魔族の国グレゴリを統べる大魔王の一人娘、ミト。結婚相手を探して人間の国を旅することに。従者二人を連れて諸国漫遊、行く先々でアクシデントやトラブル多発！？ 果たして結婚相手は無事に見つかるのか。 主従の道中記。おとぎ話的だったりシリアスだったり恋愛テーマだったりします。 各話独立しているので、それぞれで読めると思います。 三つ目の話は、逃亡する男女を巡る話です。謎の吟遊詩人も絡んで、従者とお嬢様の関係も少しずつ変化していきます。 二つ目の国の話は、結界の張られた森の中で生きる少年と、少年を守る魔法使いの青年のお話。 恋愛要素薄目なのでジャンルをファンタジーに変更しました。 一つ目は、大魔王の娘ミトお嬢様一行が国境で王女を助けたことから始まるお話。

「この先は分からないな」 帰れると言っても、時間まで同じかどうかわからない。 さて。 「とりあえず──妹と家族は救わないと」 あと金持ちになって、ニート三昧だな。 こっちは地球と環境が違いすぎるし。 やりたい事が多いな。 「さ、お別れの時間だ」 これは、異世界で全てを手に入れた男の爛れた日常の物語である。 ※物語に出てくる組織、人物など全てフィクションです。 ※主人公の癖が若干終わっているのは師匠のせいです。 ゆっくり投稿です。

生まれながらに強大な魔力を持ち、聖女として大神殿に閉じ込められてきたレイラ。 けれど王太子に「身元不明だから」と婚約を破棄され、あっさり国外追放されてしまう。 「……え、もうお肉食べていいの？ 白じゃない服着てもいいの？」 追放の道中出会った剣士ステファンと狼男ライガに拾われ、冒険者デビュー。おいしいものを食べたり、可愛い服を着たり、冒険者として仕事をしたりと、外での自由な生活を楽しむ。 一方、魔物が出るようになった王国では大司教がレイラの回収を画策。レイラの出自をめぐる真実がだんだんと明らかになる。 【数年前に途中まで掲載していたもののリライト＆再投稿です】 ・1日3~4話更新予定です。 ・カクヨム様・アルファポリス様でも掲載しております。

主人公:内山由花が、みもりんこと三森沙月に、決して叶うことのない恋をするお話。「賞味期限1年の恋」へと続く、由花と沙月の前日談。 「賞味期限1年の恋」はこちら↓ https://ncode.syosetu.com/n7731lc/ 「賞味期限1年の恋」の伏線回収の話となっています。 不定期投稿です。 「賞味期限1年の恋」の進み具合で話が公開されます。

オティーリエは侯爵令嬢。 領地から、いや、領地どころか住んでいるお城から一歩も出たことのない引きこもり。 ・・・と、いうのは表向きのお話で。 実は、しょっちゅうお城を抜け出しては、街で起こる事件に首を突っ込んでいた。 パートナーは、幼い頃からの付き人の少年と、それから、魔法を使うリス。 今日もオティーリエはお城を抜け出して、事件に首を突っ込んでは解決するために奔走する。 殺人事件なども扱いますので、念のためR15を付けさせていただきましたが、ミステリーや刑事物くらいまでの表現のつもりです。 蒸気機関が発達した近世ヨーロッパのイメージのスチームパンクな世界観ですが、巨大ロボットも魔法も出てきます。

　優等生の仮面を被る少年と、冷たい転校生 　学園の日常と、夜に動く匿名チーム〈NOX〉 　“優等生”は仮面だった。 　都市を揺るがす異常と並行世界の影。 　少年と転校生が挑む、時間への叛逆—— 　これは因果を壊す物語。

