしまう。 　場末のバーでヤケ酒を煽る彼の元にピンク髪の少女ライラが現れ、二人でドラッグ生成、販売の取引をしようと持ちかけられる。 　怪しいと思いつつも金、そして仕返しがしたいと思っていたその提案に乗ったサビターは、薬を売って金儲けをするはずが何故かお菓子屋を創業して販売する事に……？

魔法少女アニメ好きの高二男子、一条　早真（そうま）はアニメの中の世界に転生した。 そのアニメとは、怪異と呼ばれる存在から自分達の街を守るために魔法少女が戦うという内容。その最終回は世界の安定と引き換えに、主人公の少女だけが闇堕ちしてしまうという結末。 魔法少女達が戦えば戦うほど、主人公の少女の闇堕ちが早まってしまうが、実はとある生物に騙されていたのだった。 結末を知っている早真はなんとかそれを回避したくて、「もう戦わないで」と魔法少女を説得しようとする。でも簡単には信じてもらえず、あれこれしているうちに……？ 「あれ？　他の子の様子が……。この子こんなキャラだっけ？」 ※カクヨムで公開済みです ※第1話は約3200文字で、あとはサクッと読めます ※コメディ多めですが、シリアスあり ※この作品はフィクションです。実在するものとは全く関係がありません

　文学部の大学生、紺野静樹は突然異世界に飛ばされた。 　森の中で怯えながら寝て次に起きた時、家の中に移動しており、二足歩行で歩く虎顔の獣人と出会う。 「と、虎⁉︎　牙が怖すぎるっ、食べられる……！　あ、意識が……」 「わーい！　やっと起きたね人間さん！　……あれ、また寝ちゃったの？」 　どうやら見た目は恐ろしいが親切な白虎の獣人、タオに保護されたらしい。 　幼い頃に猫に噛まれたせいで獣の牙が大の苦手である静樹は、彼の一挙一動にびくびくと怯えてしまう。 　そんな中、タオは静樹を番にしたいと迫ってきて……？ 「シズキってかわいくっていい匂いだね、大好きだよ！　番になってほしいなあ」 「嫌です無理です、死んじゃいます……っ！」 　無邪気な虎獣人と、臆病な異世界人のドタバタラブストーリー。

　男手一つで弟子ローレンスを育て上げたジルは、独り立ちの儀式を経た弟子から衝撃的な言葉を告げられた。 「晴れて一人前になれたので、結婚してください、師匠！」 「……お前、いつから私のことが好きだったんだ？」 「十五年前からです」 「つまり三歳じゃないか！　それは刷り込みだろう、恋じゃない！」 「いえ、家族の情なんかじゃありません。愛しています、ジル」 　弟子から好きと迫られて、絆されるわけがないと思っているのに、ドキリとする場面が増えていく。 　ジルはローレンスの産みの親である女性が好きだった。彼女の面影をローレンスに重ねているだけだと言い聞かせる。 　そのうちに山を隔てた聖都がきな臭くなってきて、偶然ローレンスの本当の父親と会うことになり……？ 　一途溺愛×霊障事件×師弟バディもの。

