剣と魔法のファンタジー世界。 だが、神々は退屈しており、娯楽として異世界人の魂を召喚し、その人生を「配信番組」として観覧している。 召喚された者は「配信者」となり、神々（視聴者）を魅了することで、その信仰を「投げ銭（スキルやアイテム）」という形で受け取ることができる。 地上の住人は、基本的に「配信」の存在を知らない。 ただし、神々を熱狂させるほどの面白い「物語」は、噂や伝説として地上に広まることがある。

魔王の討伐を果たして帰還した勇者と結婚した主人公『クロエ』。 新居での初夜、勇者が魔王に寝返った事実が発覚。 騎士だったクロエは、勇者の裏切りに激昴して刃を向ける。 抵抗虚しく敗北したクロエは、勇者の魔術で遥か離れた最果ての地に転移させられてしまう。 勇者と魔王を討ち倒すため、騎士クロエは長い旅路に出る。 笑いあり、涙あり、恋愛あり、メイドもショタもカエルもあり。 剣と魔法の王道ファンタジー。 ※登場人物紹介は極力ネタバレを排除しております。 ※第六回ネット小説大賞一次通過作品

　広島の片田舎に住む来栖家は、人里離れたポツンな農家である。農地は広くて生活も安定しているけど、敷地内にはダンジョンが２つも生えていると言う。 　そんな町の自治会では、とにかく探索者が寄り付いてくれないと頭を悩ませていた。それもその筈、この町の所有ダンジョン数は他の町と較べると軽く２倍以上。オーバーフローに対処する労力は相当なモノを必要とされるのだ。 　そんな町の苦肉の策、探索者の誘致に無料の民泊案が浮上して―― 　とかモタモタしてたら、来栖家の敷地の裏庭に突然３つ目のダンジョンが爆誕！？

世界最速を目指しトレーニングに励んでいた高校陸上部エースの少年は、ある日、夜道を走っている際に車に撥ねられて死んだ。 気付くとひたすら真っ白な世界に転移させられた彼は、〝陸上男子短距離選手の筋肉が好きな女神〟に「妾のものとなるのじゃ。さすれば何でも望みを叶えてやるからのう」と迫られたが、「嫌だ。何かキモいし」と拒否する。 怒り狂った女神は、「交通事故に見せ掛けて其方を殺したのは、妾じゃ」と告白する。 最強スキルも魔法も剣技もやらんと吐き捨てた彼女は、〝必ず一つは持たせる〟という転生ルールに則って、「脳筋バカにはお似合いじゃ」と、固有スキル【筋トレマシン召喚】を少年に与える。 怠惰だが才能溢れる悪役貴族スピッドに転生した少年は、女神に封印されていた前世の記憶を五歳の時に思い出す。 と同時に、脳内に語り掛けてきた〝サポートシステム〟によって、ここがゲームの世界であることと、今後は様々な破滅フラグが襲い掛かってくること、最初の破滅フラグは十年後で、回避しなければ確実に死ぬことを知る。 「速くなって、どれだけ破滅フラグが襲い掛かって来ようが、追い付けなくしてやる！」 これは、女神によって殺され、悪役貴族に転生した少年が、固有スキル【筋トレマシン召喚】で極限まで鍛えて、〝スピード〟で全て解決し、女神に対して無自覚ざまぁする物語。 （※基本的に更新は、１９時過ぎ頃にしようと思っています）

いつも通りネカマで姫プをしていた主人公は、ある日突然クラン追放を言い渡される。逆ギレした彼はその場にいた全員をキルしてログアウト。最近発売された新作VRMMOでソロプレイでもしてこの心を落ち着かせようと、彼———雪宮ユキは『オリジンズ・ウォー』に手を出すこととなる。そして、適当に遭遇したプレイヤーを笑顔でPKしたり、NPCを怖がらせたり、突然巨大な化け物になって街を襲ったりしていると……いつの間にか彼は魔王と恐れられるプレイヤーになっていくことに！？ カクヨムでも掲載しています。