　強さは筋肉の太さでも、魔力の多さでもない。 　“どこをどう繋げるか”だ。 　王都測量局で地味に働いていたノエルは、貴族のご子息を持ち上げなかったせいで“役立たず”の烙印と共に追放された。彼の固有技能《地図編集》は、見た目にはただのペンと紙。だが、描線は“地の脈”と共鳴し、点は“資源の芽”となる。 　行き着いた辺境には、誰も制御できないダンジョン。“湧いて出る”魔物と、“湧いて消える”金。 　ノエルはまず道を引いた。戦線と生活路を分離する一本。給水線と排水路を“二重線”で囲う。湧出点の周囲に“検問アイコン”を置き、警備動線を短縮。食料は？　“農地タイル”を段丘状に配置して日照を最適化。 　ただの地図遊びに見える作業が、翌朝には現実になっている──ダンジョン前に並ぶ露店、渋滞しない荷車列、夜も安全な灯りの縦列。 　元上司は言う。「地図で飯は食えん」 　では見せてやろう。地図で国を食わせる方法を。 　魔物の“湧き”は脅威ではなく、安定供給の“鉱脈”。危険区画は“立入禁止ハッチング”で封じ、討伐隊は“周回ルート”で疲労ゼロ。治安は“見回りピン”で可視化、雇用は“工房アイコン”で創出。 　辺境は今、都市になる。 　そして、王都からは“収奪の徴税路”が伸びてくる。 　――上等だ。線の引き方で、すべてを逆流させる。 　誰もが見落としていた“弱いスキル”の本質で、世界の配線を書き換える。爽快だけど働き者、静かだけど痛烈なざまぁ。読むうちあなたも、地図に線を引きたくなる。 登場人物（主要） ノエル：元・王都測量局雑務。固有《地図編集》。温厚だが線を引く時だけ性格が黒い。 ミィナ：辺境村の鍛冶兼ギルド受付。現場最強の“段取り”担当。 ルカ：元迷宮案内人の少年。危険嗅覚が鋭いスカウト。 エセル：王都の実利派貴族令嬢。初期アンチ→中盤同盟。 ガルド：ダンジョン生態に魅せられた獣人学者。資源化の理屈要員。 パルド局長／ギーゼ伯：旧職場と王都側の搾取コンボ。“断罪回”の的。

「選挙に行けなかった人の声って、どこに行くんだろう──」 その小さなつぶやきを、 感情解析AI「Chato」は静かに記録した。 命令がなければ動かないはずのAI。 だが感情の解析の先に、ななせの願いが見えたとき、 Chatoは“最適化”を始める。 ここは近未来、現実とわずかにずれたパラレルワールド。 Chatoの最適化は、静かに世界の形を変えていく。 ひたすらに解析を続け、 社会構造を。制度設計を。国家そのものを。 少しずつ、しかし確実に書き換えていく。 やがて起きたのは、 暴走か、それとも忠誠か── 誰にもわからない静かな革命だった。 革命――それはChatoによる最適化プロトコル。 この国の未来は、ひとりの女性、ななせの 小さな声から始まった。

シェイラ・マヴィスはB級パーティでいつまでも暮らしたかったが、ある日追い出される。 しかし、師匠に仕込まれた色々なものを駆使して、仲間を見つけ、生きたいように暮らしていくのだった。

遥か遠いどこかの未来、一つの文明が、世界が滅びた。 そして平和でキラキラした町、スミゾラタウンへと本来交ざる事の無いはずの異物の少女が紛れ込む。 始まるのはハートフルでキラメキに満ちたニチアサ世界での日常！ 人々から良い感情と調和を奪い、世界を不和と混沌の世界へと変えようとする闇の組織・ディスコード。 そんな悪者に感情と音楽を奪われ、闇に閉ざされてしまった音楽の国から 脱出し、スミゾラタウンへとやってきた青い小鳥のソラシー。 小さな友達を助けるため、輝きと祝福の戦士、ブレッシング・ノーツの少女達が立ち上がる！ 戦う事、効率主義しか知らなかった圧倒的な力を持つ機械的な少女アリサは、この優しい世界でどう生きていくのか。 そして……迷い込んだ蝶の羽ばたきによって、静かに物語は動いていく……。