■簡易あらすじ■ ブラック企業をクビになった主人公の自宅にダンジョンが現れた！ 自分を救い、隣人を救い、部下と職場を救う。 いずれは世界を救う……のか！？　 ■簡易あらすじ（章）■ 一章……忍者になってコツコツダンジョンに向き合う。それがスローライフ！　 二章……狩猟、農業……牧歌的ホンワカスローライフもあるよ！　 三章……殺伐バトル！　命を投げうって戦う……スロー（投げる）ライフ（命）！？　 四章……現代異能で金策！？　高収入が現実に！？　 五章……人に害なすダンジョンから人々を守れ！　異能バトル勃発！？　 ■詳細あらすじ■　 【一章】ステイホームはダンジョンで！　 パンデミック禍の日本。俺はクビを宣告される。 ブラック労働から開放された俺の自宅にダンジョンが現れて……？　 失う物のない俺はダンジョンへ足を踏み入れる。 ダンジョンの中にはモンスターが！　そしてレベルアップ！　 職業はロマンあふれるニンジャを選択！　 忍具を作って、理想の忍者を目指す！　 ニンジャの可能性は無限大だ！　 攻略方法を考え、モンスターを駆逐し、検証して改善する。　 多彩なスキルでダンジョンを攻略していく！　 【二章】ストーカーは隣人で！　 隣人の現役女子大生モデルに悩みの相談を受ける。 どうやら、ストーカーに悩まされているようだが……。 新環境でモンスターを乱獲したりチート農業も始める……？　 ほんわかスローライフ生活の始まりか！？　 【三章】冷蔵庫は無理ゲーで！　 仕事を離れてダンジョン生活を満喫している俺の元に、元部下の女子高生が助けを求めてきた。 戻ってきてと泣いて謝ってももう遅い……こともない！？　 かわいい部下を助けるのも悪くないよね！？　 【四章】副業は公儀隠密で！　 俺の元に公儀隠密を名乗る男がスカウトに訪れ、高額の報酬を提示する。 人に害をなすダンジョンと戦ってほしいという。 陰ながら人々のために戦うのはなぜか忍者！？　 【五章】本業は公儀隠密で！　 自分のダンジョン攻略をしながら、秘密組織の一員として陰から人々の安全を守る日々。 現れるダンジョンが強力になっている？　 世界とダンジョンを取り巻く環境が変化しているのだろうか……！？　 カクヨムでも投稿中！

魔法に必要なのは、美しいと思う心。 魔女達は美しいと思う心と、針と糸とリボンで魔法を使う。 その集大成たる服を纏うのは、魔女の使い魔《ドール》達――― 私は、「クロスステッチの四等級魔女」。まだ新米だけど、四等級魔女試験に合格したばかり。 《魔女の夜市》に自分の刺繍を着てくれる《ドール》を求めて出かけた私は、迷い込んだジャンクショップで一体の《ドール》と出会う。 前のマスターにタトゥーを入れられ、片目を失っていても、その《ドール》は美しかった。 そうして格安で購入した《ドール》は、どうやらカタログ通りの普通の人形ではないようで……？ ※カクヨム様に同じ内容を投稿しています。 ※評価、ブクマ、感想等お待ちしております。

公爵領の街、サグラードの孤児院で育ったディアは、孤児でも大切にしてくれる公爵領に貢献して生きていきたいと思っていた。 しかしある日、目の前が真っ白になり、突然瞳の色が金色に変わる。 ――私が聖女？　嘘でしょう？ 神官達に連れられ王都に来てみれば、ディアは一切歓迎されなかった。 聖女に選ばれるのは貴族の娘だと信じて疑っていなかった貴族達や、聖女を婚約者にと考えていた王太子にとって、青天の霹靂だったらしい。 ――でもそれ、私だって同じなんだけど？ 離れたくなかった公爵領から無理やり連れてきておいて、なんでこんな扱いを受けなきゃいけないの！？ そんな鬱屈した気持ちを抑制しながら、大神殿で聖女の役目を果たしていたディアだったが、聖女の力を学んでいくうちに悪巧みを始め……？ 元気いっぱいの明るいディアと、口は悪いけど実は優しいライが、お馬鹿な王侯貴族をフルボッコするざまぁ物語です！(毎週末更新予定)