チートの時代は終わった──転生前に己を鍛えよ。 東郷雅臣、二十二歳。魂を宿す絵を描く若き画家は、異界の侵略で命を落とす。 死の先で出会った宇宙の創造主・アステリュア＝コスモは、“十柱の武神”と“知の管理者”を遣わし、三年の修行を課した。 この修行に雅臣は英雄になる夢を語り、地球と異世界、二つの世界の救済を宣言。更に追加提案をする。 九種の武器術、絵に命を宿す召喚術《画竜点睛（アーツクリエイト）》──限界を超える試練と引き換えに手にした力を胸に、雅臣は異世界〈エリュトリオン〉へと降り立つ。 そこは数百の勇者を返り討ちにしてきた邪神の支配地。召喚術は封じられ、使えるのは雅臣だけ。 仲間と共に、神々の“想い”と絵筆を武器に、絶望の世界を描き変えていく。 地球と異世界──二つの世界の運命を背負い、クロスオーバー型の壮大な戦いがいま幕を開ける。 世界初の形式「準備型転生」による、新たな絵と魂の創世戦記──銀河流ライト文芸、ここに始動。 ※準備型転生の構造を描くため、序章24話構成になっております。 準備型転生の原型は過去に存在していましたが、明確な提唱・定義・分類したのは銀河革変です。

　女子高生が事故に巻き込まれて転生したら中戦車だった。 　女子高生の陸路千波(むつろちなみ)はいつもの様にトレーニングを兼ねてロードバイクで通学中事故に巻き込まれる。 　目覚めた先は異世界。そこは剣と魔法の世界。ただ、転生した身体は勇者でも貴族の令嬢でも無く、神聖大八洲魔導帝国製の『九七式中戦車チハ』だった。 　千波の願いは、のんびりモフモフでグルメなスローライフだったはずなのに……。 　普通の異世界ライフを楽しむために、ケモミミ幼女の宿屋やテンプレイベントの冒険者ギルド、美味しい謎肉の串焼き屋さんを求めて、ちょっと性格と口の悪いオペレーションシステム『チハたん』と共に異世界を旅する千波。 　喪服の美女や、帽子で顔を隠した車掌さんに宇宙海賊も出ないこの旅の果てに千波は生身の体を手に入れる事が出来るのだろうか。 　 　転生後しばらくは主人公ちょっとアホの娘ですが、徐々にそれなりの娘になって行くかと思います。 　生温かく長い目で見てやってください。

――未亡人のママさんはお好きですか？ とある少年が、異世界に転移しました。 名前は、桐山真一。 １５歳の日本人の少年です。 転移した彼は、何でもわかる目……『真眼』を手に入れていました。 せっかくなので、その力で、異世界を満喫しようと決めました。 その矢先、偶然、金髪幼女（９歳）を助けることになり、結果、その母親である美しい女冒険者（２７歳・未亡人）とも仲良くなって、彼の異世界での新しい日々が始まったのでした。 ※この作品は『ノベルアップ＋』様でも公開しています。

伯爵家の三男坊のノッシュ=ノールは18歳の誕生日の朝に前世の記憶が甦る。 前世の彼は天寿を全うしたものの、生涯独身どころか恋愛経験ゼロのまま人生を終えてしまった日本人だった。 その彼の末期の願いは「次に生まれてくる時は十代で彼女ができて二十代で結婚できる人生を……」というものだった。 その願いが叶ったのか、今日は公爵家令嬢との婚約の儀が執り行われる日。だが、この縁談は家同士が決めた所謂政略婚だった。 婚約の儀では早速婚約者であるアルヴァ公爵家の令嬢テシリアに強烈な塩対応を受けるノッシュ。 そんな塩対応にも関わらず、ノッシュは少しずつテシリアに魅かれていく。 訓練用ダンジョンの運営、隊商護衛の仕事、果てはテシリアと因縁がある有力貴族の次男との決闘など、様々な出来事を経験していくうちにテシリアとの距離も縮まっていくようにも思えた。 そうしているうちに王国内の街道に魔物が現れたと知らせが入る……。 前世に続き現世でもブサメン非モテのノッシュが、様々な困難を経験しながら、本当の恋を求めて不器用に突き進む。 ※カクヨムでも公開しています。