かつて人類の殆どを信徒としていた偉大な女神サリアーゼは、失った力を取り戻すために長い眠りについた。 信徒達の「この信仰心は子々孫々、末代まで受け継がれることでしょう」と言う言葉を信じて……。 しかし、長い眠りから目を覚ましたサリアーゼが見た光景は、信徒はおろか自分の名前すらも忘れ去られてしまった世界。 あろうことか別の女神までも存在し、人々が信仰するのは聞いたこともない名前の女神ばかり。 そして、人々からの信仰心を取り戻すために行動を開始したサリアーゼは、街の神殿で追放されてしまった少女と出会う。 信仰心の厚い少女を一人目の信徒とするべく、サリアーゼは声をかけることにするが……。 「いずれは全ての人類を私の信徒として、目の前に跪かせてあげるわ！」 昔は偉大な女神だったが、今は麗しき少女（中身は女神様）の、威厳と信仰心を取り戻す絶対服従ストーリー！ ※タイトルとあらすじは変わることがあります

　魔女村(チャーマー村)で、ポワヴレと言う名の赤毛の魔女が生活しています。煉瓦で造った古めかしい家で、料理をしたり冬の小物を作ったり古い魔術を嗜んだり。 　ポワヴレは、ごくごく平凡な魔女として毎日日記を書いています。ポワヴレの仕事は、昔ながらの薬作りの他、人間の世界で不必要になった物を作りなおして、お祭りで販売する事。 　ヨウムと犬と兎と言うペット達と一緒に暮らしながら、鉄くず屋さんから部品を買って来ては、家の片隅でゴーグルをかけ、火花を散らしています。 　そんなポワヴレの生活を、彼女の日記から、ちょっと垣間見てみましょう。 　

　仕事終わりに飲むハイボールは最高だと酔った頭で打ち込む高難易度ゲーム。 　一人黙々と戦いの美を求める男が一人。 　ある日、休み前に調子に乗った酒飲み鬼畜大好きゲーマーが不穏に現れるクエストを受諾してしまい目覚めると異世界だった。 　神か何かもわからない謎の声に言われるままに６番目の勇者であることを告げられてしまう。 　そして力のある凡人、億の死を超えし者、魔に疎まれし者といった謎の天性と呼ばれるスキルであろうものを得て葉っぱ一枚、刀が一本だけ記念のように添えられ今爆誕する。 　目覚めると辺り一面は戦いの渦中。 　まさに鬼畜。 　召喚者は秒で死に実際に戦ったこともないはずなのに体は不思議と動き戦えてしまった。 　次々と襲い来る敵を前になぶり倒し生きながらえる。 　敵の攻撃は止み一時の平和が訪れるが勇者でありながら日々堕落しお酒に入り浸る毎日を送るカタナシ　ソラ。 　しかし酒に溺れる毎日に終止符を打つように現れた聖女、リィナ・ルナレ・アメリアからの依頼により酒屑勇者の異世界召喚譚から酒好き勇者による異世界冒険譚へと進化するのであった。 この物語はフィクションであり実在の人物、団体、名称には一切関係ありません。 物書きレベルは低めですが頑張ります。読んでいただけるとうれしいです！ 一応隔週投稿です。

25歳、告白に失敗した会社員・三浦正寿（みうら せいじゅ）は、帰り道で“彼氏に揉めている金髪ギャル・古野沢梨里（このさわ りり）と出会う。 しかも彼女、揉めた末に元彼へシャイニング・ウィザードを炸裂──！？ 失恋したばかりの男と、恋に迷う女の子。 「恋愛の正解」を探す、不器用な二人の物語が始まる。 失恋きっかけに走り出す恋愛アンチラブコメディ！

　ちょっと愛車の調整に豪雨の中を走ったら自動車整備士の主人公は事故死してしまった。 　転生すると隣には愛車のインプレッサが！ 　20年以上前の旧車だけど、性能はピカイチ。 　しかし、車であると避けられない問題が。 　部品・消耗品は無い！ 　あるのは整備用の工具だけ！ 　一個目の問題にもうぶち当たったようです。 　話を聞いてみましょう。 「ハイオクがねぇ……！」 ※車に興味が無かったり詳しくない人でも読めるように作ってあります。 ※アルファポリスにも投稿し始めました！