＜あらすじ＞ 8歳の時、妖術使いのベルネージュに親を殺されたエルザは、道端で倒れている所をエスタリオン王国の王女エルランディに救われる。 大きくなったエルザは、いつかは親の仇を取りたいと考え、剣の道へと進んでいく。彼女は生まれ持っての怪力で、力で相手をねじ伏せるという剣風である。そして彼女が16歳になった時、エルランディ王女に呼ばれて王国の騎士となった。 ある日のこと、エルランディ王女が何者かによって毒を盛られるという事件が発生した。彼女の命を救うには、7日以内に薬を手に入れなければならない。しかし、その薬は国外れの山奥にある、ヴァルハラという町まで行かなければ手に入らないという。 王国はすぐさま薬を取りに行くメンバーを選抜し、エルザたち七人は即座に王都を出発した。ところが、道中で何度も刺客による襲撃を受けてしまう。急な出発にもかかわらず、一体、どこから情報が漏れたのか……。不安に包まれながらエルザたちはヴァルハラへと走った。 そんな中、敵の仲間として現れたのが、エルザの両親を殺した妖術使いベルネージュの仲間、ジェームズであった。名前以外に情報がなかった親の仇の、手がかりを掴んだのである。エルザは命の恩人である王女を救い、両親の仇を取ることを改めて決意する。 エルザの仇、ベルネージュとジェームズの野望は、国内の反体制派と隣国と共闘して、エスタリオン王国を打倒することにあった。そして新たに樹立された新政権を影から操ろうというのである。 王女暗殺未遂事件の影で、動き出す陰謀。しかもその首謀者たちはエルザの仇なのである。はたしてエルザは薬を王都へ持ち帰り、エルランディを救うことが出来るのか。ベルメージュとジェームズを倒して、親の仇を討って国を救えるのか……？ 妖術使いが呪術を操り、剣と剣とが火花を散らす。剣で活路を切り開く、ファンタジー・アクション小説、女剣士エルザの物語をぜひご覧ください。 ※毎日更新。1カ月以内に完結予定（下書き完成済）です。

第一王子と妹が並んでいる姿を見て前世を思い出したリリーナ。 ここは、乙女ゲームが舞台の小説の世界だった。 悪役令嬢が主役で、破滅を回避して幸せを掴む——そんな物語。 私はその主人公の姉。しかもゲームの妹が、悪役令嬢になった原因の１つが姉である私だったはず。 とはいえ私はただのモブ。 この世界のルールから逸脱せず、無難に生きていこうと決意したのに……なぜか第一王子に執着されている。 ……そういえば、元々『姉の婚約者を奪った』って設定だったような……？ ✽毎日8時・12時・17時・20時の4回更新予定です。

両親は兄にばかり贔屓し、冷遇された雪子は祖母に引き取られるもの、そのトラウマから他人からの愛情を素直に受け取ることができずにいた。 そして、育ての親である祖母を病で亡くし天涯孤独となってしまう。 そんな雪子の前に現れたのはヨーロッパ帰りの、五乙女秋人という美男子だった。 秋人との出会いにより、雪子の世界は鮮やかに色づき始める。 いつか2人で祖母の遺した“うさぎの夢“というごはん処を再開させようとするものの、雪子の両親は兄の出世のために無理矢理縁談を組まそうとして……？ これは四季折々の京都で花咲く、2人の恋とごはんの物語。

　ある乙女ゲームの150年前に転生してしまった前世：田中花子こと、エレノア。『聖女』として生まれた彼女は婚約者であった王子の浮気により婚約破棄、さらには濡れ衣で国外追放されてしまう。 　追放先はなんと、150年後に乙女ゲームの舞台となるはずの国だった。　盗賊に襲われているところをかつて聖女として病から助けた辺境伯のロランに助けられ、彼からの好意でエレノアは彼が領主として治める土地に身を寄せることになるのだった。 　そして新たな国では身分のないエレノアにロランとの契約結婚の話が持ち上がるが……？ 　医療も道具も未発達な世界で、元医療従事者であるエレノアの改革が始まる。 　彼女にあるのは慈悲でも慈愛でもなく、元医療従事者としての現代日本の知識と技術、そして職業倫理のみ。 　これは彼女が女神に×××××するまでの物語。 　※「乙女ゲームヒロインの『引き立て役の妹』に転生したので立場を奪ってやることにした」の150年前の賢者：田中花子が主役の話になります。 　こちら単品でもお読みいただけます。そして上記のお話も合わせて読むとさらにお楽しみいただけるかと思います。