あらすじ 「カミ」は人類を見限った。 かつて栄華を誇った人類〈トヒ〉は滅び、カミによって選ばれた生物――ナチュラビストに未来は託された。 だが、その平和は虚構に過ぎなかった。 夢を奪われ、家畜として扱われるトヒ。 封印されたルーン石を巡り、種族同士の思惑が交錯する。 そして水面下で蠢く“見えぬ影”――。 片腕の猫戦士ノラは仲間と共に旅に出る。 夢は幻か、それとも未来を照らす光か。 ナナシの大地を巡る試練が、いま始まる。

## 世界設定 「ノアステラ」と呼ばれる剣と魔法の世界。獣人が大多数を占める「ヴァルシオン王国」を舞台に、異世界召喚された少年の運命が紡がれていく。 この世界ではスキルという特別な能力が存在し、人々の生活や社会構造に大きな影響を与えている。ユニークスキルを持つ者は稀少で、時には英雄として、時には人間兵器として扱われる。 主人公 藤宮 蓮（ふじみや れん）、通称「レン」は突如として異世界に召喚された人間の青年。治癒の力を持つ 人間でありながら獣人社会の中で成長していく蓮の物語は、異なる文化や価値観に触れつつ友情や愛情を育んでいく温かな側面と、世界を揺るがす巨大な陰謀に翻弄される緊迫感を併せ持つ。 ヒロイン グレイス・アルヴェイン - 熊獣人の騎士団長。屈強で寡黙な彼は主人公にとって頼もしい保護者であり、やがて大切な存在となっていく。 本作品の獣人は獣が二足歩行になったようなイメージです。 18禁描写はありませんのでご注意ください。 処女作のため、かなり拙い内容になっていると思います 生暖かい目で読んでいただけますと幸いです。

日本のスーツアクター石上護は、ある日の撮影中、突如として異世界のドーラッド王国に召喚された。 勇者として魔王を倒してほしい、という国王に違和感と戸惑いを覚えつつ、第一騎士団長アルディスらから剣と魔法、異世界の知識を学ぶことになる。 生活になじんだ頃、第一騎士団と共に魔族退治に向かう護。 そこで、十年前に失踪した元ベテランスーツアクター近藤重敏、九年前に王国から姿をくらませた前第一騎士団長マクシーニ、その他召喚された地球人や亜人種の混成部隊が待ち受けていた。 近藤と刃を交えることになった護。しかし実力差を埋めることはできず、拉致される。 彼らの根城で聞いた、近藤とマクシーニの過去。それは、護の感じてきた違和感と黒い気配の正体を明らかにするものだった。 一方、護が誘拐されたことを叱責するドーラッド国王。だがすぐさま同盟軍を編成し行軍する。 同盟軍が用意した切り札は、護たちと同じ地球からの召喚者。 だが彼は、勇者と呼べる男ではなかった。ゲーム作品のロボットを創造し、他責思考と残虐性のまま敵味方なく蹂躙するほどに。 彼を止めるために、護と近藤はそれぞれの戦隊ロボで立ち向かう。 激闘の末、２人はロボットを倒した。だが、護を凶光が襲う……。 ※カクヨム、エブリスタにも同内容で投稿しています。

　内守勇輝は、運悪く地震で出来た地割れに呑み込まれ、気付けば剣と魔法が息づく異世界へと降り立っていた。 　何故か肉体は高校生くらいの頃に若返り、その瞳には不可思議な魔眼を宿してしまう。闇夜であろうともあらゆる物体、生命から発せられる極彩色の光を認識できるようになった勇輝は、最初に辿り着いた村でゴブリンの襲撃を退けることに成功する。 　その後、盗賊に追われながらも村で知り合った冒険者たちと共に命からがら、ファンメル王国・首都オアシスに辿り着き、魔物の討伐や薬草の採取で生計を立てる冒険者として活動を始めることになった。 　多くの出会いに救われ、異世界からの帰還の手がかりを探していく中で、怪しい魔の手が彼とその周囲に忍び寄る。 　迷宮（ダンジョン）の奥深くに隠された謎、不老不死を追い求める謎の組織、一定周期で復活するとされる魔王などを前に、生きて元の世界に戻ることができるのか！？ 「――――あぁ、とりあえず把握したよ。絶体絶命、大ピンチだってな！」 　時には仲間とドタバタ騒ぎ、時にはヒロインとドキドキハラハラな恋愛模様を繰り広げる努力系主人公の異世界探索記。ぜひ楽しんでください！ 現在、スマホで読みやすくするために、お試しで改行を多めにする作業をしています。まだ、改行がされていないページが多くありますが、どうぞご承知おきください。 三百万文字を超える長編異世界ファンタジー始まります！ ●[日間]異世界転生/転移〔ファンタジー〕 で153位（2025/07/31(木)） 毎日19：00更新！ 【無断転載禁止】