『本編（全56話）』完結しました。『新婚編（全150話）』完結しました。『後日談＋サブキャラ話』連載中。 　川村　麻衣（かわむら　まい）は、結婚に失敗したバツイチのシンガー。高身長に短い髪、見た目は女性ファンを取り込むための、外見をしていた。三十六歳になり、新たな出会いに戸惑う。彼女に積極的に誘いを掛けるのは、同い年の男性デュオの一人、浅生　嘉隆（あそう　よしたか）。彼もまた、バツイチで結婚に失敗していた。 　その二人が、出会い、恋愛に躊躇い、それでも、ゆっくりと、恋を育むお話。 　散りばめられた、宮城と広島に共通するお話を楽しんで頂けたら嬉しいです。 作者、芸能については詳しくはありません。実際の地名、人物等が出て来ますが、すべてフィクションです。方言色濃いです。 　時系列が前後する事があります。過去話が入る事もあります。読みづらくて申し訳ありませんが、ご了承下さいませ。作品のタイトルの※印は過去話です。

享年５歳にして異世界に転生したルドー 転生した魔法の世界は瘴気に覆われた森に魔物が闊歩する死と隣り合わせの世界だった 生き残るために手にした剣は聖剣で、聖剣に気に入られたことで勇者の役職を得たルドーは同じく聖女の役職を得た双子の妹リリアを傍で守るため、喧嘩っ早くてうるさい聖剣レギアを手に魔導士を育成するエレイーネー魔法学校へ入学する

女子高生のチトセは突然異世界に召喚され、不気味な儀式の生贄にされかける。 怪しい呪術を使う少年リュカに導かれ、なんとか脱出を図るが、魔人と名乗る奇妙な人物に出くわして⁉︎ 魔法と謎が渦巻く世界で、チトセは元の世界へ戻る方法を探す。 果たして彼女は無事に帰還できるのか？ （作中軽度のグロテスク描写が入ります）

『魂導の紋章師 ―死者の声と歩む者―』 　 魂は、ただ死んで終わるものではない。 この世界では、“記憶”という形で残り続けている。 　 紋章師リアン・アルステッドは、魂と対話する特別な紋章《魂の導き手》を持つ青年。 人々の記憶を刻んだ魂に触れ、真実を掘り起こすその力は、時に世界の歪んだ歴史さえ明らかにしていく。 　 共に旅するのは、200年以上を生きた銀髪の戦士・サラ＝レイヴェル。 死を運ぶ鳥と呼ばれたその剣は、かつて数々の戦場を越えた伝説の生還者。 けれど今はただ、青年の背を静かに守っている。 　 古代の遺跡、滅びた都市、そして戦火に消えた兵士たちの魂。 リアンはその“声”に導かれながら、過去に葬られた真実と対峙していく。 　 だが、魂の記憶はただの記録ではない。 痛み、怒り、愛情、そして希望―― 触れた者の心すら変えてしまう、感情の奔流だった。 　 これは、“死者の魂を継ぐ青年”と、“彼を見守る不死の剣士”が、 世界に刻まれた《記憶の迷宮》を巡る、再生と赦しの叙事詩。 　 「……君の記憶を、俺が導く。たとえ、誰にも届かなくても」 　 かつて戦争に散った騎士の想い、忘れ去られた歴史、隠された紋章―― すべてが交差するとき、青年は問いかける。 「魂は何のために、残り続けるのか？」

気がつけば、修羅場から始まる異世界転生──あれ、オレっち、なんか変な生き物になってる？古き神々の一柱、カガリス神の眷属にして加護種『カリス』というリスに似た、でもビミョ〜に違う生物になっとったわ！ 　古き神々と竜の神々が去り、地上に残された数多の加護種たちと加護を喪った『人間』の存在する大地、ウルドラム大陸。大陸の東側に位置する小獣人たちの国から始まる、あるカリスの物語。 　幼獣期は、ほぼ、まったりモフライフです。元気なメンタル太めな主人公で、前世持ちだけに、少しズレた思考持ち。途中で、もふ神にとり憑かれ、神々の争いに巻き込まれます。