『――異世界スゴロクへようこそ。』 　全てはこのひと言から始まった。 『――これは、ゴールを目指しながら様々な世界を旅するゲームです。』 　僕らは密室に閉じ込められ、このスゴロクをクリアしないと、ここからでる事ができない状況に置かれていた。 　剣と魔法のファンタジー、農業スローライフ、海賊が暴れる海、悪役令嬢。 　ルーレットを回し、様々な世界へ転移してミッションをクリアしなければ戻って来られないルールだ。 　誰がこんなゲームを仕掛けたのか？　 　その目的は？　動機は？　そして、僕らが選ばれた理由は？ 　全てが謎に包まれたまま、危険と隣り合わせの冒険に足を踏み入れる。 　……はたして、生きてこの部屋からでられるのだろうか？ ※本作は、ネオページにて『契約作品』として掲載しているものです。その為、更新頻度はかなり遅くなります。 もし気に入って頂けたら、ネオページの方にも遊びに来てください。と言うか登録して是非是非♡とかよろしくお願いします(*´▽｀*) 　

　S級クランから――、 　『暗黒騎士はイメージが悪い』、 　『四十路のオッサンはいらない』 　そんな理不尽な理由で追放されたギリアム。 　しかし彼は、その瞬間に決意する。 　「ならば俺は、子供のころの夢――“自分のクランで大冒険”を果たしてみせる」 　ただし“Sランク暗黒騎士”の姿は人に恐れられる。 　だからギリアムは、正体を隠し《治癒師》としてFランクから再出発することにした。 　誠実で実直な姿に心打たれ、仲間が一人、また一人と集まってくる。 　――自称「影武者」の第三王女。 　――自称「ダークヒーラー」の清楚系聖女。 　――自称「どこにでもいる魔術師」の最強賢者。 　彼らの正体は世間を揺るがす存在ばかり。 　気づけばギリアムは『SSS最強クラン』を築き上げていた。 　一方、彼を切り捨てたS級クランは……凋落の一途を辿っていく。 　これは、“無能”と追放されたアラフォーが、暗黒の力を隠し持ちながら治癒師として仲間と共に成り上がり、やがて世界最強へと至る物語である。 　 =================== ※タイトルの★＝別視点 ※小説家になろうでは時間不定期の毎日投稿 　カクヨムでの最新話の毎日投稿（※18：17予定）

　その日、平凡な高校生スバルは、弟カナタと共に信号無視のトラックに轢かれ短い人生を終えた。たまたま他の世界が滅んだ関係で待機時間0での転生を死神に勧められ、テイマーとして剣と魔法の世界に転生する。安心安全な生活のため、強いモンスターを死神にねだり、授けられたモンスターはもふもふの見たことない生き物！？使える魔法は「果物生成」！？果たしてスバルは安心安全に暮らしていけるのか。 毎日更新予定です！ニ章スタートしました。 　

私は神を殺す――。その愛で世界を歪めた女神を。 ------- 私は「呪われた子」と呼ばれている。 私がいると「ゼタ」と呼ばれる魔物が現れるからだ。 私は四歳で故郷を失った――私のせいで現れたゼタたちによって。 十二歳で屋敷を飛び出し、その後の四年間、私は町から町へと彷徨った。 ようやく辿り着いたベルドの町で、私は「転生の魔女」メルタナーザと出会う。 そして、ジルという運命の女性とも――。 ――運命の輪が再び回り出す。 --------------- https://syosetu.com/site/isekaikeyword/ の規定により、 > 主人公が「現実世界」から「異世界」へ転生もしくは転移する要素が存在し、主な舞台が「異世界」である。 となるので、転生要素はありますが、「異世界」 to 異世界であるため、「異世界転生」のタグはつけておりません。

混沌の神による「世界リセット」を阻止し、救国の英雄となってから数ヶ月。 聖女アイリスは、貴族のお茶会や式典に追われる息の詰まる毎日と、自らが抱える「嘘」に苦悩していた。一方、彼女の仲間たち――ギル、ジーロス、テオ、シルフィ――も、それぞれ与えられた名誉ある地位で、周囲に多大な迷惑をかけながらも混沌（カオス）な日常を謳歌している。 そして、全ての元凶である引きこもり王子ノクトは、最高の安眠枕と超高速回線を手に入れ、塔の中で完璧なゲーム三昧の日々を再開。今やアイリスの脳内に届くのは「限定ポテチ買ってこい」という俗な指令のみ。 誰もが、この騒がしくも平和な日常が続いていくと信じていた。 だが、その平穏は、二人の招かれざる客によって打ち破られる。 一人は、元・魔王軍幹部「氷の人形遣い」レイラ。アイリスへの常軌を逸した執着から、王城に芸術的な氷像を送りつけるなどのストーカー行為を開始する。 もう一人は、「幻惑のゲームマスター」ミスト。アイリスの背後にいる「神（ノクト）」を一方的にライバル視し、王都全体を巻き込んだ迷惑な謎解きゲームを仕掛けてきたのだ。 最悪なことに、この二人のストーカーはひょんなことから手を組み、史上最低の迷惑コンビを結成。彼らの仕掛ける魔法的な嫌がらせは、ついにノクトの完璧なネット環境に致命的な「ラグ」を発生させ、二百時間以上を費やしたゲームのセーブデータさえも破損させてしまう。 「俺の…二百時間のプレイ時間が…！」 自らの神聖な引きこもりライフを破壊された神の怒りは頂点に達した。これはもはや世界の危機を救う戦いではない。ゲーマーの私怨が全てを凌駕する、迷惑なストーカーたちへの、最も陰湿で、最も悪趣味な復讐劇である！ 不本意な「神」と勘違い聖女の、迷惑すぎる英雄譚、第二幕の開幕！

　これは、あなたの持つ『正義』のお話ではない。 　強すぎる正義感を持った警察官・成田正義は、真の正義が無い世界に絶望して自ら命を絶つ。しかし、正義の境遇を嘆いた神は彼に正義を成すための力を付与し、少女・テミスとして異世界へと転生させる。 　しかし、新たに降り立った世界もまた、テミスの望んでいた世界ではなかった。そこは、少数の強者が弱者の犠牲の上に享楽を貪り、弱者は愚かな多数となって正しき少数を蹂躙する世界。 　そんな矛盾を孕んだ世界に嫌気のさしたテミスは、自らの『正義』を貫く事を決意する。 　様々な『セイギ』がぶつかり合う世界で、テミスの貫く『セイギ』の行方を追う物語。 　※毎日投稿の限界に挑戦中。（18時頃予定）

【11000PVに感謝を】 　孤独だった前世を過ごした、三十代の医師。 　生まれ変わった世界で、彼が初めて手に入れた宝物は。 　黒曜の髪と、蒼玉の瞳を持つ、心優しきエルフの女性アンリエッタだった。 　だが運命は、そのささやかな幸福さえも、許しはしない。 　彼女を取り戻すため。 　少年は剣を取る。 　絶望の旅路の中で彼は出会う。 　かつて仲間を全て失い、それでも、誰かを信じることを選んだ女性に。 　忠義の意味を見失い、それでも、誰かを守ろうとする、騎士を夢見た青年に。 　これは、ただの救出劇でも、冒険譚でもない。 　絶望を知った魂たちが、互いの傷を寄せ合い、そしてかけがえのない「家族」になっていく。 　極絶の「黒」と、救済の「蒼」が織りなす、愛と宿命の物語。 　＊カクヨム様、小説家になろう様、二つのサイト様にて掲載中です。 　＊残酷あり、暴力あり、性描写ありは保険であり、過度な表現は今のところございません。